ページが見つかりませんでした – アイデア総研 http://idea-soken.com アイデアの発想から企画書の作成・パワーポイントの使用法・プレゼンテーションの基本など、企画に携わるすべての方に有用な情報を発信します。 Tue, 02 Mar 2021 13:23:30 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.7.11 バラバラな単語からアイデアを量産するランダムワード発想法を紹介! http://idea-soken.com/random-object http://idea-soken.com/random-object#respond Fri, 26 Feb 2021 14:29:17 +0000 http://idea-soken.com/?p=4272 こんにちは、アイデア総研の大澤@idea_sokenです。 アイデア総研の記事の中で何度も触れているように、アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせに過ぎません。 つまり多くのアイデアを効率よく生み出すためには、既存の要 […]

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こんにちは、アイデア総研の大澤@idea_sokenです。

アイデア総研の記事の中で何度も触れているように、アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせに過ぎません。

つまり多くのアイデアを効率よく生み出すためには、既存の要素の新しいパターンの組み合わせを片っ端から効率よく試していくことが有効です。

今回は海外サイトThink Jar Collectiveより、バラバラな単語からアイデアを量産するテクニック”ランダムワード発想法”をご紹介したいと思います。

この方法を用いれば、手軽にほぼ無限の新しいアイデアを生み出すことができるようになります。

もし可能でしたら、お手元に辞書をひとつ用意してからこの続きを読んでみてください。

では早速ご紹介したいと思います!

ランダムな単語からアイデアを量産するテクニック

一見して関連性のないランダムな単語は、湖に落とされた小石のようなものです。

単語同士のもつ関連性やつながりがうみだす波紋が、ハッと驚くようなすばらしいアイデアを生み出すこともあります。

今回は、ランダムに選んだ単語からアイデアを量産するテクニックをご紹介いたします。

 

アイデアのもととなる、まったく関連のないランダムな単語を選ぶ方法はいくつかあります。

 

お手元に辞書は用意できましたか?

どのページでもよいので適当に辞書を開いて、目を閉じてページの中の単語を指さしてランダムに選んでみましょう。

選んだ単語が名詞でないなら、次に登場する名詞まで飛ばします。

別の方法として、適当なページ数(たとえば22ページ)を思い浮かべるのもアリです。

そしてそのページ内での単語の位置を思い浮かべます(たとえば10番目など)。

そうしたら、辞書の22ページを開いて10番目の単語に進みます。

もし選んだ単語が名詞でないなら、最初の名詞にたどり着くまで飛ばします。

 

もしお手元に辞書がなかった場合は、他のどんな情報源を使っても構いません(たとえば雑誌、新聞、本、電話帳など)。

その場合も同様に、目を閉じて適当なページを開いてページ内のどこかを指さします。

そして指からもっとも近い名詞を選びます。

 

まずはこの方法を使って、5つの単語をピックアップしましょう。

(ピックアップした単語は、ノートなどにメモしておいてください)

 

今回アイデアの必要なテーマは”自動車を改善すること”だと仮定してみましょう。

 

今回ランダムな単語リストから選んだランダムな単語は、次のようなものになりました。

  • アポロ13
  • 石鹸
  • サイコロ
  • 電気コンセント

では、これらのランダムに選ばれた単語をもとに、自動車を改善するためのアイデアを発想してみましょう。

(1) 特徴をリストにする

まずは1単語ずつ順番に、それぞれの特徴を書き出してリスト化します

右脳を働かせるために、その単語のかんたんな絵を描いてみるとよいでしょう。

そしてイラストをもとに関連する様々なことを考えてリストにしていきます。

例えば鼻の特徴

  • 形やサイズが異なる
  • ピアスや宝石で飾られることがある
  • 2つの鼻腔がある
  • もし怪我をしても治療することができる
  • 毛が中にある
  • 死と共に腐る

などが考えられるでしょう。

(2) 特徴と課題をつなげて考えてみる

次にそれぞれの特徴と課題を組み合わせ、なんらかのつながりを強制的に見つけます

つながりをみつけるには、比喩的な視点を用いるとよいでしょう。

たとえばつぎのような視点で考えてみてはどうでしょうか。

  • 私のかかえている問題はどのようなものか?
  • もし私の問題が~なら?
  • 問題と似ていることは何か?
  • ○○がどのように私の問題を解決するだろうか?

たとえば「2つの鼻腔がある」ことと「車を改善すること」をつなげると、2つの異なるエネルギー源を持つ車というアイデアが浮かぶかもしれません。

このアイデアは”電気と液体燃料で走るハイブリッドな車”などと解釈できるかもしれませんね。

(3) エッセンスは何か?を考える

つぎに、選んだ単語の定義やエッセンス(要素)は何か?を考えてみましょう。

さらにそこからアイデアが作れないでしょうか。

 

例えば、鼻のエッセンスのひとつに”臭い”があります。

臭いと自動車を改善することのつながりを無理やり考えると、様々な臭いに反応してドライバーに欠陥を警告する車、というアイデアが浮かんできます。

オレンジの花が咲くのを嗅いだら、ブレーキに欠陥がある可能性あり。

またはシナモンのにおいは、ガソリン漏れの恐れがある・・・など。

このようにそれぞれの単語に対して、定義や特徴のつながりをリストにします。

 

別の例として、アポロ13という単語で考えた場合はどうでしょうか。

アポロ13に登場した宇宙飛行士は、地球に戻るための緊急時の電源として月着陸船を使いました。

これを自動車と結び付けると”自動車のエンジンの再デザイン”につながるかもしれません。

電気の問題があった時に、町中の各家庭から電力を供給できる車などが考えられるでしょう。

特徴からの発想とは、また違った切り口のアイデアが出てくるのがわかります。

(4) たくさんのつながりをつくる

それぞれの単語をリスト化したあとは、グループの5つ全ての単語を使って可能な限りたくさんのつながりを考えます。

それぞれの単語を5分としてチャレンジしてみましょう。

時間が短いと感じるかもしれませんが、5分は脳を刺激するのに十分な時間です。

このわずかな時間のあいだにも、さらなるつながりやアイデアが生まれてきます。

ルーレットゲームのように考えてみよう

このアイデアの出し方は、一見してルーレットと似ています。

たとえばあなたがルーレットによるギャンブルに招待されたとしましょう。

ギャンブルに勝てばお金を受け取れますが、負けたら逆に払わないといけません。

ギャンブルで必ず勝つという保証はありませんが、長く続ければいつかは勝つだろうという気もしますね。

ゲームの勝敗は読めないにも関わらず、きっとあなたも何度もプレーしてしまうでしょう。

 

今回紹介したバラバラな単語による発想法を使って、ルーレットのように何度もチャレンジしてみましょう。

最初のステップは、やりかたを学ぶこと。

2番目のステップは、どうやってアイデアを出すかを学ぶこと。

3番目のステップは、この方法を何度も使って熟練度を上げること。

 

ルーレットゲームのようにこのテクニックを何度も使えば使うほど、オリジナリティの高いアイデアや問題へのクリエイティブな解決策が思いつく確率が増えていくはずです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

もとの記事では辞書や本を使用することが勧められていますが、スマートフォンやPCを用いても同じようなことができます。

電子ブックもしくは文字の多いWEBページを開き、画面を適当に指さして単語をピックアップしていきましょう。

そしてそれぞれの単語の特徴やつながりを考えていくことで、アイデアを生み出していきましょう。

 

また、この手法は発想のトレーニングにピッタリです。

社内研修などで発想法のトレーニングを教える機会がありましたら、ぜひランダムワード発想法を試してみてください。

 

引用元:Think Jar Collective

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【経営者・研修担当者向け】企画力/発想力研修のやりかた http://idea-soken.com/traning-method http://idea-soken.com/traning-method#respond Sat, 04 Jan 2020 15:01:38 +0000 http://idea-soken.com/?p=4244 こんにちは、アイデア総研の大澤@idea_sokenです。   本記事は企業の経営者の方と人事部門の研修企画担当者の方に向けて作成しております。 経営者の皆様は、自社の売上げ・利益を創出するという共通した目的を […]

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こんにちは、アイデア総研の大澤@idea_sokenです。

 

本記事は企業の経営者の方と人事部門の研修企画担当者の方に向けて作成しております。

経営者の皆様は、自社の売上げ・利益を創出するという共通した目的をお持ちのことと思います。

売上げ・利益創出のカギは一にも二にも人材にありますが、人手不足が叫ばれる現在優秀な人材を獲得することは容易ではありません。

優秀な新卒は絶対数が少ないため獲得に激しい奪い合いが生じますし、実力のある人材を中途採用するにもコストがかかります。

そうなると、やはりいまいる社員をいかに教育して伸ばすかが会社の成長のポイントになってきます。

人事部門の研修企画担当のかたも、いかに社員の成長をサポートする研修を企画するかで頭を悩ましていることでしょう。

 

ところで、あなたの会社ではこの一年間でどのような研修を実施しましたでしょうか。

ちょっと振り返ってみてください。

企画力/発想力研修をやってみよう

企業向けの研修で主だったものには、次のようなものがあげられます。

  • ビジネスマナー研修
  • コミュニケーション研修
  • リーダーシップ研修
  • チームビルディング研修
  • マネジメント研修
  • プレゼンテーション研修
  • モチベーション研修
  • リスク管理研修
  • ライフワークバランス研修 など

あなたの会社ではこの一年間にどのような研修を実施しましたでしょうか。

業種によっては、ここにあげた以外にも業界特有のスキルを学ぶ研修が存在するかもしれません。

これらの研修は業務をスムーズに行うためには有効かもしれませんが、売上げ・利益への直接的な貢献という面ではやや効果が薄いかもしれません。

また、競合他社と似たような研修を行っても、はっきりとした差別化は図りにくいかもしれませんね。

創造的人材を育てよう

ここであらためて、あなたの会社はどのような人材が必要かを考えてみましょう。

今の時代、ただ指示を待って言われたことを忠実にこなすだけの社員は必要でしょうか。

ビジネス環境がかつてないほどにハイスピードで変化するなかで求められるのは、自分の頭で考えて行動できる社員だけです。

このように「既存の仕事のやり方を踏襲するのではなく、現地現物で物事を判断したり、過去の物事を結び付けて新しい仕事を生み出す能力」を持つ社員を創造的人材と呼びます。

あなたの組織には何人の創造的人材がいますでしょうか。

ぱっと頭に何人かの優秀な人材が思い浮かぶでしょうが、その割合は全社員の1割に満たない程度ではないでしょうか。

このような創造的人材の割合を高めていくことが、企業の成長にもっとも必要なことといえます。

そのためには、その他大勢の社員を教育して創造的人材へと変化させていくことが求められます。

そして、その手段として必要な社員教育が企画力/発想力研修なのです。

あなたの会社でも、さっそく今年の社員教育計画に企画力/発想力研修を取り入れてみましょう。

自前かアウトソーシングか

研修を行うにあたり社内の人材に講師をさせて自前で研修を行うか、もしくは社外の研修会社にアウトソーシングするかの選択肢が生じます。

これにはそれぞれメリットとデメリットがあります。

自前で行う場合

  • メリット・・・費用がかからない、独自の教育ノウハウが蓄積される
  • デメリット・・・講師の確保が困難、適切なカリキュラムが組めない可能性がある

アウトソーシングする場合

  • メリット・・・実績のある教育ノウハウに基づいたカリキュラムが組める
  • デメリット・・・費用がかかる、自社の課題にフォーカスしきれない可能がある

本来であれば、ロールモデルとなるべき創造的人材本人が教育を担当するのがベターでしょう。

しかしそういった人材はたいていの場合エース格としてバリバリ業務に取り込んでいるため、教育担当としてアサインするには所属部門からの猛反発をくらうかもしれません。

また、天才タイプはものごとを当たり前に行ってしまうため、そのやりかたを客観的に整理して伝えることが苦手な場合もあります。

研修費用が確保できる場合はアウトソーシングすることも視野に入れながら、研修計画をたててみてください。

企画力/発想力研修の進め方

では早速、自前で研修を行う場合にどのようなカリキュラムを組むのが適切かについて説明したいと思います。

アイデア総研ではこれまで数多くの企業研修を実施しておりますが、業種にかかわらず研修の流れは次のようなものとなります。

  • ステップ1 創造力は誰もが持つスキルである
  • ステップ2 アイデアとは組み合わせである
  • ステップ3 たくさんのアイデアを効率よく生みだすためのメソッド
  • ステップ4 企画発想実習
  • ステップ5 プレゼンテーションおよび講評
  • ステップ6 創造力を鍛えるためのヒント

自前で研修を行う場合にも、この流れを踏襲することをおススメいたします。

なお、それぞれのステップの名称は適宜変更して問題ありません。

では、それぞれのステップについて解説していきましょう。

ステップ1 創造力は誰もが持つスキルである

最初のステップでは、アイデアを出すことの苦手意識を取り除くためのレクチャーを行います。

まず冒頭に、自分がアイデアマンだと思う人に挙手してもらってください。

私の経験上、ここで挙手する人はほぼ皆無だと思います。

そもそも、ほとんどの社員は自分の創造性に自信がないのです。

そしてこの研修の最終的なゴールは、最終的にアイデアを出すことの苦手意識をなくし、自分もアイデアマンになることができると思わせることにあります。

これ以降のすべてのステップは、自分にもアイデアが出せると実感させるためのワークを順次行います。

最初のワークでは、ノートや白紙に一定の時間でできるだけ多くのアイデアを書き出させてみましょう。

たとえば「ダンボールの使い方を3分間でできるだけたくさん書いてください」といった課題を出します。

時間を計り、ノートにできるだけたくさんのアイデアを時間内に記入させてください。

その結果をみると、30個のアイデアをかける人もいれば5個でギブアップしてしまう人もいるでしょう。

この段階ではあまりアイデアを書き出せなかった人は自信をなくしてしまいます。

そこで、もっとも多くのアイデアを出した人のアイデアを、そのままホワイトボードなどの書き出してみてください。

ホワイトボードに書き出してみると、多くのアイデアを出した人はひとつの言葉に関連する言葉をたくさん出しているのがわかります。

たとえば、先ほどの「ダンボールの使い方」のテーマの場合、ダンボールで服を作るというアイデアを思いついた段階で、関連する言葉を多く書き出すことができれば飛躍的に多くのアイデアがうまれてくるのがわかります。

この実例を見せてアイデアの数はその人の生まれ持った創造性ではなく、ちょっとしたテクニックで変わってくるという説明を行ってください。

つまり、あまり多くのアイデアが出なかった人もコツを知るだけで多くのアイデアを出すことができるということをこの段階で理解させましょう。

もし時間があれば、もうひとつ類似のワークを行うとその成果がよくわかると思います。

大澤
創造的人材の育成には、まずは自信を持たせることが肝心です!

ステップ2 アイデアとは組み合わせである

次のステップでは、アイデアとは何かについてのレクチャーを行いましょう。

たいていの受講者とは、アイデアとは天才的なひらめきであるという間違ったイメージを持っています。

アイデアマンはそのすばらしいひらめきを得ることができる人間で、常人である自分にはその資質は無いと誤解しているのです。

ここでぜひ伝えていただきたいのは「アイデアとは既存の要素の組み合わせである」という大原則です。

この原則に関しては『あなたも今日からアイデアマン!アイデアの出し方の方程式』のなかで詳しく説明していますので、参考にしてみてください。

また組み合わせによって生まれた事例についても記事内に列挙してありますので、一緒に説明を行うと理解が深まると思います。

この原則を理解することで、ひらめきを待つことなく機械的にアイデアを生み出すことが可能であるということをしっかりと伝えましょう。

上記の記事に登場する「アイデアのつくり方」には創造性を高めるためのヒントが詰まっていますので、予算が許せば参加者全員に一冊ずつ配って後日感想文を提出させるのもよいでしょう。

ステップ3 たくさんのアイデアを効率よく出すためのメソッド

次のステップでは、ステップ2で紹介した「既存の要素の組み合わせ」を効率よく生み出すためのメソッドの紹介をしましょう。

具体的には

  • マンダラート
  • 2×2マトリクス法
  • オズボーンのチェックリスト
  • エクスカーション

あたりがよいでしょう。

それぞれの手法については『ゼロから始めるアイデア発想法・アイデアの出し方のすべて』内の該当する記事をご確認ください。

メソッドの紹介にあたっては、実際にやり方を説明してワーク形式で実施させてください。

いくつのワークを行うのかは、研修のスケジュールにあわせて設定しましょう。

またワークはやりっぱなしではなく、ワークの後に4~6人程度のグループ内で共有するようにすると理解が深まります。

この段階で参加者全員が「これなら自分にもできるかも」と思わせれば成功です。

なおワーク(アイデア出し)のテーマには、あなたの会社での実務に沿ったものを選定するとより効果的です。

あわせてご検討ください。

ステップ4 企画発想実習

次のステップでは、ステップ3で得られたアイデアをもとに、4~6人程度のグループごとに1つのアイデアをまとめさせてください。

ここで使用するメソッドはブレインストーミング(ブレスト)です。

ブレストの正しいやり方については『本当に使えるアイデアを出すためのブレインストーミングのやり方』で詳しく説明していますので参照してください。

ブレストは実務の中でもっとも用いる頻度の高いメソッドですので、この機会に正しいやり方を教え込むとよいでしょう。

ステップ3までの内容をしっかり理解していれば、どのグループも密度の高いブレストができると思います。

全体のスケジュールを見ながら、何時までにアイデアをまとめればよいかをきちんと指示するようにしましょう。

また研修の担当者はグループを回覧しながら、全員がアイデア出しに参加できるようにうまく促してください。

ステップ5 プレゼンテーションおよび講評

このステップでは、各グループごとにブレストで得られたアイデアをプレゼンしてもらいましょう。

プレゼンの形式はホワイトボードを用いてもPowerpointやKeynoteを用いてもかまいません。

ここではプレゼンの巧拙はあまり問題にしなくて結構です。

どのグループの所定の時間の間にユニークなアイデアを出すことができたという結果を得ることが一番のポイントとなります。

プレゼン後には他のチームからの質問を受け付けるなどの時間を設けるとよいでしょう。

全チームのプレゼン後には簡単な講評を行いましょう。

その際は決して出されたアイデアを否定することなく、発想の多様性やプロセスを評価するようにしてください。

ステップ6 創造力を鍛えるためのヒント

ここまでのステップがただしく行われていれば、参加者は自身の創造性に自信が持てるようになっているはずです。

ただし、このまま終わってしまってはせっかく高めた創造性を身に付けさせることはできません。

創造性とは一朝一夕に身に付くものではなく、継続したトレーニングによってのみ身に付くものなのです。

つまり、研修はあくまできっかけにすぎず、ここで身に付いたやりかたを業務の中で継続して行うことが肝心なのです。

自身の創造性に自信が持てるようになっていれば、きっとその能力を伸ばしたいと思う参加者がいるはずです。

そういう参加者がその後も継続してアイデア出しのトレーニングを行うことで、2年後・3年後に創造的人材に育つことでしょう。

残念ながら参加者全員を創造的人材に育てるのは難しいことかもしれません。

しかし、ここであげたステップ研修の行うことで必ず一定の成果をあげることができるはずです。

ぜひ毎年継続して企画力/発想力研修を実施し、社内の創造的人材を割合を増やしていきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

このステップにしたがったカリキュラムを作成した場合、最低3時間・できれば半日~終日の時間の確保が必要となります。

社内の各部門との調整も含めて、さっそく研修計画をたててみてください。

なおアイデア総研では企業向けの研修/ワークショップを行っておりますので、研修のアウトソーシングをお考えの際にはお気軽にご相談ください。

くわしくは『ワークショップ・研修担当者の方へ』をご参照いただければと思います。

あなたの会社に創造的人材があふれることをお祈りしております。

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仕事やめたい!やりたくない仕事を続けるべきではない5つの理由 http://idea-soken.com/quit-your-job Tue, 26 Mar 2019 13:48:08 +0000 http://idea-soken.com/?p=4122 こんにちは。現役人事コンサルタントの高橋弘樹です。 あなたは毎朝どのような気持ちで目覚めていますでしょうか。 「また今日も一日いやな仕事をするのか。毎日会社に行くのが苦痛だ」 「本当はやりたい仕事があるのだけれど、生活の […]

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こんにちは。現役人事コンサルタントの高橋弘樹です。

あなたは毎朝どのような気持ちで目覚めていますでしょうか。

「また今日も一日いやな仕事をするのか。毎日会社に行くのが苦痛だ」

「本当はやりたい仕事があるのだけれど、生活のために辞めることができない」

そんな気持ちを抱えていませんか?

たとえ苦心して就職した会社であっても、またたとえ給料が良かったとしても、やりたくない仕事を続けていくのは苦痛なものです。

そのような状態であっても、我慢して仕事を続けるべきでしょうか。

答えは”NO”です。

今回は、やりたくない仕事を続けるべきではない5つの理由について解説させていただきます。

やりたくない仕事をするべきではない5つの理由

毎週日曜日の夕方になると、明日から始まる仕事のことを思い憂鬱な気持ちになる。

このような症状の俗称を、日曜の夕方に放映される国民的アニメにちなんで”サザエさん症候群”といいます。

今の仕事がやりたくなくて、会社にいくのがつらい・・・

そんな気持ちを抱えている人が陥りやすい症状です。

皆さんも身に覚えはありませんか?

そもそも今の仕事ををやりたくないと考えているようであれば、無理をして続ける必要はありません

やりたくない仕事を続けるべきではない理由として、以下の5つが挙げられます。

  • ストレスがたまる
  • 仕事へのクオリティが下がる
  • 周囲に悪い影響を与える
  • 自分自身が嫌いになってしまう
  • 愚痴ばかりを言うことで、プライべートが破壊される

それぞれについて解説させていただきます。

ストレスがたまる

やりたくない仕事を続けることで、知らず知らずのうちにストレスが積み重なっていきます。

ストレスが慢性的に積み重なっていくと、身体のさまざま機能に障害が現れてきます。

このような症状には頭痛・高血圧・糖尿病・関節リウマチなどさまざまなものがあり、それらを総称して心身症を呼びます。

またそれだけではなく、ストレスがたまることでうつ病などのメンタル疾患に罹患してしまうこともあり、将来の仕事人生に大きなダメージを与える可能性が出てきます

嫌な仕事でストレスをためて、将来の人生にダメージを与えてしまっては元も子もありません。

仕事のクオリティが下がる

良い仕事をするためには、常に向上心を持って仕事の質を高めていく必要があります。

嫌いな仕事はモチベーションが上がらず、自主的に勉強することもできなくなります。

好きな仕事であれば自主的に勉強をすることで仕事の質を向上させることが可能ですが、それができないためにやる気のある同僚に比べて仕事のクオリティも低くなります

また嫌いな仕事にはまともに向き合うことが困難なため、ミスを連発してしまうなどで人事評価も相対的に下がってしまいます。

結果として自分の成長につながらず、40代・50代になっても昇進できず給料が上がらないということもありえます。

嫌いな仕事を続けることで、社会人として成長できる大事な時期を無駄に過ごしてしまうことになりかねません。

周囲に悪い影響を与える

だれでも嫌な仕事ではモチベーションが上がりませんよね。

嫌々仕事をしていると、周囲に悪い影響を与えてしまう可能性があります

はじめのうちはまだごまかせますが、嫌な気持ちが顔や態度に出てしまうと周囲も気を使ってしまい、仕事場で同僚と円滑なコミュニケーションをとることができなくなっていきます。

顔や態度に出していないから大丈夫だろうと思っていても、我慢して体の中に鬱憤が貯まってしまい、最後には職場に居づらくなることもあります。

結果的に自分だけではなく、職場の同僚にも悪影響を及ぼしてしまうのです。

自分自身が嫌いになってしまう

人間にとって自信を持つことはとても大切なことです。

嫌いな仕事を嫌々続けることで、自信を失い自分自身を嫌いになってしまいます

自分自身を嫌いになってしまうと、仕事上やプライベートでも自分の決断に自信を持つことができず、どちらもうまくいかなくなってしまいます。

また自己嫌悪が強くなると心身がダメージを受け、身体がうまく動かせなくなってしまうなどで、最悪の場合生活に支障が出てしまうこともあります。

愚痴ばかりを言うことで、プライべートが破壊される

嫌な仕事を続けると、プライベートにも悪影響を及ぼします

嫌な仕事を続けると、家に帰っても仕事であった嫌なことが頭から離れなくなり、親しい人に対して愚痴ばかりを言うようになってしまいます。

そうなると、あなたの周囲にも悪影響を及ぼしてしまいます。

誰でも口を開けば愚痴ばかり言う人とは付き合いたくないですよね。

そのことによって、あなたから離れていってしまう人もでてくるでしょう。

もしかすると、あなたにとって一番大切な人を失ってしまうかもしれません。

愚痴が出るような仕事からは離れた方が、結果的に人生のクオリティがアップします。

 

ここまでは、やりたくない仕事を続けるべきではない5つの理由について解説させていただきました。

ここからは、やりたくない仕事を辞めて、転職活動をする方法について解説させていただきます。

やりたい仕事を探してみる

やりたくない仕事を辞めるために、以下の方法があります。

  • 自己分析をして自分の好きな仕事を探す
  • 自分が向いている仕事を探す
  • 転職サイトで求人を検索する
  • 転職エージェントに登録してみる

それぞれについて解説します。

自己分析をして自分の好きな仕事を探す

自己分析をして自分の好きな仕事を探してみましょう

あなたが昔からやってみたかった仕事、情熱が傾けられそうな仕事は何でしょうか。

自分の興味のある仕事内容を、本などで読んで探してみましょう。

また、やりたいことを見つけるためにマインドマップを活用してみるものよいでしょう。

やりたいことを見つけるためのマインドマップ作りについては『マインドマップを使って目標達成!なりたい自分になる方法』で詳しく解説しているので、是非参考にしてみてください。

自分が向いている仕事を探す

自分が向いている仕事を探すことも大切です

毎日の業務の中で、この業務をしているときは比較的楽しいなというような業務内容を洗い出してみて下さい。

もし好きな仕事が見つからないのであれば、まずは自分の強みを調べてみましょう。

強みを知ることで、あなたの能力を生かした転職が見つかる可能性もあります。

自分の強みを知るためには、無料で強みを診断できるグッドポイント診断をおすすめいたします。

自分の強みがわかったら、さっそく強みを生かした職種を探してみましょう。

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転職サイトで求人を検索する

自己分析を行い、自分が好きな仕事や向いている仕事を見つけることができたら、転職サイトを活用してみましょう。

転職サイトはいつでもパソコン・スマホとインターネット環境があれば登録することができますし、自分のやってみたいと思える仕事があったらすぐにエントリーすることが可能です。

内定までのスピードも非常に早く、やりたい仕事に応募して面接1回で内定がでる求人特集なども組まれていることもあります。

やりたいことを見つけたら、転職サイトで求人を探し、応募してみましょう。

大澤
クリエイティブ職へのおすすめ転職サイトについては『クリエイティブ職になるためのおすすめ転職サイトまとめ』で詳しくご紹介しています。

転職エージェントに登録してみる

もしあなたが本気で転職を成功させたいのであれば、転職エージェントを活用するのが一番の近道です。

転職エージェントでは専任のキャリアアドバイザーがあなたに担当としてつきますので、あなたの希望や条件・適性などをみたうえで最適な求人を紹介してくれます。

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とにかく今すぐ行動しましょう!

いやな仕事を無理をして続けていても、何も良いことはありません。

真面目な人ほど「もう少しだけがんばってみよう」と結論を先延ばしにしてしまいがちですが、エネルギーが残っているうちに新たな道を探しはじめるほうが賢明です

毎日前向きな気持ちで働ける仕事を見つけることで、きっとあなたの人生はより良いものになるはずです。

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ジェームス・W・ヤングに学ぶ『アイデアのつくり方』のテクニック http://idea-soken.com/creativity-technique-relevant-today http://idea-soken.com/creativity-technique-relevant-today#respond Sun, 24 Mar 2019 12:58:53 +0000 http://idea-soken.com/?p=4109 こんにちば、アイデア総研の大澤@idea_sokenです。 アイデア発想に関する書籍は世の中にたくさんありますが、その中でもっとも有名なものは、アメリカ合衆国の実業家であるジェームス・ウェブ・ヤングの著した古典的な名著『 […]

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こんにちば、アイデア総研の大澤@idea_sokenです。

アイデア発想に関する書籍は世の中にたくさんありますが、その中でもっとも有名なものは、アメリカ合衆国の実業家であるジェームス・ウェブ・ヤングの著した古典的な名著『アイデアのつくり方』でしょう。

この本の初版は1940年に出版され、それから孝世紀近くの間世界中で売れ続けている発想法のバイブルともいえる書籍です。

とても薄く60分もあれば孝通り読めてしまいますが、どんなに分厚いアイデア発想の書籍よりも本質的なことが書かれており、クリエイティブな仕事にたずさわる(もしくはこころざす)すべての人が読むべき本といえます。

また、これだけ長い時間を経ても今なお通用するということは、いかに普遍的な内容が書かれているかの何よりの証明となるでしょう。

今回は起業家のベン・ウェインリック氏による海外記事『A 70 year old creativity technique that is still relevant today』より、ジェームス・W・ヤングに学ぶ『アイデアのつくり方』のテクニックについてご紹介したいと思います。

ジェームス・W・ヤングに学ぶ『アイデアのつくり方』のテクニック

最も知るべきことは、アイデアを求めることではなく、アイデアの生みだし方をどのように訓練するかである。

ジェームス・ウェブ・ヤング

 

1930年代後半あたりに、”宣伝での成功は物ではなくアイデアを売ることにある”と突然ひらめいたとあるマネージャーがジェームス・ウェブ・ヤングという名のクリエイティブな宣伝マンの家のドアを叩きました。

そのマネージャーには1つの悩みがありました。

その悩みとは、彼のチームがアイデアをどうやって作るか分かっていないということでした。

そこでクリエイティブな宣伝マンとして成功したジェームス・ヤングのもとへ行って、どうやってアイデアを得るのか聞きだそうとしたのです。

この出会いで、ヤングは「アイデアのつくり方」という小さな本をつくることになりました。

私は最近この本に出合って、70年以上も昔のアドバイスが今でも通用することに感銘を受けました。

まずはこの本を一読することをお勧めしますが、すぐに使えるカギとなる点をみなさんにいくつか共有したいと思います。

この価値のある発見をなぜ喜んでシェアするのかと尋ねられたら、つぎの2つのことを理由としてお話しします。

ひとつめは、その方式はとても単純で、ほとんどの人はそれを信じません。

ふたつめは、その中身はとても単純ですが、行うには厳しい知的な作業を必要とします。

よって、それを聞いた人全員が使えるわけではないからです。

ヤングのテクニックの核となる定義

ひとつめの定義

ヤングが主張するのは、アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもないということです。

言いかえれば、アイデアは古いもののリミックスや結合です。

この気づきはいまだに人気があり、カービー・ファーガソンの有名なTEDトークでも引用されています。

ふたつめの定義

2番目の定義は、既存の要素の間で新しい結合を作る助けになるものは何かを考えるためのものです。

新しい結合を促進するのは、無関連に見えるものの間に関係性を見出すことです。

つながりを見つけることは、人によっては自然にできるし、訓練しないといけない人もいるとヤングは認識しています。

ある人の心にとっては、それぞれの事実は別の知識である。

他の人にとっては、知識の鎖にリンクが存在する。

そして、それらの訓練のために次の5つのテクニックが存在しています。

ヤングのクリエイティビティ・テクニックの5つのステップ

1.素材(資料)を集める

 ある問題を解決しようとしたら、取り組もうとする課題の内容について全て知っておく必要があります。

ヤングが提案するのは、デザイン思考の定義によく似たようなものです。

オフィスから出て、クリエイティブな解決策を見つけに出かけます。

この段階では、私たちは好奇心を持った冒険家です。

多様な趣味や分野に興味関心を持つような、クリエイティビティのための原材料を集める必要があると彼は提案します。

 ヤングはクリエイティブな人には2つの特徴があるといいます。

1つ目は、エジプトの埋葬習慣から現在アートまで、興味を持たない題材がないということです。

2つ目は、あらゆる分野で幅広い情報を検索をすることです。

 多様な情報を検索することは、新しい方法で原材料を組み合わせるのに役に立ちます。

ヤングが提案したのは、冒険しながら良いアイデアを分類していくシステムを見つけることです。

現在では、名言や写真など興味深いものなど検索しながら、いろんなものを集めるためのツールが多くある幸運な時代です。

情報過多であると思うかもしれませんが、問題解決のために使うことのできる原材料はたくさんあればあるほど良いということです。

2.書きとめる

2番目は少々扱いにくい段階です。

集めた素材(資料)をさまざまな角度から眺めます。

クリエイティブな人は集めた材料の間の関係性を見ようとします。

クリエイティブな人がこの段階にいる際には、周囲からはぼんやりとしているように見えるかもしれません。

 この段階では不完全なアイデアが出てきます。

どれだけ奇妙でも非実用的でも、とにかくメモをするようにヤングは主張します。

長い間こうしていると、心の中がごちゃごちゃになったような感覚にとらわれます。

どこにも明確な視察が存在しません。

ヤングはこの段階のクリエイティブな混乱は人が一生懸命取り組んだ証左であり、次の段階の準備ができていることだと述べています。

3.手放す

ここで一度休憩しましょう。

取り組んでいる挑戦について、あえて考えすぎないようにします。

学校で教えられたこととは反対に思えますが、心から問題を取り出すこの段階は、この前の2つの段階と同じぐらい重要です。

現在のクリエイティビティを促進する世の中でも、”手放す”ときが必要だと認識され続けています。

何か全く別のことをして、脳の中で新しいつながりをつくります。

シャーロック・ホームズが事件の途中で立ち止まって、ワトソンをコンサートに連れて行ったことを覚えていますか?

実践的でまじめなワトソンにとって、それは非常にイライラするものでした。

しかしコナン・ドイルはクリエイターで、”手放す”というクリエイティブの過程をよく知っていたのでした。

4.どこからともなくアイデアは現れる

 この最初の3段階でしっかりとルールが守られれていれば、4つ目の段階を経験するであろうとヤングはいいます。

4つ目のクリエイティブなステップは、予想もしていない、まったく関連していない活動をしている時に現れます。

ルイ・パスツールがいいました。

「幸運は用意された心のみに宿る」と。

心を拘束から解き放ち、休息とリラクゼーションをする期間を得て アイデアが誕生するのです。

5.アイデアを送り出す

 この段階で、自分のアイデアを世に出して、それが本当に良いものなのかを確認します。

ヤングはアイデアを出すと、最初に出てきた時ほど良くないとわかるだろうといいます。

ここでは、取り組んでいる課題の分野に適合するアイデアだと保証する専門家が必要です。

他の人とアイデアを共有して、識見を得るのは重要なことです。

ヤングは、自己拡張する資質を持った良いアイデアは、他の人がその上に建て増していくことができるだろうと述べています。

この段階で、アイデアを自分の胸にしまっておくという間違いをしないようにしましょう。

慎重な評価をする人にアイデアを送り出してみましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ヤングのテクニックはどれも単純なことではありますが、すべてのステップを正しく行うのは少々めんどうに感じることもあるでしょう。

だからこそこれらのステップを愚直に行うことで、あなたがアイデアパーソンとして一歩抜き出すためのきっかけとなることでしょう。

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その会社ほんとに大丈夫!?ブラック転職先を見極める5つのポイント http://idea-soken.com/toxic-company-identify Tue, 19 Mar 2019 14:31:44 +0000 http://idea-soken.com/?p=4099 こんにちは。現役人事コンサルタントの高橋弘樹です。 「転職したいけれど、ブラック企業だったら嫌だなぁ」 「転職先が今以上のブラック企業だったら、人生、どうなってしまうのだろうか」 転職をしてみたいけれど、転職するまで会社 […]

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こんにちは。現役人事コンサルタントの高橋弘樹です。

「転職したいけれど、ブラック企業だったら嫌だなぁ」

「転職先が今以上のブラック企業だったら、人生、どうなってしまうのだろうか」

転職をしてみたいけれど、転職するまで会社の内情はなかなかわからず、転職に踏み切れない人は数多くいるのではないでしょうか。

でも、大丈夫です!

私はこれまで人事として約10年間、企業で採用担当を務めてきました。

転職先がブラックな企業かどうかは、求人票や面接などから読み取ることが可能なのです。

今回は、ブラックな転職先を見極める5つのポイントについて徹底解説させていただきます。

ブラック企業を見極めよう

ブラック企業とは、極端な長時間や労働や過剰なノルマを社員に強要し、賃金の不払いやパワハラ・セクハラが横行する劣悪な労働環境の企業の総称とされています。

企業の法令順守や長時間労働の是正など労働環境の改善が進むなかでも、いまだに世の中には多くのブラック企業が横行しています。

https://twitter.com/wewewee85s/status/937855684334444545

ブラック企業に勤め続けると肉体や精神に大きなダメージを受けることになります。

あなた自身の人生を守るためにも、ブラック企業を見極める目を持つことが大切です。

ブラックな企業には特徴がある

ブラックな企業には、特徴があります。

・年間休日が少なく、労働基準法ギリギリの104日付近しか休日がない

・面接官が猫背気味で、自信なさげである

・会社内に活気がない。挨拶をしても社員から帰ってこない

・みなし残業制度を導入している

・同族企業で、中小企業

それぞれについて解説させていただきます。

1.年間休日が少なく、労働基準法ギリギリの104日付近しか休日がない

1年間を週に分けると52週間あります。

よって土日休みを最低限守ろうとすれば、年間で104日は休日が必要となってきます。

ブラックといわれる会社では、104日以下の休日になっていることが多いです。

社員を労働基準法ギリギリの労働時間まで使おうと考えるから、休みが少なくなっています。

祝日などを合わせると年間休日は120日以上必要なので、こうした年間休日が104日であったり、その付近の数字の企業はかなりブラックであるといえます。

2.面接官が猫背気味で、自信なさげである

面接官に覇気がないというケースも気をつけてチェックしてください。

面接に出てくる人事の社員は会社の顔です。

人事のレベルでその会社の人材レベルがわかると人材業界では言われているほどです。

その会社の顔たる人事の社員が覇気がなく、自信なさげであれば、相当ストレスのたまる環境下で仕事をしていることが分かります。

面接官の顔色が消耗していたり、やる気なさげであれば会社のトップダウンが激しく、現場が疲弊している可能性があります。

また、最終面接で人事担当者は一切話さず、経営者が一方的に面接を進めている場合も、かなりブラックなワンマン企業の可能性があります。

小さな違和感を見逃さないようにしてください。

3.会社内に活気がない。挨拶をしても社員から帰ってこない

会社の受付以外の、その周辺にいる社員が挨拶をしてもかえってこない会社も注意が必要です。

社会人として挨拶をするのは当たり前のことです。

これが出来ていない社員がいるということは社内で常識的な行動がなされていないか、業務に忙殺されすぎて社員に余裕がないということです。

基本的なことをしっかりとできる会社は、儲かることもありません。

しっかりとチェックしてください。

4.みなし残業制度を導入している

みなし残業制度を導入している企業には注意をするようにしてください。

みなし残業制度とは、一定の残業時間をしてもしなくても、残業したとして支給する制度です。

労務管理がいい加減な会社が導入することが多く、みなし残業を30時間分までしか支給しないと決めている会社ではそれ以上残業しても残業代を支払わないという悪質な企業の可能性もあります。

特に中小企業で多い制度ですが、みなし残業にすると労務管理をしっかりしていないこともあり、無償での残業が横行する傾向にあります。

出来るだけみなし残業制度を導入している企業は避けて、しっかりと実残業時間に応じて残業代を支給する会社を選んで転職活動をするようにしてください。

5.同族企業で、中小企業

同族企業で、会長・社長・取締役などの役員全員が同じ苗字の人が占めている企業には注意してください。

どれだけ努力しても出世できない可能性が高いです。

一族経営の中小企業では特に、社員を貴重な働き手として認識するのではなく、コストのように扱う企業も多いです。

全ての同族の中小企業がそうではありませんが、社長の身内に常に気を使うことになるの仕事をしにくいということもあります。

 

ここまではブラック転職先を見極める5つのコツをご紹介しました。

ここからは、ブラック転職先に入らないための方法をご紹介いたします。

ブラック企業に転職しないために大切なことは、求人票を精査すること

ここまでの紹介したポイントから、ブラック企業に転職しないために大切なことは次の3つです。

・求人票をよく精査する

・年間休日数、みなし残業の有無をチェック

・ホームページで役員の名字をチェック

まずは実際に応募する前に、求人情報を隅から隅まできちんとチェックしましょう。

企業のホームページからは、同族企業でないかどうかをチェックすることが可能です。

ブラック企業に入社しないためには、会社の情報を徹底的に調べることが何よりも大切です

あなた自身の人生を守るためにも、しっかり下調べをして転職先を選ぶ習慣をつけましょう。

転職エージェントを活用しよう

ブラック企業に転職しないためのもうひとつの方法は、転職の専門家にアドバイスを求めるという方法です。

転職エージェントでは専任のキャリアアドバイザーがあなたに担当としてつきますので、あなたの希望や条件・適性などをみたうえで最適な求人を紹介してくれます。

信頼できる転職エージェントでは、あらかじめブラック企業を排除した上で求人を紹介してくれるので安心ですね。

ここでは私がおすすめする転職エージェントとその特徴について簡単にご紹介いたします。

どれも大手のエージェントですので、3社とも登録することをおすすめいたします

リクルートエージェント

業界最王手の転職エージェントです。

最大手だけありキャリアアドバイザーの質が高く、またまんべんなく幅広い求人を扱っています。

案件の総数はNo.1ですので、まずは最初におさえておく転職エージェントといえるでしょう。

→いますぐリクルートエージェントに相談してみる!

マイナビエージェント

同じく業界王手の転職エージェントです。

キャリアドバイザーの質にはむらがありますが、いい担当にあたれば手厚いサポートが期待できます。

また大手だけでなく中小ベンチャーにも強いので、会社の規模より職種にこだわる場合には登録しておくべきでしょう。

→今すぐマイナビジョブ20’s に相談してみる!

パソナキャリア

転職エージェントでは応募者の年収によってサポートの質が変わることもありますが、パソナキャリアは年収にかかわらず手厚いサポートやフォローを受けられるとの定評があります。

自身のキャリアに自信が無い場合他のエージェントで思ったようなサポートを受けられなかった場合には是非登録してみてください。

→今すぐパソナキャリア に相談してみる!

良禽は木を択んで棲む”といわれるように、優秀な人は働く会社を選びます。

みなさんも、くれぐれもブラック企業にあたらないよう、細心の注意を払って転職活動を行うようにしてください。

みなさんの転職活動がうまくいくことお祈りしております。

では!

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アイデアが欲しければまず歩け!歩くことの思いもよらない効果とは http://idea-soken.com/walking-improves-creativity http://idea-soken.com/walking-improves-creativity#respond Sun, 03 Mar 2019 14:46:36 +0000 http://idea-soken.com/?p=4084 こんにちは、アイデア総研の大澤@idea_sokenです。 アイデア総研では、これまで創造性や創造力を伸ばすためのさまざまな方法をご紹介してきました。 そのどれもが一定の効果があるものではありますが、みなさまのなかには時 […]

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こんにちは、アイデア総研の大澤@idea_sokenです。

アイデア総研では、これまで創造性や創造力を伸ばすためのさまざまな方法をご紹介してきました。

そのどれもが一定の効果があるものではありますが、みなさまのなかには時間が無い・めんどくさいなどの理由でなかなか実践できていない方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんなあなたのために朗報をお伝えいたします。

誰もが日常生活で普通にやっていることが、じつは創造性を伸ばすことに大きく役に立っているのです。

それは・・・「歩く」ことです。

今回は海外記事『Stanford study finds walking improves creativity』より、歩くことの思いもよらぬ効果についてご紹介したいと思います。

スタンフォード大学の研究者が、歩くことが創造性を高めることを発見

スタンフォード大学の研究者が、歩くことが創造的なインスピレーションを促進することを発見しました。

座っている時と歩いている時の創造性のレベルを比較したところ、人の創造性は歩いている時に平均して60%増加することがわかりました。

Appleの創設者スティーブ・ジョブスは、歩きながら会議をすることでよく知られていました。

フェイスブックのマーク・ザッカバーグは、立ちながら会議をするところが見られています。

彼らはおそらく、立ったり歩いたりすることでアイデアが出しやすくなることを経験上知っていたのでしょう。

スタンフォード大学の研究者による新しい研究が、このこと証明しています。

スタンフォード大学博士課程の教育心理学専攻の大学院生マリリー・オペッゾと大学教育大学院の教授ダニエル・シュワルツの共同研究によると、創造的な考えは人が歩くことで高まることがわかりました。

その研究では、屋内または屋外を歩くことは同じように創造的なインスピレーションを促進するとされています。

歩く場所の影響ではなく、”歩く”という行動自体が主な創造性を高める主要因でした。

全体的に創造性のレベルは、座っている人と比べて歩いている人の方が非常に高く、また一貫性がありました。

多くの人は、歩いている時に最もアイデアが出ることを経験で知っています。

そしてついに、ペッゾとシュワルツの発行した論文「実験的心理学のジャーナル:学び、記憶、認識」の中でその秘密に1,2歩踏み出すことができました。

歩くこと・座ることと創造性の関係

これまでの研究者たちは、有酸素運動が一般的に認識機能をどのように影響するかということに焦点を当てていました。

しかし、有酸素運動にならない程度の軽度な歩行が新しいアイデアの発想に効果があるという研究や、それを座ることと比べる研究はありませんでした。

部屋で壁に向かってルームランナーを使うように、屋内で歩くことや新鮮な空気のなか屋外で歩くことは、座っている人と比べて2倍も創造的な反応を生み出すことが実験でわかったのです。

「屋外で歩くことに効果があることも驚きましたが、小さくて退屈な部屋でルームランナーで歩くことも強い効果があると知ってさらに驚きました。」とオペッゾは述べています。

またこのような効果は、歩いた後に人が座っている時にもあらわれるということも研究でわかりました。

彼らが行った実験とは?

オペッゾとシュワルツは、176人の被験者による実験によって、歩くことと創造的の関連性について研究を行いました。

最初の実験では、参加者は次のような異なる状況に置かれました。

1.屋内でルームランナーで歩いている。

2.屋内で座っている。

両方が何もない壁をむいている。

3.車椅子にのって屋外を押される。

4.屋外で車椅子に座る。

どちらもスタンフォード大キャンパスのあらかじめ決められた道を行く。

異なる組み合わせで、2回連続で座るセッションや、座った後に歩くセッションなども行い、比較しました。

歩いたり座ったりするセッションでは、テストされている作業によって5分から16分ほど創造性が高まる状態が続くことが計測されています。

これらの実験では「多様な考え方」の創造性テストを実施しています。

このテストでは、たくさんの可能性のある解決策を考えることで創造性のレベルを測定します。

参加者は与えられた物体に対して、別の使用方法を考えなければなりません。

いくつかの組み合わせの3つの物体が提示され、4分間でそれぞれの組み合わせに対して使い方をできる限りたくさん思い付くことが求められました。

そして研究者たちは、参加者の回答が適切であるか判定しました。

これらの実験で、大半の参加者は座っているよりも歩いているときに創造性が高まったという結果が得られました。

具体的には、創造性は人が歩いている時に平均して60%増加しました。

次の実験では、複雑な共通点を迅速に見つける能力を測定することで、創造性のレベルを評価しました。

例えば、「盗まれた金庫」と「PTSDに苦しむ軍人」は喪失や暴力、機能不全という共通点があります。

その結果、屋外で歩いた100%の人が最低でも1つ、高品質で高貴な共通点を出すことができました。

これは屋内で座っていた50%と比べて非常に高い結果でした。

集中力を高めることには効果は見られない

しかし、歩くことがすべての思考に効果があるわけではありません

今回の研究で歩くことは創造的な発想力を高めることがわかりましたが、単一の正確な答えを要求する集中した考えにポジティブな影響を与えませんでした。

「”職場ではすべての作業を歩きながら行うべきだ”というものではありませんが、新鮮な視点や新しいアイデアを求める人には効果的です。」オペッゾは言います。

彼は今はサンタクララ大学の非常勤教員をしています。

集中する考えを測定する実験では、参加者は3つの単語を与えられ、それら3つ全てを使って複合語を作らなければなりませんでした。

例えば「別荘、スイス、ケーキ」が与えられ、正解は「チーズ」でした。

このテストでは、歩きながら答えた人は座りながら答えた人よりも少しだけ反応が悪かったという結果が得られました。

生産的な創造性にはいくつかの段階が存在します。

アイデアを出すことから、それを実施するまでです。

そしてオペッゾは、歩くことはクリエイティブな考えの「多様な」要素にを高める利点があるが、「集中的な」または集中した考えには向いていないと結論付けました。

「私たちは歩くことで、ミケランジェロになれるといっているのではありません。しかしクリエイティビティの最初の段階での助けになります。」とオペッゾは述べます。

「今回の研究の大きな発見は、神経学や生理学的な道へもつながっていくだろう。」とシュワルツは予想しています。

「因果関係が分かるためにもっとするべきことがある」とシュワルツはいいます。

「身体的な活動は重要で、座ってばかりいることは健康に良くないことを多くの人はすでに知っています。この研究は、身体的な活動を1日の行動に取り入れることを正当化することの1つです。」とオペッゾはいいます。

「私たちはもっと健康に、そしてもっと革新的になるかもしれません。」

まとめ

いかがでしたでしょうか。

みなさんもアイデアが浮かばないときに無意識に室内をうろうろすることがあると思いますが、これは実は意味がある行動だったのです。

一般的な日本のオフィスでは、クリエイティブな職種であってもデスクに座っての業務を強要されます。

アイデアに詰まったときに社外に出て散歩をするのが職場環境的に難しい場合は、社内の廊下を少しだけ歩き回ってみましょう。

そのような軽い歩行であっても、十分な効果が得られるでしょう。

会社でアイデアに詰まったときは、ぜひ実践してみてください。

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給料が上がらない!そんなあなたに年収を増やすための秘訣を教えます http://idea-soken.com/increase-salary Sun, 24 Feb 2019 13:35:41 +0000 http://idea-soken.com/?p=4046 こんにちは、人事コンサルタントの高橋弘樹です。 内閣府の発表によると、ここ数年の景気拡大局面は1965年から4年9カ月続いた「いざなぎ景気」を超えて戦後2番目の長さになったそうです。 しかしみなさんは、この好景気を肌で実 […]

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こんにちは、人事コンサルタントの高橋弘樹です。

内閣府の発表によると、ここ数年の景気拡大局面は1965年から4年9カ月続いた「いざなぎ景気」を超えて戦後2番目の長さになったそうです。

しかしみなさんは、この好景気を肌で実感していますでしょうか。

会社の業績が上がるにしたがって、みなさんの給料も右肩上がりで上がっていますでしょうか。

多くの人にとって、答えはNOでしょう。

いくら景気が良いといっても、給料が上がらないのでは好景気を実感することなどできませんよね。

だまっていても給料が上がらない以上、年収アップのためにとるべき道は限られてきます。

社内で出世するか、給料の良い会社に転職するか、はたまた副業にはげむか、思い切って起業してみるか・・・。

そこまではわかっていても、具体的にいますぐ何をすべきかが見えないという人も多いことでしょう。

実は、年収アップのために取るべき道は非常にシンプルです。

年収アップは、あなた自身の持っている創造性を高めることで実現できるのです。

これまで私は、約10年間人事としての実務経験を通して役員昇格に至る人、至らない人を見てきました。

創造性の高い人ほど年収が高くなるということを、今回は徹底解説させていただきます。

給料が上がらない、年収を増やしたいと考えている方は是非ご覧ください。

優れた役員ほど、技術系出身者が多い。しかも、それは職種の差ではない。

日系の大手メーカーなどでは、役員のほとんどが技術系出身者という会社も少なくはありません。

現場の第一線で活躍してきた人材が多く、役員にまで出世しています。

中小企業であっても、常務取締役や専務クラスでは年収1,500万円以上を手に入れている人はたくさんいます。

大企業であれば、役員の年収はおよそその倍の年収3,000万円以上になるでしょう。

管理職の中でも役員以外の部長級で出世が止まってしまった人の場合は、年収が800万円あたりから伸びなくなってしまうことを考えると、その差はなんと3倍以上にものぼります。

なぜこれほどまでに年収に差がついてしまうのか。

創造性の発揮できる職種であるかどうかという側面も大きいですが、こうした人材はそもそも柔軟性のある発想を持っており、創造性が豊かであることが多いのです。

総務や経理といったルーチンワークしかできないと思われるような部署からも、役員にまで上り詰めて高い年収を手にしている方も多くいらっしゃいます。

会社が社員に求めている創造性とは、ずばり会社の業績を上げつつも革新的な仕事ができる人材なのです。

あなたは今の給料に満足していますか?

サラリーマンのみなさんは、今の給料に満足していますでしょうか。

景気上昇に伴い公務員の給与は毎年のように上がっていますが、民間企業の給与水準は一向に上昇する気配がありません。

転職サイトdoda調べによると、2017年9月~2018年8月間の正社員として就業している20~65歳までの約36万人のサラリーマンの平均年収は次のようになっています。

こちらの平均値と比較して、あなたの年収は多いでしょうか、少ないでしょうか。

もし少ないと感じるようであれば、今すぐ何らかのアクションを増やす必要があるでしょう。

あなたの適性年収はいくら?

あなた自身のキャリアや能力に対して今の給料が多いか少ないか、なかなか客観的には判断できないですよね。

適性年収を算出するのサイトはいくつかありますが、その中のひとつであるMIIDAS(ミイダス) の適性年収測定を試してみましょう。

「プロフィール」「職務経歴」「実務経験」「語学・資格」の各項目を埋めていくことで、無料であなたの市場価値を測定することができます。

あなたの適性年収はいくらでしたでしょうか。

適性年収と今のあなたの年収を比較してギャップが大きいほど、給料をアップさせる余地があるといえます。

給料をアップさせるためには、あなたの本来持っているポテンシャルを人事評価で正しく評価してもらう必要があります。

そのために、まずは人事評価の基準についての知識を学んでおきましょう。

MIIDAS(ミイダス)で今すぐ市場価値を診断してみる!

コンピテンシー評価にあげられる”創造性”

サラリーマンのみなさんは”コンピテンシー評価”というものをご存知でしょうか。

コンピテンシー評価は、会社に存在する優秀な社員の定義を優秀な社員の行動規範と仕事成果をベースにして決定される人事制度です。

もしかしたら「既存社員を模範とした人事制度なら創造性とは関係ないじゃないか」と思われるかもしれません。

しかし、これがおおいに関係あるのです。

コンピテンシーは5段階で分かれており、5段階の一番上段に創造性のある人材が置かれます。

こちらの表はコンピテンシー評価の孝例です。

コンピテンシー評価の各段階の定義は会社ごとに異なりますが、一般的に一番上段は「新しい発想で会社の収益をあげることができる」人材が定義されます。

他の人と同じようなレベルの仕事をしていては、いつまでたってもルーチンワークを繰り返すばかりです。

ルーチンワークしかできない人材は、大企業であれば埋没していってしまう傾向にあります。

中小企業であっても人事評価が下がってしまい、最悪の場合リストラの対象になってしまう可能性もあるでしょう。

コンピテンシー評価では”創造的人材”が高い評価を得ることができます。

特にITやメーカーなど新製品を作って売っていかないと世間から存在を忘れられてしまうような企業では、新しい仕事を作り出せる人材がもっとも高い人事評価を得ることになるのです。

コンピテンシー評価の中で、その他大勢よりも抜きんでるためには?

コンピテンシー評価の中でも”創造性”に着目している企業は、関連のないものを結び付けて新しい仕事を発見する能力を持つ人材を求めています。

具体的には

  • 集めた社内情報を自分流に整理して他の仕事に活かせるようにアイデアを磨く
  • 斬新な意見を経営者にぶつけて、ひるまず最後まで挑戦する
  • 文化の異なる外国人従業員と共同で仕事をし、新たな課題を発見する

といったことができる人材が求められているのです。

評価の中で創造性を問われなくとも、企業理念に基づいて様々な評価項目を設置する会社も多いようです。

モノづくりやITといった業界に属する企業の場合、企業理念の中で”創造性を持つこと”をうたっている企業も多いですよね。

創造性とは、企業社会の中では「既存の仕事のやり方を踏襲するのではなく、現地現物で物事を判断したり、過去の物事を結び付けて新しい仕事を生み出す能力」のことを指しています。

特にメーカーやIT業界などでは、過去事例を踏襲するだけでは仕事そのものがなくなってしまうことも多いため、生き残るために常に新しい発想を必要としているのです。

創造性を高めるということは、経営者の目線に立つことと同じ

みずから新規事業を生み出し会社を儲けさせることができるレベルになって、はじめて創造性のある人材だといえます。

昨今では経営を取り巻く環境が激変しており、1年前のセオリーが3か月で通用しなくなってしまうということもザラにあります。

そのような環境下では、労働環境は悪化する傾向にあります。

そのため多くの日本企業は「何で儲けたらいいのかわからないから、とりあえず現状維持」という方向に舵をとりつつあります。

企業が現状維持をすることで何が待っているかといえば、早期勧奨退職といったリストラに他なりません。

企業が儲かっていないのに、優秀でない社員の雇用や待遇を維持することは現実的には難しいですよね。

自分の身を守る意味でも、また高い賃金を手に入れるためにも、創造性という武器を持って仕事をすることが大切なのです。

あなたが創造性を発揮することで会社を儲けさせることが、これからの時代出世するための必須条件となるでしょう。

グローバル化で、創造的人材の付加価値は上がる。

グローバル化の進行によって日本が世界経済の影響を受けるようになったこともあり、世界中の経済的な動向が明日の企業活動を一変させるというような事態が頻発しています。

世界経済の動きや社会の動きを俯瞰して捉えられるようになれば、会社内での仕事の進め方なども変わってきます。

日ごろから創造性を磨いていれば、様々な経済動向から会社の将来的な動きが予測できるようになるため、会社にとっての最適解を示しながら仕事をすることが可能です。

創造性を高めることでグローバルな視点を持って行動できるようになるため、創造的人材の付加価値は今後さらに高まっていくことが予想されます。

会社内で新規事業を提案してみる

会社内で新規事業の提案を経営者や上司に対して積極的に行うというのも、実は非常に大切なことなのです。

そんな仕事は管理職や経営者の仕事ではないか、と反発したくなる気持ちもよく分かります。

しかし、現実的には多くの経営者は「このままの現状維持ではうちの会社は伸びることはできない」という悩みをかかえているのです。

創造性のある人材とは、自ら提案して行動を起こせる人です。

どんなバカげた発想でも、まずは紙に書いて企画書の形にまとめるなどのアクションを起こせるようにしてみてください。

提案してアクションを行い実際に新規事業がうまくいけば、最高の人材評価を得ることができます。

また、たとえ結果が伴わなくても気にせずに新しい事業を提案していくことが大切です。

創造性の高い人材は信念をもって新しい仕事をドンドンと生み出していくことができるため、成功するまで何度でも続けることができるでしょう。

また成果の有無にかかわらず、そのような姿勢をアピールすこと自体が、創造的人材としての高い人事評価につながるのです。

毎日やっているルーチンワークに変化を加える

創造性の高い仕事は、なにも理系の技術者やIT系の仕事に従事している従業員だけのものではありません。

経理や総務などの事務系の職種でも、創造性の高い業務をすることは可能です。

あなたの業務が仕訳や月次決算といったルーチンワークを毎月何の変化もなく続けている状況なら、今すぐ何らかのアクションを起こしましょう。

例えば、会社の将来に備えた資産レポートを作ることや経理的な視野を活かした職場の改善なども創造性の高い仕事の一つです。

経理であれば、仕入れた品物や工場の稼働状況など様々なお金に関する情報を処理しているはずです。

それをそのまま記帳して単なるデータとしてみて終わりにするのではなく、目の前にある数字を疑う練習をしてみて下さい。

仕入れた原価に対して工場の稼働率はどうなっているのか、工場の稼働率が低いのはなぜかなど様々な疑問が浮かびませんか。

孝介の経理屋で終わるのではなく、財務的な視点を持てるようにしてみましょう。

情報をそのまま受け取って終わりにするのではなく、「点と点をつなぐ」練習をしてみてください。

工場の原価管理は工場長の仕事だろうで終わらせるのではなく、経理的視点で見えた問題点があれば積極的に工場長に提案を行うなどをしてみてください。

明らかに合理的でない数字をそのまま放置していませんか?

ちょっとした発想で、収益が大きく向上することもありえます。

他部署との連携を意識して、単なる事務処理屋を脱するようにトレーニングすることも創造的な人材になるためには欠かせないステップです。

創造性を磨いて企画提案力を高めよう!

事務系の職種で年収をあげたい場合には、企画提案力を高めることが大切です。

事務系の職種でキャリアアップするためにはルーチンワークができるの最低条件であり、企画提案を積極的に行って会社にとって付加価値のある人材にならないといけません。

そのためには目の前のルーチンワークに追われずに、常に先を見て新しい仕事の提案を行うようにしてください。

ルーチンワークは仕事じゃない!作業だ!

「ルーチンワークは仕事じゃない!作業だ!作業しかできない人材は管理職から降格しろ」という経営者や大企業の幹部もたくさんいます。

つまり、ルーチンワークしかこなせない人材はどんどん淘汰されていくいうことです。

AIの発達で失われる仕事の代表格として、経理のような事務系の仕事が挙げられています。

経理の仕事は勘定科目を仕分けたり、決算書を作成したりという単調な仕事内容も多く口の悪い経営者になると「経理なんて誰でもできる」と言い切る人もいます。

経理の仕事を悪く言いたいのではなく、ルーチンワークが仕事の大半を占めてしまうためにこうした発言をされてしまうのでしょう。

実際には支払日や急な入金対応などの業務があるため完全にルーチンワークの業務ではありませんが、創造的な仕事ができないといけない時代であることも事実ですよね。

これは経理に限ったことでははなく、事務系の職種すべてに共通しています。

事務職がAIに負けないためには、企画力が大切

事務系の職種のかたは、いまの仕事を単なるルーチンワークで終わらせず、企画を立てる能力を身に着けることが大切です。

これはあらゆる職種全般にもいえることで、今後は日常業務の中で企画力が必要となってくるケースが増えていくでしょう。

これまでルーチンワークだけをしていても許されてきた職種でも、経営者に企画を提出するなどのアクションを起こして存在意義を認めてもらう必要性があります。

また、もしあなたがどうしても創造性を発揮できないような部署にいる場合でも、創造性を磨いて企画力を発揮すれば社内の配置転換の際のアピール材料になります。

自分の目指すべき職種・ポジションを得るためには、創造力を磨いて社内でアピールすることが肝心なのです。

現場に足を運ぼう。現場こそ創造性の宝庫!

創造性を磨く手段は数多くありますが、まずは現場に足を運んで現場の人とコミュニケーションをとるようにしてみましょう。

特に、管理部門のようにルーチンワークが多い部署に配属されている場合は必須です。

間接部門は現在コストセンターともいわれており、不採算部門に近い扱いを大企業を中心に受けています。

これは創造性を全く発揮してこなかった結果ともいえます。

管理部門の仕事は利益を生まないため、人を減らせば減らすほど企業の決算などの見栄えがよくなります。

もし創造性を発揮していれば、管理部門はコストセンターで終わらずに会社をリードする存在にもなれたはずでした。

ルーチンワークで定時で上がれるから楽だな、と思っていると部署ごとリストラされる時代にもなっています。

管理部門の人ほど創造性を磨き、積極的に現場に関与して存在感を発揮するようにしてください。

日本企業の管理部門の致命的な弱点

日本企業の管理部門の致命的な弱点として、どの会社も同じような仕事をしてしまっているという点があげられます。

大企業にこだわらずとも、中小企業もみな同じような動きをしてしまいます。

日ごろから創造性をもって仕事に取り組み、しっかりと企業の収益改善に貢献していると経営者に認識されていれば、ここまで管理部門が冷遇されることもなかったでしょう。

管理部門のかたは常に問題意識を持ち、会社にとって自分たちが有益な存在であるというアピールをするように努力をするようにしましょう。

転職でキャリアアップを目指す場合にも、創造的人材の価値は高い

ここまでで述べてきたように、企業の求めている創造性の高い人材は「これまでなんとなくやっていたような仕事を変化させて収益をあげることができる人材」や「新しい事業を起こして新しい発想で収益をあげることができる人材」です。

転職して今いる会社よりも良い会社に入りたいという場合にも、こうした仕事ができる創造的人材は高い評価を得ることができます。

自分なりの発想やデータを持ち、新しい企画や事業を提案して利益を上げる人材であれば、どの会社の経営者も欲しいと考えることでしょう。

創造的な人材の価値は、どの業界・どの会社であっても普遍的なのです。

よって面接時にあなたがアピールすべき仕事実績は「新規事業を立ち上げた経験」や「新しく創設された部署をうまく回した経験」がベストなのです。

目に見えた大きな成果が伴っていればベターですが、どのような困難を乗り切ってその業務をやり遂げたをアピールすることも十分に意味があるでしょう。

創造性を身に着けて、厳しい環境の中でキャリアアップしよう!

このように、創造性を身に着けることには年収を上げる以外にも様々なメリットがあります。

日本では大企業から中小企業に至るまで、「作業」ではなくて「仕事」のできる人材を求めています。

ルーチンワークの中に埋没するのではなく、常に創造性を高めることを意識するようにしてください。

誰がやっても同じ結果になるような仕事をするのではなく、創造性を高めることであなたにしかできない仕事が生まれます。

あなたにしかできないレベルの高い仕事ができるようになれば、人事評価は自然と付いてくるでしょう。

そのまま社内で昇進を目指すのもよいですし、更なるキャリアアップを目指して転職や起業を目指すのもよいでしょう。

あらゆる職種において、創造性を磨くことこそ年収を高めるための最強の武器となるのです。

皆様のご健闘をお祈りしております。

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サラリーマンのあなたにピッタリな起業・副業を探す3つのSTEP http://idea-soken.com/sideline-mindmap http://idea-soken.com/sideline-mindmap#respond Fri, 15 Feb 2019 15:29:49 +0000 http://idea-soken.com/?p=3930 こんにちは。アイデア総研の大澤です。 ここ最近で副業を解禁する企業が増えて、「複業」・「パラレルキャリア」という言葉をよく聞くようになりました。 サラリーマンとしての本業を持ちつつも、副業にチャレンジし収入を得られるよう […]

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こんにちは。アイデア総研の大澤です。

ここ最近で副業を解禁する企業が増えて、「複業」・「パラレルキャリア」という言葉をよく聞くようになりました。

サラリーマンとしての本業を持ちつつも、副業にチャレンジし収入を得られるようになっている人も多いようです。

自分に合う副業を見つけられた方の中には「本業の収入をはるかに上回ってしまったので確定申告しなければいけない!」といううれしい悲鳴をあげている人や「副業から初めて、ついに起業に成功しました」という人もいます。

みなさんも起業・副業がブームになっている時代の流れに乗って、少しでも収入をアップさせたいですよね。

今はじめた副業が、数年後には立派な本業になる可能性もあります。

とはいえ、手当たり次第に副業を始めるのは得策とは言えません。

サラリーマンとしての本業を持っている以上、使える時間は限られているはずです。

わずかな時間で最大の成果を得るためには、事前の計画・準備が必要です。

では、どんな準備をしたらよいでしょうか。

今回は「マインドマップ」を使って、サラリーマンのあなたにピッタリな起業・副業を探す3つのSTEPをご紹介します。

起業・副業をしたいものの何をすればよいか悩んでいるサラリーマンのかたは、ぜひご覧ください!

STEP0 あなたのゴールはどこにあるのか?

自分に適した起業・副業のアイデアを発掘する3つのSTEPを考える前に、最初にはっきりさせておきたいことがあります。

それは、自分の目指す「ゴール」はどこにあるか?ということです。

すでにサラリーマンとしての本業を持っているとすれば、自分の持つ貴重なリソース(時間・お金・エネルギー)を活用して副業を始めるはずです。

せっかくの努力を傾けても、自分が何を目指したいのか?ということが決まっていなければ、本業にも悪影響を及ぼす残念な結果となるでしょう。

他の人のゴールは自分のゴールではない

ちまたでは「月10万の副収入を得よう!」とか「起業して1000万の年収を!」というキャッチーなコピーがあふれています。

しかし実のところ、お金は最終的な目標にはならないはずです。

大事なのは”それだけ稼いでどうしたいのか?”ということです。

サラリーマンの本業に加えて月10万を稼ぐために必死になった結果、自分の時間が全く無くなってしまい体調を崩してしまった・・・なんて悲しすぎます。

起業して1000万の年収を達成しても、大切な家族が崩壊してしまっては意味がありません。

起業・副業を目指して努力をはじめるなら、自分は何のために副業をはじめるのかというゴールを定めておく必要があるのです。

他の人の立てた目標ではなく、あなた自身の立てた目標が必要です。

価値観・ゴール探しマップを作ってみよう

自分の目指すゴール次第で、あなたがどんな分野で起業・副業するかが変わるはずです。

では、まずはじめに自分の価値観をはっきりとさせてみましょう。

そのために「価値観・ゴール探し」のためのマインドマップを作ってみましょう。

大澤
マンドマップの書き方を知りたい方は『【完全保存版】一番わかりやすいマインドマップ書き方講座』を参考にしてください。

お金はどれくらい得たいでしょうか、なぜでしょうか?

時間はどれくらい得たいでしょうか、なぜでしょうか?

場所にはこだわりがありますか?なぜですか?

こんな質問を自問自答しながらマインドマップを書いてみてください。

究極の問いかけとして「もし、生活のためにお金を稼がなくて良いとしたら、自分は何をするだろう」と考えてみるのも良いでしょう。

意外な自分の本音が見えてくるかもしれません。

上記のマインドマップはあくまでも私の理想ですので、他の人とは違うはずです。

私の場合は、お金をたくさん得て会社を大きくして社員を雇って、上場して・・・は到底目指したいゴールではありません。

世間一般のサラリーマンと同等程度のお金で十分ですから、自分の時間がたっぷりとれて、家族と常に一緒にいられるような仕事を自分で作ることが私が目指すゴールとなります。

できるなら、本を読んで、本を書いて、作家のように生きていきたいです。

お金に追われなければ幸せそうです。完全にインドア派ですね。

さあ、このように自分自身のゴールをしっかり定めたら、起業・副業のアイデアを見つけるための3つのSTEPに進む準備ができたことになります。

STEP1 インプットを増やそう

起業・副業をしてみたいものの、何もアイデアが何もわいてこないという人もいます。

多くの場合、アウトプット(実践)できないのは、インプット(情報)が圧倒的に少ないことが原因です。

起業・副業に関して自分がどんなことを知っているかを確かめてください。

周りの人が「起業・副業」と言っているから関心を持ちはじめたのでしょうか。

もし、そうであれば、少しばかり勉強する必要があるでしょう。

起業・副業本を読みあさろう

簡単にできるのは、起業・副業の本をたくさん読んでみることです。

古本屋や新刊書店に行くと「起業・副業」というコーナーがあります。

興味がある本を何冊かパラパラとめくってみましょう。

一言に起業・副業といっても、非常に多くの選択肢があることが分かるでしょう。

なかには自分と同じような境遇にありながら、ふとしたきっかけで起業した先輩達の成功体験が書かれたビジネス書もあるでしょう。

今のあなた自身に響く内容の本を探してみましょう。

私のおすすめはAmazon kindleunlimitedです。

月々980円でkindle本が読み放題と非常にお得です。

kindleunlimitedで読める自費出版の本の中にも、有意義なものが数多くあります。

また、大手出版社からも読み放題で提供されている本がたくさんあります。

たくさんの起業・副業本を読んでいるうちに「これだったらやってみたいな」とヒットするものが出てくるはずです。

まずは、情報を蓄えるところからスタートしてみましょう。

芋づる式リサーチにチャレンジ

自分にとって関心のある起業・副業ネタを見つけたら、インターネットで情報収集してみましょう。

できれば、すでにその仕事である程度の成功を得ている人のブログやSNSを見つけられると良いでしょう。

あなたにとってのリアルな目標を見つけることができます。

また、書籍などでは分からないメリット・デメリットもわかるようになるでしょう。

1ヶ月~3ヶ月ほど特定の人をフォローして情報収集していると、その業界の特徴や用語、有名人なども分かってきます。

その人がフォローしている人や、つながりのある人を芋づる式にリサーチしていくと、そのジャンルにどれくらいの市場規模があり、盛り上がっている起業・副業なのか?それとも旬を過ぎているのかが分かるでしょう。

実は、起業・副業をネタにしながら「稼ぎたいと思う人に稼げそうな情報を売る」という怪しげなビジネスもあります。

数ヶ月かけてしっかりリサーチすると、その人が本当に起業・副業で稼げているのか?それとも、稼げるといって稼ぐことに関心のある人を集めているだけなのかも分かります。

メンターを見つけよう

ある程度、業界のことが分かったなら、信頼できるメンターを探してみるのがよいでしょう。

有料でコンサルティングを受けてみるのもひとつの方法です。

自分一人で模索するよりも時間の節約になり、一気に成功に近づきます。

私も過去に3ヶ月ほどのコンサルティングを受けたことがあります。

今まで知らなかった業界の知識があっという間に入り、また講師のコネからいくつもの仕事を受注することができ、結果としては満足のいく投資となりました。

堅実な起業・副業を目指すのであれば、まずはしっかり情報をインプットすることが大切だ!というのは、私自身が常日頃から感じていることです。

STEP2 自分自身を知ろう

起業・副業に対する知識をしっかり身につけると同時にやっておきたいことがあります。

それは「自分はどういう人なのか?」という自己分析のマインドマップを作ることです。

自分が何者かがわかっていなければ、自分に合う起業・副業を見つけることは不可能ですね。

下記はあくまでも私の例ですが、自己分析の参考にしてください。

 

好きなこと・得意なこと

次に自分が好きなことを思うままに書きだしてみてください。

また、誰かから褒められたり、評価されたりしたことも書きだしてみてください。

私の場合は、小学校の頃に読書感想文を十数枚書いて「君は文章を書く才能があるよ」と学校の先生に言われたことを覚えています。

実際にそうかどうかは別としても、その一言が私の人生を支えてきたのは事実です。

今でも「読み書き」は、私のライフワークのひとつです。

自分の好きなことは軽視してしまい「これくらい、誰でもできるよ」と思ってしまうものですが、実は市場から見るとそこに価値があるかもしれないのです。

そこで、まずは好きなこと・得意なことを書きだしてみましょう。

これはとても楽しい作業です。

嫌いなこと・苦手なこと

反対に、世の中には自分の得意ではないこと・どうしても好きになれないこともあるものです。

仕事なら我慢してやらなければならないかもしれません。

しかし、すでに本業の中で我慢しているのに、あえて起業・副業をする時に自分が嫌いなことを選ぶ必然性はまったくありません。

そこで、起業・副業のアイデアを考えるときには、嫌いなことや苦手なことを遠慮せずにしっかりと書きだしておいてください。

私の場合は、人混みがとにかく嫌いです。

色々な人に会ってセールスしたり、接客をしたりするとエネルギーを使い果たしてしまいます。

急かされたり、機械的な業務をミス無くこなすよう要求されたりするのも苦手です。

よく頼まれること

特に好きではないけれど、よく頼まれることというものも起業・副業のアイデアになり得ます。

というのは、すでに社会からあなたが「求められている」ということだからです。

本業の中で経験値を積んできたこと、気がつくといつもこういう仕事やっているよな~ということを見つけるようにしましょう。

私は読み書きが得意なのですが、実際には周囲からディレクション(管理業)を任されることのほうが多いです。

自分ではそれほど得意だとも思わず、また好きでもないのですが、多人数の組織をまとめてプロジェクトを進行する業務をいくつも任されてきました。

また、特に好きではないのですが、大人数の前でプレゼンしなければならないことも多いです。

緊張でガチガチになりますし、大規模なプレゼンの前には悪夢を見るくらいですが、これまで特にその分野での仕事が多かったですね。

つまり、客観的に見ると自分自身がこれらの分野で求められている人材であるということが分かります。

私の知人で、PC修理が得意な人がいます。

この人、知人から修理を頼まれて直し続けているうちにそれがすっかり仕事になってしまい、朝から晩までPC修理を行って自営業になっています。

本人に聞いてみると、意外なことに”とにかくPC修理が大好き!”というわけではないのです。

ただ、とにかく修理を頼まれる。

それに応じているうちに、いつの間にか仕事になってしまったそうです。

もしかすると、あなたも本業でよく頼まれる仕事のジャンルがあるのではないでしょうか。

他の人に頼むよりもあなたに頼んだ方が早くて正確にできるからこそ、その仕事を頼まれるに違いありません。

それは、すでに「市場に価値を提供」しているわけですから、少し工夫を加えるだけで十分に起業・副業になり得ます

あなたがずっと続けていけることは?

最後に一番大切なことは、ずっと続けていけるかどうかということです。

起業・副業で大切なのは、一過性ではなくよい時も悪いときも続けていけるということです。

ゼロから始めた仕事の成果が出始めるまでは数ヶ月、時には何年もかかるものです。

場合によっては、しばらく無収入が続くかもしれません。

それでもやり続けることができるかどうか?ということが重要です。

「こんなんじゃ割に合わないよ」とすぐにやめてしまいたくなるなら、それはあなたのライフワークではないのでしょう。

たとえ刺激がそれほど強くなくても、とにかくやめないでいつまでも続けていける。

そういう仕事を選べば成功の可能性は高まります。

結局のところ、続けることは才能なのです

STEP3 小さくはじめよう

起業・副業に関してのインプット、自己分析をマインドマップでしっかり行ったなら、何をすればよいかがおぼろげながらにでも見えてきているのではないでしょうか。

では、3つめのSTEPに進みましょう。

それは「小さくはじめる」ことです。

特に副業の場合、できるだけ小さく始めることにはメリットがあります。

資金面でのリスクを抑える

いまはサラリーマンでも、いつかは起業して自分のビジネスをはじめたいと思っているかたも多いでしょう。

しかし、思うようにうまくいくとはかぎりません。

退職して退路を断ち死に物狂いで頑張るのも一考ですが、うまく行かない可能性のほうが高いでしょう。

そうであれば、まずは副業的に仕事を始めて月に1万~3万円を得てみるのはどうでしょうか。

月100万の収入を得るのが目標でも、最初の一歩は1万円です。

1万円稼げない人が100万円稼げるわけがありません。

費用はどれくらいかかるでしょうか。

売上を現金化できるのはいつでしょうか。

定期的に収入は発生しますか。

こういうことを一つ一つ検証するには、サラリーマンの本業で安定した収入がある中で、副業としてビジネスをはじめるのが一番なのです。

間違っても、フランチャイズに申し込んで加盟金や開業費で数百万を一気に使ってしまうということが無いようにしてください。

ビジネスの成功の鉄則は小さくはじめること、そして徐々に大きく育てることです。

インターネットを活用する

将来的に大きなビジネスにつながるアイデアでも、インターネットを使えばできるだけ費用をかけずにはじめることが可能です。

インターネット上で探すことができるレンタルオフィスは、月額数千円で住所だけを貸してくれます。

その気になれば都心の孝等地にオフィスを持つこともできます。

また、コールセンターサービスなどを使いこなせば、電話番を外注することも可能です。

面倒な経理処理なども、クラウド型のサービスで簡単に管理できます。

私は過去にネットショップを複数持っていましたが、月々数千円でネット上に販売の拠点を持つことができ、しっかりリピーターも育てることができました。

しかも、無在庫販売(ドロップシッピング)で運営していました。

つまり、売れたら仕入れるので、仕入れリスクさえありませんでした。

自分で店舗を借りて、在庫を積んで、店番を雇って、給与を出して・・・だと、すぐに利益がなければ潰れてしまいます。

しかし、インターネットで小さくはじめれば、わずかな経費で月数万円~数十万円の利益をあげることは決して難しくはありません。

インターネット時代、しかも各種の外注(アウトソーシング)サービスが発達している今こそ、起業・副業のハードルがかつてないほど低くなっているのではないでしょうか。

あなたがどんな起業・副業を選ぶとしても、まずはできるだけ小さくはじめて、徐々に利益を拡大していけるような方法を選んでください。

そうすれば、リスクを限りなくゼロに近づけることが可能なのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

このところ起業・副業がブームになっていますが、遊び感覚では絶対に成功できません。

本業も副業も同じ「仕事」だからです。

だからこそ、しっかり準備して本気で取り組んだ人は必ず成功できます。

それが社会の普遍的なルールだからです。

マインドマップは、自分の中にある可能性を最大限に引き出すための優秀なツールです。

マインドマップを活用してゴールを探し、自己分析をし、自分にピッタリの起業・副業のアイデアを見つけ出してください。

あなたの人生がより豊かなものになることをお祈りしております。

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問題解決に行き詰ったら試してほしいクリエイティブなアプローチ http://idea-soken.com/problem-solving-process http://idea-soken.com/problem-solving-process#respond Sat, 09 Feb 2019 14:19:15 +0000 http://idea-soken.com/?p=3852 こんにちは、アイデア総研の大澤です。 ビジネスの場や日常生活のなかで、私たちは大小さまざまな問題にぶつかります。 そんなとき、あなたはどのような方法で問題解決にアプローチしますでしょうか。 自分ひとりでアイデアを考える、 […]

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こんにちは、アイデア総研の大澤です。

ビジネスの場や日常生活のなかで、私たちは大小さまざまな問題にぶつかります。

そんなとき、あなたはどのような方法で問題解決にアプローチしますでしょうか。

自分ひとりでアイデアを考える、グループで検討してみる、とりあえずスマートフォンを手にする、または優秀なコンサルタントを雇う、などさまざまな方法が考えられるでしょう。

問題解決へのアプローチには論理的手法を用いることが多いかもしれませんが、クリエイティブな手法を用いることでより有効な解決方法が見つかることも少なくありません。

論理的な手法による問題解決に行き詰ってしまったときに、クリエイティブなアプローチで意外性のある解決方法が見つかることもあるのです。

今回は、起業家のBen Weinlick氏による海外記事『Essential creative problem solving tool』より、問題解決のためのクリエイティブなアプローチをご紹介したいと思います。

クリエイティブな問題解決のアプローチとは?

”新しいアイデアを生み出すための問題解決法を教えてほしい”とたずとねられたとき、私はいつも躊躇してしまいます。

なぜなら、あらゆる局面で役に立つ問題解決の手法はないからです。

社会のシステムが複雑化するにつれて、人々は”その方法に従えば必ずうまいくいく”という手法を求めるようになってきています。

複雑化した社会の生み出すストレスは自分自身のクリエイティブな能力に対する自信を失わさせ、いつしか自分以外の誰かが自分たちの問題を解決してくれることを待つようになってしまいがちです。

しかしどんなにすばらしいコンサルタントやビジネス講師から問題解決の方法を教わったとしても、あなた自身が問題の解決に本気で取り組み、その方法を使いこなすことができなければ意味がありません。

誰かに問題解決をしてもらうのではなく、あなた自身が問題解決のための手法を身に付けることが重要なのです。

イノベーションはどこで始まるのか?

新たにイノベーションを生み出すためには、クリエイティブな発想による問題解決が必要です。

そのためには、まず自分自身の凝り固まった考え方を変える必要があります。

IBMの研究によると、60か国33業種の企業トップや公共組織のリーダー1500人に「ビジネスでの成功のために最も重要なリーダーシップの資質が何か」を調査したところ、誠実さやグローバルな考え方を追い越して”クリエイティビティ”が最多であった

さきほどあらゆる局面で役に立つ問題解決の手法はないといいましたが、一方で限定された局面で有効な問題解決プアプローチは存在します

複雑な問題をクリエイティブに解決するためのポイントは、論理的な手法に頼らずにクリティカルな思考を持つことにあります。

ここでいうクリティカルな手法とは、ざっくりしたおおざっぱな考えと緻密な考えの両方をいったりきたりできるような柔軟なアプローチのことを指します。

この手法を身につけるためには、多くの練習と失敗が必要となるかもしれません。

定期的に自分を疑うことをしないなら、それは考えていないことになる。

マルコム・グラッドウェル(アメリカ合衆国のジャーナリスト)

ではさっそく問題解決のクリエイティブなアプローチについて、10のステップにわけてご説明しましょう。

なおそれぞれのステップに書かれている括弧は、目安となる所要時間となります。

1.参加人数を集める

まずはセッションの参加者を集めます。

参加者は7人が理想です。最大でも9人までがよいでしょう。

できるだけ多様性のあるメンバーを集める必要がありますが、フレンドリーさと心のオープンさがある人を優先しましょう。

ひょうきんな人はグループのムードを高めます。

おいしい食べ物やコーヒー、カフェインたっぷりの濃い緑茶を準備しましょう。

セッションは最長で1時間半集中してほしいと知らせましょう。

早く終わるのは良いことです。

途中で何があったとしても、決めた時間を超えてはいけません。

時間をオーバーしてしまうと、メンバーはあなたの設定するセッションに参加することををイヤがるようになってしまうかもしれません。

2.みんなと違う考えをするように伝える(所要時間:5分)

まず最初に、参加者に対してできる限り他の人と異なる考えをするように伝えてください。

クリエイティブな問題解決のためには、普段とは異なった方法で考えることが必要になります。

いままで蓄えた知識をいったん捨て去って、新鮮な目で世界を見るようにしてもらいましょう。

人はグループ内での信頼関係が成り立たないと、なかなかクリエイティブにはなりません。

まずは4分ほど時間をかけて、簡単なゲームなどでアイスブレイクを行うとよいでしょう。

3.セッションのルールを設定する(4分)

セッションを有効なものにするためには、メンバーに何らかのルールを設定することが有効です。

部屋にルールを貼り付けましょう。

たとえば次のような簡単なものがよいでしょう。

  • お互いの意見を尊重する
  • 自分自身に正直になる
  • 好奇心を持つ
  • 慎重に判断する
  • 感謝の心を持つ
  • わかりやすく説明する
  • 相手の意見をよく聞く
  • ポジティブに考える
  • できる限り楽しむ

どれもあたりまえのルールですが、貼り出しておくことで意識付けることができます。

4.なぜクリエイティブな考えが必要かを説明する(5分)

人はなぜそれをする必要があるかを理解したときに力を発揮することができます。

なぜこのメンバーを集めたのか。

セッションで何を話し合ってほしいのか。

これから取り組もうとしている問題解決がなぜ重要なのか。

それらのことをメンバーにきちんと説明しましょう。

「どのようにやるか」のみに注目する人は多くいます。一方でもっと好奇心がある人は「なぜやるか」に注目します。私自身はには情報よりもインスピレーションをいつも大事にしています。

マン・レイ(アメリカ合衆国の画家・彫刻家)

5.検討すべきエリアを発見し深堀りしてゆく(20分)

短いセッションの場合には、どの部分について検討するかを明確にしていきます。

たとえば現在提供しているサービスをもっと顧客に喜ばれるようにするにはどうすればよいか、などです。

その場合、なぜ今のサービスに顧客は満足していないのか、なぜ他のサービスに移ってしまうのかについてディスカッションしていきます。

そこで出た情報をポストイットで貼り付け、新たにチャレンジすべき点についてリスト化していきます。

より優れたサービスを見た例を話したり、すばらしいサービスの特徴についての情報をポストイットをまとめていきます。

そして、自分たちがチャレンジできそうなエリアを絞り込んでいきます。

たとえば、ウエストジェット航空の客室乗務員は、安全対策の説明をより注目してもらうためにジョークを交えて乗客を笑わせていることは非常にユニークはアイデアといえます。

この段階で、アイデアの核となる部分を探り当てるようにしましょう。

6.チャレンジの内容を具体化する(4分)

アイデアの核を見つけたら、メンバーにこのように言いましょう。

「今見つけたアイデアを核を、もう少し具体的な方法に落とし込んでみましょう」

このプロセスは少々やっかいですが、とても重要でもあります。

「どのように私たちは○○できるか」または「どんな方法で私たちは○○できるか」からはじめて、すこしずつやるべきチャレンジを明確にしていきます。

例えばどんな方法で顧客に喜びのある経験を伝えられるか、口コミで宣伝にしたらどうだろうか?などです。

7.ワイルドなアイデアを出す(15分)

ここからの15分間で、普段の常識を解き放って非常識でワイルドなアイデアを出していきます。

そのためには、全員が心の奥底に常識をしまいこむ必要があります。

お互いのワイルドなアイデアをぶつけ合って、ひとつのアイデアに組み立てていきます。

この段階ではできるだけ多くのアイデアを出していきましょう。

ポストイット1つにつき、1つのアイデアを書き込んでいきます。

実現できる・できないにかかわらず、全員で”常識はずれな”アイデアをどんどん出していきましょう。

8.実践可能なアイデアをまとめる(15分)

ここまでの段階で多くのアイデアが出ましたでしょうか。

出されたアイデアを見渡すと、実現可能なもの・実現できそうにないものが混ぜこぜの状態になっているのがわかるでしょう。

次のステップでは、具体的のどのアイデアを行動に移すべきかを検討します。

メンバー内で話し合いを行い、行動に移すべきアイデアのトップ3にマーカーでしるしをつけましょう。

この選択は慎重に行うようにしてください。

もっとも革新的なもの、もっとも実現性のあるもの、もっともインパクトをあたえるものをそれぞれ1つずつ選ぶのも良いでしょう。

けっして安易で見慣れたアイデアを選ばないように注意してください。

9.アクションプランに落とし込む(10分)

多くのブレインストーミングは、時間ばかりかかって成果の乏しいものになりがちです。

なぜなら、最後に明確なアクションプランを決めないからです。

クリエイティブな問題解決のアプローチにおいては、適切なアクションプランを決めることが必要になります。

10分間ですべてを決めることは不可能ですが、まず最初の段階で誰が何を行うかについて明確にしておきましょう。

10.セッションのまとめを行う(5分)

はじめに設定した時間より少し早くセッションを終わらせましょう。

それによって、メンバーは今回のセッションに参加してよかったという感想を持つようになります。

最後に、今回のセッションで一番良かったことを全員に発言してもらうのもいいでしょう。

全員がよかったと感じた瞬間を共有しましょう。

次のセッションでもクリエイティビティを発揮できるように、心にとめておくべきことを発言してもらうのよいかもしれません。

メンバーへの感謝の気持ちをもって、セッションを終えるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

論理的なアプローチでは解決すべき問題の原因を探り出すことを重視しますが、クリエイティブなアプローチではその後の解決方法を見つけることを重視しています。

論理的なアプローチでどうしても解決できない問題が生まれたときに、ぜひチャレンジしてみてください。

また、今回のようなセッションを行うことで、メンバーの好奇心を高めたりメンバー間の信頼性を強化したり、なによりクリエイティビティを高めることができます。

もしあなた自身がチームを運営しているのであれば、問題が生じるたびに定期的にこのようなセッションを行ってみてください。

きっとクリエイティブな文化があなたのチームで醸造されることになるでしょう。

 

 

 

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20代、30代が未経験から生産管理の仕事に就くには? http://idea-soken.com/job-change-pro-mana Tue, 05 Feb 2019 14:42:16 +0000 http://idea-soken.com/?p=3845 こんにちは、現役人事ライターの高橋弘樹です。 未経験から生産管理の仕事の挑戦してみたい。 生産管理の仕事って、どうすればなることが出来るのかな? 理系の出身じゃないと無理なんだろうか。 それとも、文系出身でも大丈夫なんだ […]

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こんにちは、現役人事ライターの高橋弘樹です。

未経験から生産管理の仕事の挑戦してみたい。

生産管理の仕事って、どうすればなることが出来るのかな?

理系の出身じゃないと無理なんだろうか。

それとも、文系出身でも大丈夫なんだろうか。

クリエイティブ系の中ではハードルが高いようなイメージがある。

不安になりますよね。

でも、問題ありません。

今回は、未経験から生産管理の仕事に就く方法についてお伝えいたします。

少し長くなりますが、最後までお付き合いくださいね。

生産管理の仕事はとてもクリエイティブな仕事です。

皆さんは生産管理の仕事にどのようなイメージをお持ちでしょうか。

もしかしたら、堅苦しくルーチンな職種であるとイメージしている方もいるかもしれません。

ですが、実はメーカーの中でもクリエイティブでやりがいのある職種なのです。

工場の生産についての最適化を目指すのが生産管理の仕事内容であり、生産管理による指示で製造現場はモノづくりを進めていきます。

予定通りにいかないことがこの生産管理という仕事の特徴で、取引先の状況や生産ラインの稼働状況に合わせて柔軟に仕事を組み立てる必要があります。

生産管理には理系の人材は実は少ない。

生産管理の仕事は理系エンジニアの仕事だと考えている人が多いですが、実は圧倒的に文系出身者が多いのが実情です。

大学も学部卒の方が大学院卒よりも多い傾向にあり、生産管理の仕事は文系からでも挑戦できます。

出身学部による有利不利はないものと考えても問題ありません。

生産管理に求められるのはコストカット能力

生産管理の仕事に必要なのは工場全体のコストを把握することです。

見積もりをとる業務もあり、工場全体のコストを把握する事ができるため、必然的にコストを管理する業務が手元に来ます。

また工程の管理などの業務も多いため、工場の効率的な運営を実現するために仕事を推進することになります。

工場長や製造課長などを相手に仕事をすることになる。

工場長や製造課長のサポートをする仕事がメインになるため、いわゆる工場内の偉い人をサポートする仕事をメインに担当することになります。

特に仕事を進める上で大変なのは、工場長の多くは生産管理の仕事に理解がなく、無茶ぶりをしてくることも多いというところです。

工場長は工場内の工程や技術などには詳しい技術・技能のスペシャリストで最高位の立ち位置になりますが、コストなどに関してはあまり理解がないということも多いです。

そのためサポート役になると言っても、ときには対立しながら仕事を進める必要性が出てきます。

20代で未経験から生産管理に挑戦するには?

20代から未経験で生産管理の仕事に挑戦するために大切なことは、熱意を示すことです。

20代であればまだまだこれから仕事を覚えて経験を積めば良いと考えている企業も多いため、なぜ生産管理の仕事をやりたいのかをしっかりと面接の場で伝える必要があります。

製造業であれば、会社の製品について”なぜその製品の製造を管理する仕事に就きたいのか”を答えると良いでしょう。

例えばメーカーに転職したいと考えたとして「御社のこの製品を以前から愛用しているから就職したい」と答えるのではなく、「御社の製品が社会において重要な役割を果たしており、自分がこの商品の生産管理として携わることによって、より世の中に貢献したいと考えています」という風に具体的に伝えることが大切です。

未経験でも若さがあるため、熱意で押し通すことができれば採用される可能性は高まります。

30代から未経験で生産管理に挑戦するには?

30代から未経験で生産管理に挑戦する場合には、これまでの経験を活かした形で志望動機と自己PRを伝えるようにして下さい。

生産管理は工場の効率的な運営を考える大切な仕事です。

コミュニケーション能力に加えて、コストを意識して仕事が出来るのかどうかが大切です。

技術的な知識が素人だったとしても、コスト管理意識が高ければ採用される可能性が高いです。

例えば、あなたの前職が営業職だったとします。

「私はこれまで営業職として成果を上げる仕事をしてまいりました。営業職としての仕事の成果としてはできる限り利益率の高い商品を優先しつつも、顧客の要望に寄り添った商品を納めるようにしてきました。今回、メーカーの生産管理に挑戦したいと考えたのは、営業職として恩赦の利益に貢献することも大切ですが、製品の製造工程に工夫を行うことでより良い商品をお客様に届けることが出来るのではないかとこれまでの経験から考えたためです。利益も大切ですが、工場内でより製品のコストカットをすることができれば、よりたくさんの製品を世の中に安価で提供する事が出来るため、御社だけでなく取引先にもメリットがあると考えました。よろしくお願い申し上げます。」

このように、自分自身のこれまでの経験をベースにして、自己PRをしつつ志望動機につなげるようにしてみて下さい。

転職サイトを積極的に活用する事で、未経験でも生産管理に挑戦しよう!

未経験からの生産管理職への転職を成功させるためには、転職サイトを積極的に活用するのがよいでしょう。

転職サイトをおススメする理由としては、製造業は求人を出す際によほどの大企業でない限りは転職エージェントではなく転職サイトで募集をかけるためです。

転職エージェントに依頼すると採用コストがかかるという側面もありますが、メーカーでは様々なバックボーンを持った多種多様な人材を募集したいという背景もあり、転職サイトから面接を受けることが近道となります。

まずは未経験からの転職を得意とするハタラクティブ あたりから転職活動をはじめてみてはいかがでしょうか。

転職サイトを積極的に活用し、転職を成功させましょう。

クリエイティブ職へのおすすめ転職サイト

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