アイデア発想の記事

今日からできる!あなたの創造性を高めるための7つの方法

こんにちは、アイデア総研の大澤です。

世の中には天才的なアイデアマンが存在します。

レオナルド・ダ・ヴィンチやトーマス・エジソン、スティーブ・ジョブズといった優れたイノベーターは、生まれもってのアイデアマンだったのでしょうか。

それとも、彼らの創造性は後天的に努力によって身についたものなのでしょうか。

創造性は才能か努力か、という疑問は、たびたび議論されるテーマです。

今回は海外記事『7 Ways to Boost Your Creativity』より、私たちのような常人が創造力を高めるためのヒントをご紹介します。

あなたの創造性を高めるための7つの方法

創造性とは生まれもって身につけているものに見えるかもしれませんが、実際には他の多くのことと同様に先天的な要素と後天的な要素のバランスの上に成り立っています。

言い換えれば、創造性は努力によって後天的に高めることが可能なものであり、必ずしも遺伝や才能に依存しないものであるといえます。

幸いなことに、さまざまな近年の研究によって創造力を向上させるための精神的・環境的アプローチが明らかになってきています。

ここではそれらの研究によって明らかになった7つの方法についてご説明します。

自分自身に制限を設ける

グリーンエッグ&ハムドクター・スース著の有名な『グリーンエッグ&ハム』は、彼の”50未満の単語を使って物語を作れるか”という賭けを実行するために書かれました。

ほとんどの人は、何かを行うときに無意識に“最も容易な方法”を選択してしまい、そのことで創造的なアイデアを生み出すチャンスを損なってしまっているのです。

あなたの脳を限界を超えて発揮させるためには、過去の成功パターンをなぞれないようドクター・スースに習って自分自身に“ある種の制限”をかけてみましょう。

もしあなたがふだん1000の単語でストーリーを書いている場合は、500の単語までしか使用できないように制限してみましょう。

一握りのコードで曲を作り、一握りの色味でデザインしてみましょう。

制限を設けることで、あなた自身の最も創造的な側面を引き出すことができるのです。

問題を再コンセプト化する

多くのクリエイティブな人々は、創造的なプロジェクトを始める前に問題を再コンセプト化する傾向があるということが研究者により報告されています。

かつてアインシュタインが「もし私が問題を解くために一時間を与えられたら、55分を問題について考える時間に費やし、5分を問題の解決に使うだろう」と述べたように、実際に問題を解きはじめる前に問題自体を視覚化し、再コンセプト化することは非常に重要です。

多くの場合、最善のアプローチはあなたのプロジェクトの対象となるユーザーについて想像することです。

彼らは何にインスパイアされますか?

彼らが何を聞くことにうんざりしていますか?

彼らが直面していながらほとんど話題にしない問題は何ですか?

マルチタスクを避ける

カオス何かを創造するために情報を収集しつつアイデアを発想する作業は非常に困難なものです。

研究者たちは、これらの作業をマルチタスク化せずに、情報を“吸収状態”にしておくことを勧めています。

あなた自身のプロジェクトの進行を中断させないために、後に使用するキーアイデア、洞察および役に立つ記事などをEvernoteやPocketなどのWebツールを使用し、いったん“吸収状態”にしておきましょう。

ポジティブに考える

時としてネガティブな考えが創造性に拍車をかけるケースもありますが、研究者達は強いポジティブ状態のときに最も創造的な仕事が行われるということを見出しました。

実際には、愛の感情・もしくは愛情について考えるときに最も創造的な思考が得られるということが示されています。

あなたをポジティブにするトリガー(適度な運動をする、未来を想像する、楽しい記憶を思い出すなど)を用いて、自分自身をポジティブな状態にもっていきましょう。

ポジティブな状態にいることで、あなた自身の最高の創造性を発揮することができるのです。

“もしも思考”をする

「もし~だったらどうなっただろう?」という事実に反する“もしも思考”は、短時間で創造性を高めることのできる方法として知られています。

たとえばビッグバン宇宙論に”もしも思考”を当てはめた場合、「もしサイが家畜として飼いならされた世界になっていたら、第二次世界大戦で勝利するのはどの国だろう」という問題が湧き上がるかもしれません。

もしあなたがそれをもっと現実的なシナリオに”もしも思考”を取り入れたなら、現実的な問題を創造的に解決することが可能になるでしょう。

立ち止まって空想してみる

すでにプロジェクトがスタートしている状況で、いったん立ち止まって空想をすることが創造性の拡大につながります。

なぜなら、空想することはアイデアの卵を孵化させるために有効だからです。

ここで重要なのは、すでにプロジェクトの内容について十分に検討した状態でこそアイデアを孵化させることができるという点です。

ですので、空想をスタートする前に必ずプロジェクトに取り掛かるようにしてください。

自分以外の誰かのことを考える

“心理的な距離”が創造性にとって重要な要素であるということが研究によって明らかになっています。

たとえば、今行っている作業が後に他の誰かによって利用されると聞かされたグループは、多くの斬新なアイデアを思いつくことができました。

反対に、今の作業が後に自分たちのみが利用すると聞かされたグループは、斬新なアイデアが少なかったという研究結果が出ています。

ある実験では、被験者に絵を描かせるときに、描いた絵が後に他の誰かの物語の主題になると聞かされた場合に、より創造的な絵を描いたという結果が出ました。

自分だけのために何かを作る場合は、他の誰かがあなたの創造物を楽しみ、使用し、また生活の一部に組み入れると想像してみましょう。

あなたは新しいアイデアを生み出すために、どんなマインドセットをしていますか?

創造性を高めるための環境づくり

7つの方法に加え、創造性を高める環境を整えることも非常に重要です。どれだけ優れたメソッドを知っていても、環境がそれを阻害していては意味がありません。

定期的に「インプット」の時間を設ける

創造性は何もないところからは生まれません。日常的に読書・映画・美術館・旅行・異業種交流など、異質な情報を意識的にインプットする時間を作ることが、アイデアの源泉となります。

サラリーマンの場合、忙しい日々の中でなかなかインプットの時間が取れないと感じる方も多いでしょう。しかし、通勤時間や昼休みにPodcastや読書をする習慣をつけるだけでも、大きな違いが生まれます。

「書く」習慣が創造性を解放する

頭の中にあるアイデアを外に出すためには、書く習慣が非常に効果的です。毎朝起き抜けに3ページ分の文章を書く「モーニングページ」という手法は、創造性を解放するためのメソッドとして世界中で実践されています。

内容は何でも構いません。昨日あったこと、今日やること、ぼんやりした思い、夢に見た話——とにかく頭の中を紙の上に吐き出すことで、無意識のアイデアが表に出てきやすくなります。

創造的な仲間を持つ

「類は友を呼ぶ」という言葉があるように、クリエイティブな人たちとの交流は自分自身の創造性を高める強力な刺激になります。

同じ会社・同じ部署・同じ職種の人とばかり付き合っていると、思考のパターンが固定化してしまいがちです。異業種の勉強会やコミュニティに参加して、普段とは異なる価値観や発想を持つ人たちと接することを意識しましょう。

適度な「散歩」が創造性を高める

スタンフォード大学の研究では、歩くことが創造性を平均60%向上させるという結果が出ています。アイデアが行き詰まったときに散歩をするのは、科学的にも理にかなった行動です。

行き詰まった会議の合間や、煮詰まったデスクワークの後に、15分だけ外を歩いてみてください。脳への血流が増加し、思考が整理されることで、新しいアイデアが生まれやすくなります。

創造性と生産性を両立させるための考え方

創造性を高めることは大切ですが、ビジネスの現場では生産性とのバランスも求められます。

「創造的に仕事をしていると時間がかかる」というジレンマを感じることもあるでしょう。しかし、実は創造性と生産性は相反するものではありません。

創造性が高い人は問題を素早く根本から解決する能力が高いため、結果的に生産性も向上することが多いのです。日々の業務の中で意識的に創造性を磨き続けることが、長期的には大きな成果につながります。

今回ご紹介した7つの方法は、いずれも明日から取り組めるシンプルなものばかりです。まずは1つだけ選んで実践してみてください。小さな一歩が、あなたの創造性を着実に高めていくはずです。

サラリーマンが今日から実践できる創造性トレーニング

「創造性を高める」と聞くと、特別なセンスや才能が必要なように感じるかもしれません。しかし実際には、日々の小さな習慣の積み重ねが創造性を着実に高めていきます。

忙しいサラリーマンでも無理なく実践できる、具体的なトレーニング方法をご紹介します。

毎日3つ「新しいことに気づく」練習をする

今日、通勤中に初めて気づいたことは何かありましたか?

毎日同じルートを通っていると、脳はオートパイロット状態になってしまいます。意識的に「今日は何か新しいものを見つけよう」という気持ちで過ごすだけで、観察力と発想力が磨かれていきます。

毎日3つの新しい気づきをノートやスマートフォンのメモアプリに記録することを習慣にしてみましょう。小さな気づきの積み重ねが、やがて大きなアイデアの源泉になります。

「逆転思考」でアイデアを広げる

逆転思考とは、物事を反対の視点から考えることです。例えば「この商品をいかに売るか」ではなく「この商品をいかに売らないか」を考えることで、逆説的なアイデアが生まれることがあります。

会議の場で行き詰まったとき、「逆にどうすれば失敗するか」を考えて箇条書きにし、その逆を実行するという方法も効果的です。

「1日1質問」を自分に課す

毎日1つ、仕事や日常生活に関する「なぜ?」という質問を自分に課してみましょう。「なぜこの会議は毎週あるのか」「なぜこのプロセスはこんなに複雑なのか」——当たり前だと思っていることに疑問を持つことが、イノベーションの入り口です。

子どもは一日に何百もの「なぜ?」を発します。大人になると「なぜ?」と問う習慣が薄れがちですが、意識的にその習慣を取り戻すことで、創造的な思考力が大幅に向上します。

「異業種の人の話を聞く」機会を作る

自分の業界・部署・仕事の世界だけで日々を過ごしていると、思考パターンが固定化してしまいます。週に一度でいいので、異なる業種や職種の人と話す機会を意識的に作ってみましょう。

異業種交流会やSNSのコミュニティ、趣味のサークルなどが気軽な入り口になります。「自分の仕事の常識」が実は業界独特のものであることに気づき、新鮮な視点でアイデアを考えられるようになります。

「模倣」から創造性を学ぶ

「模倣は創造の母」という言葉があるように、最初は上手くいっている事例を真似ることから始めることも創造性の訓練になります。

優れた広告コピーを手で書き写してみる、好きなデザインを自分でトレースしてみる、名曲の構成を分析して似た曲を作ってみる——こうした「真似る」という行為を通じて、クリエイティブの構造が体に染み込んでいきます。そこから少しずつアレンジを加えていくことで、自分ならではの創造性が育まれるのです。

まとめ

いかがでしたか。今回は創造性を高めるための7つの方法についてご紹介しました。

今回のポイントを振り返ります。

  • 創造性は才能ではなく、後天的に高めることができる能力
  • 自分に制限を設けることで、脳の創造力が引き出される
  • 問題の再コンセプト化・ポジティブ思考・”もしも思考”など、マインドセット面でのアプローチが有効
  • マルチタスクを避け、空想する時間を意図的に作ることが重要
  • 創造的な環境(インプット・書く習慣・創造的な仲間・散歩)を整えることも不可欠

ここで述べた方法は、いずれも明日からすぐにチャレンジできるものばかりです。

あなたがすでに何らかのプロジェクトに取り掛かっており、その中で創造的なアイデアを求めているようでしたら、さっそくこれらの方法を試してみてください。

これらを実際に試してみることで、あなたの創造性は少しずつ確実に高まっていくことでしょう。

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