あなたの知らないアイデア貯金箱コンクールのディープな世界

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Olichel / Pixabay

こんにちは!アイデア総研の持田です。

“子供の創造力は無限大”といわれますが、子供たちは時として大人には想像もつかないようなユニークで独創的なアイデアで私たちを驚かせてくれます。

そんな子供たちの創造力が思う存分発揮されている工作コンクール『ゆうちょアイデア貯金箱コンクール』をご存知でしょうか。

今回は近年の作品の中から気になったものピックアップしてご紹介しつつ、その自由奔放なアイデアに驚いていただきたいと思います。

きっと子供たちのアイデアがみなさんの創造力を刺激してくれることでしょう。

ゆうちょアイデア貯金箱コンクールとは

『ゆうちょアイデア貯金箱コンクール』は、郵便貯金創業100年を記念して1975年から毎年開催されている、日本郵政主催のイベントです。

2016年度で41回目を数え、多いときには全国から200万件以上の応募があるという、歴史のある一大イベントとして全国の小学生たちにすっかり定着しています。

小学1年生から6年生まで各学年ごとに文部科学大臣賞・ゆうちょ銀行賞などの賞が設けられており、毎年アイデアにあふれた作品が受賞しています。

では早速ご紹介していきます。

ギミックがすごい!

ただ貯金をするだけではなく、お金を入れることで何らかのアクション(ギミック)が作動するアイデア貯金箱です。

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『たまごがパカッ』

第36回小学5年生の部文部科学大臣奨励賞

野鳥の巣をモチーフにしたかわいらしい貯金箱です。お金を入れるとコインの重みで卵がパカっと割れるというアイデアが光ります。

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『立山登山』

第36回小学6年生の部ゆうちょ銀行賞

本物の石を積み上げてリアルな山を再現するだけでなく、コインを入れると重みで滑車が回り人が山を登っていくというギミックがすばらしいです。

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『手やきせんべいちょきんばこ』

第37回小学2年生の部ゆうびんきょく賞

それぞれのせんべいは値段のコインと同じサイズになっており、せんべいを回転させてコインを投入するというギミックになっています。

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『6年生みんなでロープジャンプをするぞ』

第37回小学6年生の部文部科学大臣奨励賞

腕を回すとロープが回転し、コインの入った貯金箱ごと子供たちがジャンプをするという非常に凝ったギミックとなっています。

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『貯金で渡れるマイ踏切』

第39回小学3年生の部ゆうちょ銀行賞

貯金をするとコインの重みで踏み切りが開くというギミックです。貯金をしないと”開かずの踏み切り”になるというアイデアに感心してしまいます。

発想がすごい!

子供ならではの自由な発想力が光るアイデア貯金箱をピックアップしました。

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『水あびぞうさん』

第36回小学3年生の部郵便局株式会社賞

ホームセンターで偶然目にしたというホースからインスピレーションを得て、ホースをまるごと貯金箱にしてしまうという大胆な発想に脱帽です。

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『つばめのすのちょきんばこ』

第36回審査員特別賞

つばめの巣を貯金箱に見立てています。一生懸命口を開いてエサをねだる子ツバメをみると、思わず貯金してしまいたくなります。

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『うなぎのぼり』

第37回小学3年生の部ゆうびんきょく賞

なんといってもタイトルがひねりがきいています。貯金をするほどうなぎが上っていくという発想もすばらしく、そのまま商品化できそうです。

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『 しーそー』

第38回小学1年生の部文部科学大臣奨励賞

なんと小学校一年生の作品です。シーソーのしかけによって、ただ貯金をするだけでなくバランスをとって遊ぶこともできます。

けずりかす貯金箱

『けずりかす鯛の貯金箱』

第38回小学5年生の部ゆうちょ銀行賞

短くなったエンピツや削りカスを利用したエコロジーな貯金箱です。削りカスで鯛のうろこを表現するというアイデアは、いったいどうやって思いついたのでしょうか。

こだわりがすごい!

ディテールやシチュエーションにこだわった力作の貯金箱をピックアップしました。

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 『ゆうびんきょくの昔と今』

第36回小学5年生の部郵便局株式会社賞

昔と今の郵便局が前後に張り合わせられた貯金箱です。昔の郵便局はおばあちゃんに聞きながら作ったというこだわりの作品です。

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『ペンギンコロニー』

第36回小学6年生の部文部科学大臣奨励賞

かわいらしいペンギンの貯金箱です。すべてのペンギンがことなるポーズで、今にも動き出しそうな躍動感のある作品に仕上がっています。

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『きれいな海でのシュノーケル貯金箱』

第37回小学4年生の部ゆうちょ銀行賞

水面から飛び出した足や水中に浮かぶ魚、木やサンゴの表現など細部まで作りこんだすばらしい作品に仕上がっています。

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『思い出の教室貯金箱』

第38回小学4年生の部文部科学大臣奨励賞

新築される校舎の思い出を貯金箱にした作品です。黒板やいす、習字の文字など4年間過ごした教室への深い愛着を感じます。

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『地球の仲間たち』

第39回小学5年生の部文部科学大臣奨励賞

地球上のすべての生物の共存、という大きなテーマを表現した貯金箱です。一つ一つの動物やそれぞれの説明文まで、とにかく細かく作りこまれています。

ドラマを感じる!

ひとつの作品の中にストーリー性やドラマ性を感じるものをご紹介します。

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『四人兄弟になったよ』

第36回小学3年生の部ゆうちょ銀行賞

自分に弟が生まれたときの想い出を貯金箱にした作品です。仲の良い四兄弟の姿が目に浮かんでくるようです。

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『父専用貴重品のせ貯金箱』

第36回小学4年生の部文部科学大臣奨励賞

ポケットの中のものを乗せると、小銭だけが貯金箱に入る仕組みになっています。パパはいつも小銭を散らかして奥さんに怒られているんでしょうか?

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『金環日食貯金箱』

第37回小学5年生の部文部科学大臣奨励賞

友達と見た金環日食がモチーフになっています。日食が進んでいくさまが再現されており、動きのあるドラマチックな作品になっています。

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『僕への応えん貯金箱』

第37回小学6年生の部すごいアイデアで賞

10年後の自分に向けたタイムマシン貯金箱です。いつもついつい無駄遣いをしてしまうのでしょうか。すごいアイデアに驚かされます!

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『私の思い出いっぱいランドセル貯金箱』

第38小学6年生の部ゆうちょ銀行賞

小学校6年生の作品です。想い出のつまったランドセルを、貯金箱という形でずっと残したいという気持ちが伝わってきます。

インパクトがある

”貯金箱”という枠を超えた、インパクトのある作品をご紹介します。

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『みんななかよし森のなかまたち』

第36小学2年生の部文部科学大臣奨励賞

なんともインパクトのある形状です。顔の部分にはピーナッツが使われいます。”世界中のみんなの幸せ”という壮大なテーマがこめられた作品です。

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『開けこんにゃく玉』

第36小学4年生の部ゆうちょ銀行賞

こんにゃくモチーフのインパクトのある作品です。製品のこんにゃくではなく、あえてこんにゃく芋をモチーフにした点や、そのディテールの細かさに感心します。

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『はがぬけたかずき』

第37小学1年生の部文部科学大臣奨励賞

はじめて歯が抜けた記念に作った貯金箱だそうです。大胆なデザインと抜けた歯が投入口になっているというインパクトで、一度見たら忘れられません。

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『なつのおもいで』

第35小学1年生の部文部科学大臣奨励賞

虎のような生物に噛付かれているように見えますが・・・いったい夏に何があったんでしょうか。見るものの興味を引かずにいられません。

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『ザ・コンセント』

第35小学5年生の部ゆうちょ銀行賞

どこからみてもコンセントです。私たちの貯金箱に対する既成概念を破壊するような、独創的な作品です。

まとめ

いがでしたでしょうか。

貯金箱としての実用性や完成度を競うわけではなく、”ただ作りたいものを作る”という子供たちの純粋な姿勢こそ、自由なアイデアの源となっているように感じられます。

ついつい理屈から発想しがちな

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