クリエイター/クリエイティブ職に未経験から転職する方法を徹底解説!

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こんにちは、現役人事ライターの高橋弘樹です。

未経験でもクリエイターになりたい!

クリエイティブな仕事をしてみたい!

でも、求人を見ても経験を要するものばかりで、今からクリエイティブな仕事に挑戦するのは難しそうだ。

求人を見れば見るほど、未経験からクリエイターになるのは無理なんじゃないかと落ち込んでしまう。

やっぱり転職するのは無理なんだろうか。

その不安な気持ち、よく分かります。

でも、大丈夫です。

上手く対策をすれば、未経験からでも必ずクリエイティブ職への転職は実現します

現役人事の視点から、クリエイティブ職への転職法を徹底解説させていただきます。

今のあなたの仕事は、本当にあなたが本当にやりたかった仕事ですか?

突然ですが、みなさんの子どものころの将来の夢を覚えていますか?

野球選手やサッカー選手、はたまた総理大臣という方もいるかもしれません。

一方で、画家やデザイナー、漫画家といったクリエイター系の職業にあこがれた方も多いのではないでしょうか。

日本FP協会が毎年発表している「小学生のなりたい職業ランキング」によると、2017年度のランキングは次のようになっています。

Youtuberがランクインしているのがいかにも今風ですが、男子はスポーツ選手・女子は専門職といった人気職種に混じって”ゲームデザイナー””ファッションデザイナー””漫画家”といったクリエイティブ職がランクインしています。

やはり、今も昔もクリエイター/クリエイティブ職は子どもたちの憧れの仕事といえるでしょう。

みなさんの中には子どものころの憧れの仕事につけた方もいらっしゃるでしょうし、また大人になって新たな夢を見つけ充実した毎日を送っている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし多くの人にとっては、歳を重ねるごとに「なりたい仕事」から「なれる仕事」を探すようになり、子どものころ思い描いた将来とは違う道を進んでいることと思います。

クリエイティブ職になる夢を持ちながら実現できなかった方の多くは、今からクリエイティブ職を目指してもなれないのではないかと思っているのではないでしょうか。

未経験だし、そのための勉強をしていないし、もういい歳だし・・・

転職できない理由を挙げるのが簡単ですが、果たして本当に不可能なのでしょうか。

もしあなたが転職で年齢がネックになると感じでいるのでしたら、まさに今こそが転職のための最大のチャンスなのです。

そもそも転職市場そのものが、未経験者を採用することが前提となっている。

皆さんは転職サイトで未経験者歓迎!という求人を見たことはありませんか。

採用する人事側からすると、むしろ未経験者歓迎という文言はわざわざ書くまでもなく当たり前のことなので、書いていない会社が多いのです。

クリエイター職でもその傾向は変わりません。

そもそもクリエイター職そのものを育成するメソッドを日本企業は持っていませんので、未経験者でも転職する余地は十分にあります

日本企業にはそもそも専門職が存在しない。

日本企業はそもそも総合職採用という形で人を採用しているため、専門職制度そのものがない会社が大半です。

仮にクリエイティブ系の会社であっても同じことで、日本企業はプロフェッショナル人材の育成自体を行っていない上に、社内には総合職のジェネラリストしかないという状況も当たり前です。

求人を出して専門職が応募してきてくれること自体が稀です。

経験年数3年以上の罠

未経験でデザイナーや企画・開発職の求人に応募しようとしたときに転職希望者の足を止めてしまうのが「実務経験年数3年以上」という文言です。

ここで足を止めることはありません。

先述した通り、日本企業は総合職採用をずっと行ってきました。

社内にクリエイティブな仕事をする部署があるといっても、採用段階ではどの部署に配属になるかは分からない総合職としての採用を行った上で、適性を見てクリエイティブな仕事をする部署に配属しています。

このことからも分かるように、経験年数3年以上といった文言を見て経験がないからといってクリエイターの仕事に応募しないということはいかにもったいないことか分かって頂けると思います。

つまり、日本の会社で未経験でもクリエイターの仕事に応募しても経験がないという理由だけで不採用になる可能性は低いということです。

日本企業には明確な仕事の線引きがない。

クリエイターの仕事への応募を諦める前に、思い出してほしいことがあります。

いまの会社に入社して特定の部署に配属されるまで、専門的な教育を受けたことがありましたか。

恐らく大企業でも、中小企業でも、ベンチャー企業でも、専門的な職業教育を受けたことがない人が大半です。

日本企業の特徴として、業務に明確な線引きがありません。

海外の企業であれば業務内容ごとに賃金が決められており、仕事に就くためには資格を取得したプロフェッショナルでないと仕事に就くことができません。

採用のハードルは海外の方が当然、日本より高いですし、プロフェッショナル以外は雇用がありません。

日本の場合には、職種ごとのプロフェッショナルが存在しないため、未経験者でも採用されることの方が圧倒的に多いのです。

日本企業の人事は適正を見て最終的な合否を判断している。

日本企業の人事は適性を見て最終的な合否を判断しています。

例えばIT業界などは人手不足の問題もあり、現在では未経験者採用を推進しています。

しかし、人手不足だけが背景となって未経験者採用を行っているわけではありません。

いくらスキルがあっても会社の社風とマッチングできない人材を採用しません。

スキルよりも社風と合うかどうかの方がクリエイティブな職種への転職であっても重要です。

仮に職種未経験だったとしても「うちで仕事をしてくれたら、この人は活躍してくれそうだ!」と人事が判断すれば職種の経験の有無にかかわらず内定は出ます。

この日本企業独特の採用方法に未経験でクリエイティブ職種に転職できる可能性が残っています

履歴書や面接で、自分の強みをアピールしよう

未経験でクリエイティブ職に転職するうえで、履歴書や面接の中で自分の強みをアピールすることが不可欠です。

自身の経歴を説明することは簡単ですが、自身の強みを客観的に把握するのは困難です。

そういう方に向けたWebサービスをひとつご紹介いたします。

>>あなたのクリエイターとしての強みは何ですか?

クリエイティブ職への転職を具体的に考えているのであれば、一度診断してみるとよいでしょう。

あなた自身も気付いていない、思わぬ強みが発見できるかもしれません。

>無料でグッドポイント診断を受けてみる

本気で未経験からの定職を成功させるなら

もしあなたが本気で未経験からの転職を成功させたいのであれば、転職エージェントを活用する必要があります。

未経験職への転職は、あなたにとって未知の世界へと航海するようなもの。

転職エージェントを利用しないで転職することは、コンパスを持たずに海へと漕ぎ出すような無謀な行為です。

転職エージェントでは、転職サイトと異なり専任のキャリアアドバイザーがあなたに担当としてつきますので、あなたの希望や適性・条件などをみたうえで最適な求人を紹介してくれます。

特に未経験から異業種へ転職する場合には、その業界の情報や求人の傾向など転職のプロでなければわからない情報を得ることができますので、必ず転職エージェントへ登録するようにしましょう。

またクリエイティブ職の求人はクローズドのものも多く転職エージェントごとに持っている情報が異なりますので、複数のエージェントに登録することが転職を成功させるための近道です。

ここでは私がおすすめする転職エージェントとその特徴について簡単にご紹介いたします。

どれも大手ですので、3社とも登録することをおすすめいたします

リクルートエージェント

業界最王手の転職エージェントです。

最大手だけありキャリアアドバイザーの質が高く、またまんべんなく幅広い求人を扱っています。

案件の総数はNo.1ですので、まずは最初におさえておく転職エージェントといえるでしょう。

→いますぐリクルートエージェントに相談してみる!

マイナビエージェント

同じく業界王手の転職エージェントです。

キャリアドバイザーの質にはむらがありますが、いい担当にあたれば手厚いサポートが期待できます。

また大手だけでなく中小ベンチャーにも強いので、会社の規模より職種にこだわる場合には登録しておくべきでしょう。

→今すぐマイナビジョブ20’s に相談してみる!

パソナキャリア

転職エージェントでは応募者の年収によってサポートの質が変わることもありますが、パソナキャリアは年収にかかわらず手厚いサポートやフォローを受けられるとの定評があります。

自身のキャリアに自信が無い場合や他のエージェントで思ったようなサポートを受けられなかった場合には是非登録してみてください。

→今すぐパソナキャリア に相談してみる!

今クリエイティブ職を目指すなら、おすすめの業界は?

数多いクリエイティブ職の中でも、今もっとも求人のニーズが高く将来性が高い業界はIT業界です。

とにかく何でもいいからクリエイティブな仕事がしたい!と考えているのであれば、IT業界への転職をおすすめいたします。

先述した通り、未経験であってもIT業界のようなクリエイティブな業界に転職してクリエイターになることは可能です。

但し、経験がない場合には適性を示す必要性があります。

独学でまずは勉強を始めたり、本を読むことから始めてみましょう。

IT業界では技術の流行り廃りが激しいため、常に勉強を求められます。

また柔軟な姿勢も大切で、クライアントからの要求をクリアするというコミュニケーション能力も大切です。

クリエイティブな仕事ということで忘れがちですが、顧客の対応をしたり自ら仕事を取りに行く姿勢というものがクリエイティブな仕事でも必要不可欠です。

他の仕事で培ったコミュニケーション能力や、事務仕事であれば計算処理能力などを合わせてアピールするようにしてみて下さい。

クリエイティブな仕事をするクリエイターであっても、日本企業で仕事を行う以上は雑用的な要素を持った仕事が必ずあります。

クリエイターとしての経験がない場合には、営業折衝能力や事務処理能力の高さで転職先のクリエイターにはない能力を示すことで、他の能力で足りない経験を埋め合わせられると思わせるようにして下さい。

独学で勉強して業務知識は最低限以上はあり、クリエイターに求められる仕事の経験はないが、他の要素でカバーして既存社員よりも将来的には能力を発揮できるという強い意欲を見せるようにすれば未経験でも必ずクリエイターになれます

未経験職種に就きたいという意欲と、これまで社会人として培ってきた能力を示すことができれば、必ずクリエイティブな仕事に就くことが可能です

みなさまの次の一歩を踏み出す機会になれば幸いです。

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