こんにちは、アイデア総研の大澤です。
普段の日常でふと浮かぶアイデアをメモに書き連ねていても、あとでメモを見直したときに「あの時、いったい何をひらめいたんだろう?」と思うことはないでしょうか。
せっかくのアイデアも、きちんとまとめて整理して保管しておかなければ、役に立たないものです。
そこで重宝するのがマインドマップです。
マインドマップは、頭の中にポンポン浮かんでくるアイデアをしっかり捕まえて、きちんと整理してまとめる「技術」です。
私自身も紙のメモに殴り書きのマインドマップを書くこともありますが、情報の整理・保管、また検索のしやすさを考えるとデジタルマインドマップを作成することをおすすめします。
「XMind」という無料マインドマップソフトを使ったデジタルマインドマップのEVERNOTE連携機能を活用することで、アイデアを整理・保管・検索することが容易にできるようになります。
もしあなたがアイデアの管理方法に悩んでいるなら、今日の記事がきっとお役に立つことでしょう。
この記事で紹介する発想法を、1冊の教科書にまとめました。
PDF 133ページ + 実践テンプレート集を無料で配布しています。
アイデアの管理に役立つデジタルマインドマップ
デジタルマインドマップの代表的ソフトであるXMindは、香港のXMindLtd.社が開発しているオープンソースのソフトウェアです。
無料版と有料のPro版がありますが、無料版でも十分な実用性があります。
まずは無料版のXMindをダウンロードしましょう。

XMindの公式サイトから「無料ダウンロード」を選択すると、4種類のOSの中からどれかを選びダウンロードできるようになります。

お使いのOSにあわせて選択し、画面の指示に従ってダウンロードしてください。
Xmindを使ったマインドマップの作成法については、『Xmindではじめる一番やさしいマインドマップ入門講座』もあわせてご覧ください。
XMindを使ったデジタルマインドマップのメリット
XMindを使ったデジタルマインドマップのメリットは3つあります。
1.アイデアを「推敲」できる
データファイルを保存しておけば、アイデアを書き留めたマインドマップを何度でも修正していくことができます。
紙のマインドマップを書く場合は、2枚、3枚書き直しながら、推敲を繰り返し、企画・構成を作ることが多いですが、それには多くの時間がかかります。
しかし、デジタルマインドマップの場合は、保管されたデータを何度でも修正することができ、いくつものバリエーションのマインドマップを作成することも可能です。
このようなマインドマップ作りの過程で「推敲」し、より質の高い企画を完成させることができます。
2.理解しやすい
XMindを使ったデジタルマインドマップは、誰にとっても見やすいというメリットがあります。
紙に書き殴ったマインドマップは他の人に説明するのにはあまり向いていません。
時間が経つと自分でも何をひらめいたのかわからなくなってしまうこともあるくらいですから、他の人ならなおさらわかりづらいでしょう。
XMindのデジタルマインドマップの場合は、完成したマインドマップの画像を資料に使ったり、メールで送ったりすることができるので便利です。
資料にマインドマップの図表が入っているだけでも、見る人にはかなり喜ばれます。
ちなみにこれが、今回の記事の下書きマインドマップです。文章で書かれたものと比較して、誰が見ても理解しやすいのがわかるでしょう。

3.検索しやすい
デジタルマインドマップは手書きのマインドマップと比べて、キーワードで検索しやすいことが大きなメリットになります。
XMindのEVERNOTE連携機能を使うと、過去のマインドマップを即座に検索することができ、アイデアが有機的につながっていくのを実感できます。
では、ここからはXMindのEVERNOTE連携機能を使いこなす方法をご説明することにいたしましょう。
XMindとEVERNOTEの連携方法

XMindからEVERNOTEへの連携機能を使うためには、事前に自分の持っているEVERNOTEのアカウントをXMindと紐付けしておくことが必要です。
プルダウンメニューから「編集>環境設定>共有>EVERNOTE」を選択し、自分のアカウントを登録してください。

XMindでマインドマップが完成したら、プルダウンメニューから「ファイル>EVERNOTEへ保存」を選びます。
すると、図のようにポップアップメニューが表示されます。
コンテンツの中には「マインドマップ(画像)」「XMindファイル」「テキスト」が含まれます。
通常はすべてにチェックを入れて保存します。
EVERNOTEの中のどの「ノートブック」に保存するかも選ぶことができます。
私は「XMind」というノートを作って、そこにできあがったファイルを保管しています。
XMind側でEVERNOTEへの保存が終わると、すぐにEVERNOTEに情報が保管されます。
「マインドマップ(画像)」は視覚的に情報をとらえるのにとても有用です。
マインドマップを拡大すれば細かな点もちゃんと読むことができます。
また「XMindファイル」をダウンロードすれば、XMindが入っているPCやタブレット・スマホからも編集することができます。
「テキスト」はマインドマップに含まれる文字列をアウトライン形式で書き出したものです。
この「テキスト」が書き出されているおかげで、EVERNOTEで簡単に過去のマインドマップを検索できるというわけです。
それでは、試しにEVERNOTEで検索してみましょう。
たとえばあなたが「デジタルマインドマップ」という言葉を思い出し、検索キーワードに入れたとします。

すると、すぐに「デジタルマインドマップ」という言葉を含んだ記事が表示されました。
これは、XMindで書き出したマインドマップの画像と共に「テキスト」が保管されているからです。
この機能を使えば、マインドマップに書き残したどんなキーワードからでも、指定のマインドマップを検索できるということになります。
このように、アイデアをまとめたデジタルマインドマップがEVERNOTEの中にたくさん保管されていると、ふとアイデアをひらめいた時に、似たような過去のマインドマップを検索して「推敲」を繰り返すことができます。
XMind活用をさらに深めるためのコツ
XMindとEVERNOTEの連携に慣れてきたら、さらに活用の幅を広げるためのコツをいくつかご紹介します。
テンプレートを活用する
XMindには様々なテンプレートが用意されています。マインドマップだけでなく、フィッシュボーン図(問題の原因分析)、ロジックチャート(論理的な構造整理)、タイムライン(時系列整理)なども使えます。
プロジェクトの課題分析にはフィッシュボーン図、プレゼンの構成整理にはロジックチャートというように、目的に応じてテンプレートを使い分けると作業効率が大幅に上がります。
定期的に「マインドマップレビュー」を行う
過去に作ったマインドマップを定期的(月1回程度)に見直す習慣をつけると、アイデアが有機的につながり、新たなひらめきのきっかけになることがあります。
EVERNOTEにすべてのマインドマップが保管されているので、「先月のアイデアと今月の課題が実はつながっていた!」という発見が起きることも珍しくありません。
チームでのXMind活用
XMindで作成したマインドマップはPDF・画像形式でエクスポートできるため、チームへの共有も簡単です。会議のアジェンダや議事録、プロジェクト計画をマインドマップ形式で共有することで、チーム全体の理解度と一体感が高まります。
スマートフォンと連携して外出先でも活用
EVERNOTEはスマートフォンアプリと同期しているため、外出先でもXMindで作成したマインドマップを確認・閲覧できます。通勤中に思いついたアイデアをEVERNOTEにメモし、デスクに戻ったらXMindで整理するという流れで使うと、アイデアの取りこぼしがなくなります。
XMindをビジネスのあらゆる場面で活用する方法
XMindはアイデア整理ツールとして優秀なだけでなく、日常のビジネスシーンでも幅広く活用できます。マインドマップという形式が持つ「視覚的な整理力」を、仕事の各場面に応用してみましょう。
プロジェクト管理にXMindを使う
プロジェクトの全体像を把握するためにXMindを活用すると、タスクの抜け漏れを防ぐことができます。中央にプロジェクト名を置き、主要なフェーズ(企画・開発・テスト・リリースなど)を第一階層に、各フェーズのタスクを第二階層に展開することで、プロジェクト全体がひと目でわかる「鳥瞰図」が完成します。
これをEVERNOTEに保存しておけば、プロジェクトメンバー全員がいつでも最新のプロジェクト状況を確認できるようになります。
問題解決にフィッシュボーン図を使う
XMindにはマインドマップ以外にも、フィッシュボーン図(特性要因図)のテンプレートが用意されています。これはある問題の原因を「人・機械・方法・材料・環境」などの観点から体系的に分析するためのフレームワークです。
例えば「売上が下がっている」という問題に対して、フィッシュボーン図を使って原因を多角的に分析することで、根本的な原因を特定しやすくなります。会議でこの図を使うと議論が構造化されて、的外れな意見が減るという効果もあります。
EVERNOTE検索を最大限に活用する
XMindのテキスト書き出し機能のおかげで、EVERNOTEでマインドマップの内容をフルテキスト検索できます。この機能を最大限に活用するためには、マインドマップを作成する時点で「後で検索するときにどんなキーワードで探すか」を意識しながら言葉を選ぶことが重要です。
例えば「売上向上施策」というマインドマップを作る場合、「売上」だけでなく「営業」「顧客獲得」「リテンション」など関連キーワードも含めてマスに書き込んでおくと、後々の検索ヒット率が大幅に上がります。
「アイデアストック」習慣を持つ
日常生活の中でふと浮かんだアイデアや、読んだ本・見たニュースで気になった内容をすぐにXMindに記録する習慣を持つと、アイデアの資産が蓄積されていきます。
スマートフォン版のXMindアプリを使えば、電車の中や外出先でも素早くアイデアを記録できます。「ちょっとしたひらめき」をその場でXMindに書き留め、あとでEVERNOTEに送っておくことで、アイデアの見える化と検索可能な資産化が同時に実現します。
1ヶ月後、半年後に自分のアイデアストックを眺めたとき、過去のアイデアが現在の課題と結びついて「これだ!」という瞬間が訪れます。デジタルマインドマップの本当の価値は、この積み重ねの先にあります。
まとめ
いかがでしたか。今回はXMindとEVERNOTEの連携機能を活用したデジタルマインドマップの活用法についてご紹介しました。
今回のポイントを振り返ります。
- デジタルマインドマップは「推敲できる」「理解しやすい」「検索しやすい」の3つのメリットがある
- XMindのEVERNOTE連携機能を使うことで、画像・ファイル・テキストが自動的にEVERNOTEに保管される
- テキスト書き出しにより、マインドマップのあらゆるキーワードでEVERNOTE検索が可能になる
- テンプレートの活用・定期レビュー・チーム共有など、活用の幅をどんどん広げることができる
これまで思いついたアイデアをメモに書き殴っていたり、手書きのマインドマップで保管していた方は、今日からぜひ無料のマインドマップ作成ソフトのXMindを使ってデジタルマインドマップを作ってみてください。
そしてEVERNOTEとの連携機能を使いこなしてみてください。これまで以上に、アイデアが有機的につながっていく、すばらしい経験をすることができるでしょう!
「アイデアが思いつかない」という悩みの多くは、アイデアが生まれていないのではなく、生まれたアイデアを捕まえる仕組みがないことが原因です。XMindとEVERNOTEの組み合わせは、そのための最高のツールです。ぜひ今日から取り入れてみてください。まずはXMindのダウンロードとEVERNOTEの無料アカウント登録から始めてみましょう。
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