クリエイティブな組織を作るための24のアイデア

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geralt / Pixabay

こんにちは、アイデア総研の創田です。

多くの組織のリーダーにとって、組織の創造性を上げることは困難な課題でしょう。

自身の創造性を上げるのはあなたの意識次第でいくらでも取り組みようがありますが、組織のメンバーは必ずしもそういった変化を望んでいないからです。

そんなときには、簡単なことから組織の習慣を変えてみてはいかがでしょうか。

遊び心のあるちょとした習慣を取り入れることで、組織に創造性の芽を植え付けることができるかもしれません。

今回は創造性の専門家としていくつものベストセラーを持つMichael Michalko氏による海外記事『24 ways to jump start group creativity』より、クリエイティブな組織を作るためのヒントを学んでいきたいと思います。

クリエイティブな組織を作るための24の方法

クリエイティブな組織を作る方法を端的に述べると”クリエイティブな組織であるかのように行動する”ことにつきます。

もしあなたが画家になりたいとしましょう。

そのための最善の方法は”まるで画家であるかのように行動する”ことです。

毎日朝から晩まで絵を描いて過ごし、画家になりきって生活しましょう。

それによってあなたはヴィンセント・ヴァン・ゴッホにはなれないかもしれませんが、少なくとも画家になろうとしたことがない人よりははるかに画家に近づくことができるでしょう。

同様にあなたの組織は、あなたが指揮をとってクリエイティブに振舞いはじめることによって、よりクリエイティブになることができるでしょう。

これから挙げる習慣は、あたなとあなたの組織をよりクリエイティブにするための24の提案です。

毎日改善点をシェアする

一日の仕事の終わりに、各自で自分の仕事に関する改善点を1つ挙げるようにしましょう。

自身がコントロールできる範囲の仕事に焦点をあてさせ、その中の改善点を全員でシェアします。

その際に、必ず前日とは違うポイントを挙げなければいけないというルールを作りましょう。

アイデア・チケットを使う

チケット会議にノープランで参加することをやめさせるために、アイデア・チケット制度を導入します。

会議に参加する際には、会議への入場券として少なくとも1つの新しいアイデアや問題に関する提案を持参させるようにします。

チケットは入場の際に集め、チケット無しでは誰も参加できないようにします。

チケットの内容を読み上げたあとに会議をスタートしましょう。

ブレインストーミング・ボードを作る

会議室の真ん中に白紙のボードを置き、ブレインストーミングのときに使うようにしましょう。

まず、各色のポストイットにテーマや課題を書き、ボードの中央部に貼り付けます。

そして、周辺の白紙の部分にどんどんアイデアを書き込んでいきましょう。

メンバーは誰でもブレインストーミングボードに課題を提示し、アイデアを投稿するように依頼することができます。

アイデア抽選会を行う

番号付きのチケットを用いて、毎月”アイデア抽選会”を開催してみましょう。

メンバーの誰かがユニークなアイデアを思いつくごとに、番号付のチケットを配ります。

そして毎月の終わりにメンバー間でアイデアを共有し、数字の書かれたくじを引きます。

誰かのチケットの番号が出た場合は、そのチケットを持ったメンバーが賞金を得ます。

誰の番号でもなかったときは、翌月の賞金を倍増させましょう。

クリエイティブコーナーを作る

職場の一角に、メンバーの創造力をかきたてるためのクリエイティブなコーナーを作りましょう。

創造性に関する書籍やビデオ、モデリング用の粘土、ゲーム、おもちゃなどを購入してください。

そしてメンバーたちが生まれつきクリエイティブであることを示すように、子供のように遊ぶメンバーの写真を飾りましょう。

創造性のアイコンを持つ

メンバー全員に、ビジネスにおける創造性についての自分のイメージを表すアイテムを探し、机のうえに展示するように促しましょう。

たとえば水晶玉は将来の市場の展望を表しているかもしれません。

またケチャップの空き瓶は、費用削減へのアイデアを表しているかもしれません。

誰もがコンサルタントになる

各メンバーに、現在の仕事に関する問題や懸念事項を紙に書くように依頼しましょう。

「ワーカーに時間通りに仕事を終わらせるようにさせるにはどうしたらいいですか?」

「競合との低価格競争に打ち勝つにはどうすればよいですか?」

全員が問題を書きとめたら、紙を右隣のメンバーに渡します。

紙を受け取ったメンバーは、書かれた文章を読み、コンサルタントになりきって回答を書き込みます。

回答の記入には60秒の時間制限を設けます。

そして紙が一周して自分に戻ってくるまでこれを繰り返します。

その後、アイデアを共有して話し合います。

おもちゃ箱を用意する

子供はおもちゃで遊びながら、多くのことを学びます。

おもちゃがアイデア会議でヒントを与えることも当然といえるでしょう。

おもちゃは遊んで楽しいだけでなく、思考の壁を突破するために思わぬ力を発揮します。

ミーティングにおもちゃ箱を持ち込みましょう。

部屋の中におもちゃがあるだけで、メンバーの気分が変わり、オープンで遊び心にあふれたマインドを手にいれることができます。

議論が行き詰ったら、メンバーにおもちゃをひとつ選ばせ、それで遊ぶ時間を与えてください。

その後、手にしたおもちゃと議論中の問題を比較するようにさせましょう。

たとえば、顧客サービスを改善する方法についてブレインストーミングをしていたとします。

メンバーはレゴやヨーヨー、おもちゃの動物などがいっぱい入ったおもちゃ箱からひとつを選び、最高の顧客サービスを行うためのアイデアを考えます。

すると、通常のアプローチと比較して、より大胆でユニークなアイデアを得ることができるでしょう。

クリエイティブ・ランチをとる

数人のメンバーを週に一度ランチに招待し、クリエイティブな思考に取り組むようにしましょう。

参加者には事前に創造性についての書籍を読むように依頼しておきます。

そしてそれぞれが異なる書籍を読み、創造的な思考を組織に適用する方法について意見交換します。

また、他の組織からクリエイティブな関係者を招待するのもよいでしょう。

そして、ビジネスでよりクリエイティブになる方法をたずねてみましょう。

アイデア・ノートをとる

メンバーにそれぞれ一冊のノートを渡します。

そのノートを”ブライト・アイデア・ノート”と名づけ、自分たちのビジネスを改善する方法について、毎月3つのアイデアを書き留めていきます。

月末にメンバーのノートを集め、さらに深く議論するためにアイデアを分類します。

極端なアイデアを出してみる

グループを2つにわけて、それぞれ反対の極端なアイデアを作成させてください。

たとえば、世の中のすべてのリソース(人、モノ、金など)を自由に使えるとしたら、あなたは何を生み出すでしょうか。

反対にあなたが何も持っていなかったとしたら、何を生み出すでしょうか。

これら2つの問いででたアイデアを組み合わせ、実現可能なアイデアにまとめてみましょう。

バカバカしいアイデアを出してみる

楽しみながらアイデアを生み出しましょう。

”バカバカしいアイデア”週間を設定し、誰のアイデアがもっともバカバカしいかを競うコンテストを開催しましょう。

掲示板にテーマを貼りだし、賞金をつけて授賞式を行いましょう。

その結果、バカバカしいアイデアが良いアイデアを生み出す刺激となることがわかるでしょう。

アイデア委員会を設立する

社内の有志で構成された”アイデア委員会”を設立しましょう。

委員会の目標は、従業員のアイデアを喚起し、議論し、そして実行することです。

委員会はグラフにアイデアの数を記録していきます。

そしてアイデアの質と量に応じて、しかるべき報酬を与えましょう。

名声の壁を作る

オフィスの廊下を”名声の壁”に変えましょう。

アイデアが採用された社員の写真、採用されたアイデア、そして会社への貢献を貼りだしましょう。

右脳と左脳に分ける

グループでブレインストーミングを行う際に、左脳(理論)担当右脳(直感)担当にわけてみましょう。

左脳担当は実用的・論理的なアイデアを発言するように依頼してください。

また右脳担当は非実用的で非論理的なアイデアを出してもらいます。

そしてその後、両グループでアイデアを共有します。

アイデアのノルマを作る

かの発明トーマス・エジソンは、自分自身とアシスタントたちにアイデアのノルマを設定しました。

彼が彼自身に設定したノルマは、10日に1件の軽い発明と半年に1件の大きな発明でした。

グループの創造性を担保するために、メンバー全員にたとえば週5件の新しいアイデアのノルマを設定してみましょう。

(もちろんあなた自身にもです)

うん、そして・・・と言ってみる

誰かが会議でアイデアを出したとき、私たちは「うん、しかし・・・」と言いたくなる欲求にかられます。

そこで、この気持ちをリセットするために「うん、しかし・・・・」を禁止し、かわりに「うん、そして・・・」とアイデアを付け加えるようルールを設定しましょう。

3通りの方法を見つける

ものごとができない理由を考えるのに時間を使うのは無駄なことです。

かわりに、何ができるかを常に考えるようにしましょう。

メンバーに、仕事に関する”絶対に達成できない”と思われる課題や目標を考えてもらいましょう。

そして、それを達成するための方法を3通り考えてもらいましょう。

新しい視点を取り入れる

ポリオワクチンの開発者であるジョナス・ソークは、異なる専門分野を持つ男女をグループにしてアイデアを考えるという方法をとっていました。

彼はこの方法が、同じ専門分野同士の中からは生み出せない新しいアイデアを生み出せると考えていました。

あなたもブレインストーミングのセッションの際に、他部門のメンバーを招待して新しい視点からのアイデアを出してもらいましょう。

他人になりきってみる

アルファベットを順に縦に書き出します。

  • A = Neil Armstrong、
  • B = Alexander Graham Bell、
  • C = Charlie Chaplin、
  • D = Leonardo daVinci、
  • E = Albert Einstein、
  • F = Fred Flintstone

など、そのアルファベットの著名な人物(もしくは架空の人)を順に書いていきます。

次に、グループ内のそれぞれがランダムに人物を選び、与えられた課題に対してその人物がどのような解決策をとるかを考えさせてください。

最後に、グループ内でそのアイデアを共有します。

たとえばナポレオンならば、どうやってオフィスの士気を上げるでしょうか?

ストーリーテリングをやってみる

ストーリーテリングとは、個人的な経験や体験談を話すことで聞き手の興味を引きつける手法です。

ストーリーテリングを使うことで、他の方法では想像しにくい課題を検討することが可能になります。

たとえば人々が望む未来と、その未来に行き着くための手段を想像するときなどに役立つでしょう。

グループのメンバーに、従業員の誰かが表彰されたことを想像してもらいましょう。

そして、その受賞者が何をしたのかをストーリーテリングで説明してもらいます。

または、一見して達成できなそうな今年の目標を設定してもらいましょう。

次に、その目標が達成された未来を想像してもらいます。

そして、それを達成するために何をしたのかを、具体的にストーリーテリングで説明してもらいましょう。

アイデア展覧会をひらく

まずグループ全員に白紙を渡します。

そして10~15分程度で課題に沿ったアイデアを書いてもらいます。

その後、参加者は15分間でほかのメンバーのアイデアを見て回り、メモをとってもらいます。

時間になったら自分の紙の前にもどり、約10分間でアイデアを自由に修正してもらいましょう。

ポイントは、アイデアを”書く”のではなく”描く”ことです。

たとえば、あなたの家には窓はいくつあるでしょうか。

家を図解することで、窓の数を容易に数えることができます。

クリエイティブな気付きは、絵や図を描くことで生み出されます。

なぜなら絵にすることで、普段なら見逃していることに気付くことができるからです。

課題をミックスしてみる

全く無関係の分野(営業と倉庫管理など)から2人の社員を選び、それぞれの作業に関して15分ほど話をしてもらいます。

次にグループのメンバーに両者ともに関係のある質問を作成してもらい、質問させます。

たとえば「新たな倉庫を販売するにはどのようにセールスするのがよいか?」などです。

その答えから何らかの気付きを得られませんでしょうか?

”ありがとう”といってみる

 最後に、グループのメンバーのアイデアに感謝することを忘れないでください。

あなた自身が「アイデアを出してくれてありがとう」カードをデザインし、メンバーに自由に配布しましょう。

カードには、あなたからの個人的な感謝のメッセージを付け足しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここで挙げられているアイデアはどれもちょっとしたことですので、あなたがやろうと思えば今日から取り入れることが可能です。

創造的な組織を生み出すのは一朝一夕ではできませんので、できるものから少しずつ取り入れてみましょう。

2ヶ月・3ヶ月経つころころには、創造的な文化が醸造されてくることでしょう。

あなた自身が指揮を執り、クリエイティブな組織への第一歩を踏み出しましょう!

source:thinkjarcollective.com

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