キカクのシゴト

あなたの適正をチェック!企画の仕事に向いている資質10

こんにちは、アイデア総研の大澤です。

あなたがもし就職や転職で企画の仕事を目指しているのであれば、まずはあなた自身が企画の仕事に向いているか、適性のチェックをしてみましょう。

私が講師として何百人の学生を見てきた中で、企画の仕事に向いている人に共通する資質がいくつかあることに気づきました。それらを10個の項目にまとめてみましたので、あなた自身がそれぞれの項目にあてはまるかどうかをチェックしてみてください。

今回は企画の仕事に向いている資質を10個まとめてご紹介いたします。

なお、ここでいう「企画の仕事」とは、新商品の開発や広告キャンペーンの立案、ゲームやコンテンツの企画など、ゼロからアイデアを生み出して形にする仕事全般を指しています。業界や職種を問わず、プランナー・企画職を目指すすべての方に当てはまる内容です。ぜひ正直に自分に当てはめながら読んでみてください。

すぐに結果を求めない

たとえばあなたがダイエットの目的でジョギングをはじめたとします。2~3日ほどやってみて、あなたはすぐに体重の増減が気になりますでしょうか。また、すぐに結果が出なかったときにはモチベーションが低下してしまうでしょうか。

企画の仕事はすぐに成果が出ないことがほとんどです。何百・何千のアイデアを考えたところで、プレゼンまで持っていけるものはごくわずかですし、そこから採択されるものはさらに少なくなります。商品企画であれば、その中からヒットに結びつくものは一部でしかありません。まさに砂漠でダイヤモンドを探すような、終わりが見えない作業の繰り返しといえます。しかし、そういった長く孤独な作業の中からしかよいものは生まれません。ひたすら結果の見えない作業を繰り返せる人は、企画の仕事の資質があるといえるでしょう。

話がわかりやすい

あなたは言葉や文章で、自分の考えを的確に相手に伝えることができますでしょうか。相手にわかりやすい説明を行うためには、頭で考えた内容をかみくだいて再構成し、アウトプットする必要があります。できる人が当たり前のようにやっているこの作業は、実は非常に難易度の高い能力といえます。

この能力の取得には経験が大きく影響しますので、普段からSNSやブログなどで長い文章を書きなれていたり、人前で話す機会が多い方は優れているようです。相手にわかりやすく説明することが得意な人は、プランナーとして企画書を作成する際に大いに力を発揮することができるでしょう。

自分だけのこだわりを持っている

たとえ他人には理解できなくても、自分だけの強いこだわりを持っている人は企画の仕事に向いています。ファッションであれグルメであれ趣味であれ、まわりの意見に左右されずに自分だけ独自の基準で物事を判断できるということは大切です。

企画の仕事では、”あなただけしか出せないアイデア”をどれだけ出せるかが求められます。その際に、あなた自身の独自の価値基準を持っているということが強い武器になるのです。あなたは”これだけは絶対に譲れない!”と言えるものをいくつ持っていますでしょうか?

コミュニケーションが得意

営業職などと異なり個人ワークのイメージが強い企画職でも、コミュニケーション能力は必須といえます。アートの世界では自分の作品があなた自身を饒舌に語ってくれますが、企画の仕事では自らの企画をプレゼンテーションする必要があります。

どうすれば相手に自分の思いを正しく伝えられるかを考えることは、きわめて濃厚なコミュニケーションといえるでしょう。プレゼンの場では一方的に相手に伝えるだけでなく、相手の表情や動きから感情を読み取り、臨機応変に内容を変えるという高度なスキルが求められることもあります。人に興味を持てる人こそが、企画の場でも輝けるのです。

新しいもの好きである

他人より先に情報を得ることに喜びを感じる人は、企画の仕事に向いています。常に新しいアイデアを求めるためには、つね日ごろからの情報収集が不可欠です。情報には”鮮度”がありますので、プランナーは常に新しい情報を得るための努力を怠りません。

流行のものはとりあえず試してみたり、できたばかりのスポットに足を運んでみたりなど、一見するとミーハーなタイプほど鮮度の高い情報を持っています。また、自分自身の過去の成功パターンをなぞらずに、あえて新しいパターンをさがしてしまうような”繰り返しを嫌うタイプ”も企画の仕事に向いているといえるでしょう。

やってみてから考える

ビジネスでは石橋を叩いて渡ることが必要な場面もありますが、企画の仕事ではやるまえに考えこんでしまうタイプは向いているとはいえません。何事もやってみないと結果はわかりませんし、とりあえずやってみることで次に何をすべきかを見極めることができます。

アイデアに関しても、ラフな段階でまずは誰かに話してみて反応を見るほうが早く正解にたどり着くことができます。企画の仕事に失敗はつきものです。むしろやってみて失敗するよりも、やらないでいるままのほうがリスクが大きいケースもあります。企画の仕事では、まずは走り出して、走りながら方向を決めていくという姿勢が求められるのです。

ディテールにこだわる

物事に対して細かいところまでこだわりを持てるかも、企画の仕事をするうえで重要な資質です。自分の仕事はもちろん、他人の仕事であっても不完全な部分やバランスの悪い部分が気になって仕方が無い、という方は企画の仕事に向いています。

ディテールにこだわるのは”より良くしよう”と思う気持ちの表れであり、その思いの積み重ねが常に最善をつくす姿勢へとつながります。企画には”これがベストである”という状態がないため、最後の最後まで妥協せずに細部にこだわり抜く姿勢が要求されるのです。

物事をおおざっぱにとらえられる

ディテールにこだわるのと同時に、企画の仕事では物事の本質をつかむ力も要求されます。日々のニュースや事件から、その裏にある世の中の流れや本質を直感的につかむことができる人は、一流のプランナーになれる資質があります。

細部だけに目が行ってしまうと、物事の本質を見逃してしまいます。時にはミクロで、時にはマクロで物事を捉えられるような、柔軟な視点こそがプランナーに求められる資質なのです。大局を見る力と細部へのこだわりを両立できる人材は、企画の現場で重宝されます。

知らないことをそのままにしない

会話や会議の場で知らない単語や情報が出てきたときに、それを知らないままでいるか、恥を忍んで確認するかでその人の持つ情報量は大きく変わります。その場で聞くタイミングが無ければ、落ち着いてから別の場で確認するのもよいでしょう。

新聞や雑誌、テレビなどのメディアで知らない情報に遭遇した場合でも同様です。スマートフォンがあればどんな情報でも瞬時に調べられますので、その手間を惜しんでわからないままにしてしまうタイプはプランナーには向いていません。知らないことをそのままにしておくことが気持ち悪い、と思うタイプは企画の仕事に向いているといえるでしょう。

負けず嫌いである

人と競い合い、勝つことに喜びを見出すタイプも企画の仕事に向いています。何かをするときには、まずあなた自身の”仮想のライバル”を見つけて、その相手に負けないことを目標にしてみましょう。

仮想のライバルは身の回りの誰かでも良いですし、あなた自身が目標とする業界の有名人でもかまいません。企画の仕事では、アイデアのユニークさや企画書の作成技術、プレゼンの巧みさなど、ライバルから学べることがたくさんあります。仮想のライバルを作って競うことで、相手の良いところを吸収しつつ自身の成長につなげることができるのです。

企画の仕事に向いている人の特徴を深堀り

ここまで10個の資質をご紹介しましたが、これらに共通するテーマは「変化を楽しめるかどうか」です。企画の仕事は常に新しいものを生み出す作業であり、昨日と同じことを繰り返すルーティンワークとは正反対の性質を持っています。

また、10個の資質の中には一見矛盾するものも含まれています。「ディテールにこだわる」と「おおざっぱにとらえる」はその典型例です。これらは矛盾しているのではなく、状況に応じて視点を切り替えられる柔軟性こそが求められているということを示しています。

さらに「コミュニケーションが得意」と「自分だけのこだわりを持っている」という資質も一見すると相反するように見えます。しかし自分の個性を持ちながら他者との関係を築ける人こそ、チームの中で際立ったプランナーになれるのです。

10個の資質をただのチェックリストとして使うのではなく、自分の強みと弱みを把握したうえで「どのように伸ばすか」を考えるきっかけとして活用してみてください。

たとえば「新しいもの好きだが継続力が弱い」と気づいたなら、アイデアを出す前段階の情報収集フェーズで強みを発揮しつつ、継続が必要な実行フェーズでは仲間の力を借りるというチームの組み方を工夫することもできます。自分一人で10個の資質をすべて補う必要はなく、チームとして補い合う発想も企画の仕事では重要です。

企画の仕事への転職を考えているなら

以上の10項目に複数当てはまったあなたは、企画・プランナー職に向いているかもしれません。もし本格的に企画の仕事への転職を考えているなら、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • ポートフォリオを作る:自分のアイデアや企画書をまとめた作品集を用意しましょう。ブログ・SNS・同人誌・社内提案書など形式は問いません。
  • 業界を絞り込む:企画職は広告・ゲーム・食品・IT・出版など多くの業界に存在します。あなたの興味やこだわりが活かせる業界を選ぶことが大切です。
  • 転職エージェントを活用する:企画・クリエイティブ職の求人は非公開のものも多いため、転職エージェントへの登録が有効です。専任のキャリアアドバイザーがあなたに合った求人を紹介してくれます。

また、企画職への転職を成功させるためには、面接で「どんなアイデアを持っているか」「どのように課題を解決してきたか」を具体的なエピソードで語れる準備が必要です。過去の経験を企画の仕事に結びつけながら話せるよう、事前にしっかり準備しておきましょう。転職前に副業や社内提案の形で小さな実績を積んでおくことも、選考を有利に進めるうえで効果的です。

まとめ

いかがでしたか。

10個の資質をまとめると以下の通りです。

  1. すぐに結果を求めない
  2. 話がわかりやすい
  3. 自分だけのこだわりを持っている
  4. コミュニケーションが得意
  5. 新しいもの好きである
  6. やってみてから考える
  7. ディテールにこだわる
  8. 物事をおおざっぱにとらえられる
  9. 知らないことをそのままにしない
  10. 負けず嫌いである

これら10のチェックリストのうち、7つ以上の項目に該当する方は企画の仕事の資質があるといえるでしょう。たとえ今日までクリエイティブとは無縁の生活をしていたとしても、あなたには隠された企画の才能があるかもしれません。

企画の仕事に求められる資質は、一朝一夕で身につくものばかりではありません。しかし日々の生活の中で意識的に「なぜだろう?」「もっと良くできないか?」「この問題を面白く解決できないか?」と考える習慣を持つことで、少しずつプランナーとしての思考回路が育っていきます。

10個の資質すべてを今すぐ持っている必要はありません。大切なのは「自分に足りないものを自覚し、意識的に伸ばそうとする姿勢」です。その姿勢こそが、長期的に企画職で成長し続けるための最大の原動力になります。

企画の仕事は、数字や成果がすぐには見えにくい地道な積み重ねの連続であり、それに耐えられる忍耐力がある人ほど長く活躍できます。しかしその先に、自分のアイデアが形になり、多くの人に届く瞬間の喜びは格別のものがあります。少しでも興味を感じたなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。この記事を読んで企画の仕事に興味を持たれたようであれば、ぜひアイデア総研の他の記事にも目を通してみてください。アイデアの出し方やクリエイティブな働き方について、さらに深く知ることができます。もしかしたら、あなたの新しい世界が開けるかもしれません。

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