こんにちは、アイデア総研の大澤です。
皆様の中にはいつかは起業したいという夢を持っている方もいらっしゃると思います。
アイデア総研で紹介しているさまざまな発想法は、ビジネスのアイデアの発想にも大いに役立ちます。
起業には少なからずリスクが伴いますので、独立することが必ずしも最善の選択とは限りません。
ですが、いつかは必ず孝国孝城の主になりたい!という強い意思を持っている方は、今のうちからどんどんビジネスのアイデアを書き溜めておくと良いでしょう。
今回は、ビジネスのアイデアを考えるうえで知っておきたい8つのポイントについてご紹介したいと思います。
ぜひあなたの起業のアイデアを考えるための参考にしてみてください。
ゼロから考える起業アイデアの8つのポイント
起業するうえで最も重要なことは実行することであり、アイデアは何でも良いという考え方があります。
この考えは孝面では正しいといえますが、成功の確率を高めるためにはできる限り良いアイデアを選ぶに越したことはありません。
ですが、アイデアばかりを何ヶ月も考え続けていても貴重な時間を無駄にしてしまいます。
そのため、起業をする際にはできる限り短い時間でアイデアを吟味する必要があります。
より短い時間で良いアイデアを選択するために、以下の8つのポイントに照らし合わせてチェックしてみましょう。
あなた自身が楽しめるか
起業をするうえで、どうせなら好きなことを仕事にしたいと考える方は多いでしょう。
好きなことで起業することはモチベーションを高めるという意味でメリットがありますが、あなたが好きなことが必ずしもビジネスとして成り立つとは限りません。
ビジネスとして成功するアイデアを考えるためには、好きか嫌いかよりもあなたがその仕事を楽しめるかどうかを重視しましょう。
たとえ現時点であなたの知識や興味の薄いジャンルであっても、ビジネスとして勝算があり、あなたがその仕事を楽しめるのであればチャレンジしてみる価値があります。
逆に楽しめない仕事で起業してしまうことは、あなたの人生の大切な時間をつまらないものにしてしまう恐れがあります。
そのためには5年後・10年後にその仕事をしているあなた自身を想像してみましょう。
楽しく仕事をしているイメージが沸くのであれば、その仕事を選んでよいかもしれません。
あなた自身と相性が良いか
あなたの考える商品やサービスのアイデアとあなた自身の相性も重要なポイントです。
全く同じ起業のアイデアであっても、創業者との相性によって成功する場合もあれば失敗する場合もあります。
ここでいう相性とは、あなたの持っているスキルや知識、キャリアやモチベーションとビジネスアイデアの相性を指します。
例えあなたがどんなに優秀であっても、あなたに合っていないビジネスを成功させるのは困難です。
あなたの能力を最大限に発揮できるビジネスはどのようなものであるか、アイデアを考えてみましょう。
拡大可能なビジネスか
ビジネスは成長することもあれば縮小することもあります。
しかしサラリーマンという安定を捨てて起業の道を選ぶのであれば、孝攫千金の夢を追いたいところです。
もしあなたがコンビニエンスストアなどのフランチャイズ店に加入するのであれば、収入は安定するかもしれませんがビジネスが拡大することは期待できません。
あなたの考えたビジネスのアイデアが、どの程度拡大の可能性があるかに注目しましょう。
仮にフリーランスや小規模店舗の経営からビジネスを始めたとしても、ある程度成功したら拡大可能なビジネスに軸足を移してゆくとよいでしょう。
将来的に大きな成功を目指すのであれば、起業の段階でビジネスの拡大についてイメージしておきましょう。
あなたがいなくてもやっていけるか
あなた自身は一人しかおらず、一日にできる仕事量にも限りがあります。
事業を大きく拡大しようと思ったら、あなたがいなくても収益の上がるビジネスのアイデアを考える必要があります。
ビジネスの立ち上げ当初は従業員を雇う余裕はないと思いますので、あなた自身が昼夜を問わず働き続ける必要があるでしょう。
ですが、そのままの形でビジネスを続けてしまうと、最終的にはあなたが体を壊したら全ての収入がストップするという状況に陥ってしまいます。
仕事を頑張ること自体は良いことですが、あなたの頑張りだけで収益を増やすビジネスはいつか破綻してしまいます。
最終的にはあなた自身が手を動かさなくても、人を雇ったり外注化するなどでさらに大きな収益を生み出せる仕組みを構築する必要があります。
ビジネスのアイデアを考えるうえでは、あなた自身がいなくてもやっていけるかどうかについてもチェックしましょう。
続けることで価値を生み出すか
あなたが始めるビジネスを一過性のものにしないためには、ビジネスを続けることで蓄積可能な価値を生み出し続けることが重要です。
ここでいう価値とは、単に現金のことだけではなく、あなたのビジネスを支える有形無形の財産を指します。
例えば顧客のリストは重要な財産の1つです。
あなた自身のノウハウや従業員の成長も財産です。
短期的な請負仕事のみを自転車操業で行っていては、いつまでたっても財産を蓄積できません。
またパートタイマーを雇うことは低コストでできますが、組織的にノウハウを蓄積することはできません。
ビジネスを続けることで財産が溜まっていくビジネスのアイデアを考えてみましょう。
ユニークな差別化ポイント(USP)は何か
マーケティング用語のUSP(Unique Selling Proposition)とは”独自の売り”を指します。
多くの競合に混じってビジネスの世界を生き抜くためには、他のサービスには無いUSPを持つ必要があります。
それらのUSPはただユニークなだけのものでなく、顧客の利益(ベネフィット)に直結するものである必要があります。
顧客の困っていることを解決できるアイデアや、顧客に何らかの喜びを提供できるアイデアをブレストし、その中から差別化できるポイントを絞り込んでいきましょう。
マーケットが大きいか
起業の際にはニッチなマーケットからスタートする場合もありますが、いつまでもそのままでは拡大は期待できません。
ビジネスをより拡大するために、最終的には大きなマーケットを狙っていく必要があります。
より多くの魚を釣るためには、魚がたくさん泳いでいる池に針をおろす必要があります。
大きな市場は競争率も激しくなりますが、あなたのビジネスのUSPをしっかりと確立することができれば、最終的に大きな成果をあげることができるでしょう。
すばやくローンチできるか
起業に際して大きなビジョンを持つことは大切ですが、あまりに壮大すぎてローンチ(ビジネスの立ち上げ)までに時間がかかりすぎてしまうアイデアを選ぶのは得策ではありません。
何らかの工業製品や複雑なアプリケーションの開発には莫大な時間と投資が必要であるため、ローンチまでのあいだにあなたの資産を食い潰してしまう恐れがあります。
それが本当に良いアイデアであるなら、最初のビジネスがうまくいって軌道に乗ったあとでチャレンジするようにしましょう。
最初に選ぶビジネスには、とにもかくにもローンチまでの短さが重要になります。
多くのアイデアのなかから、最も早くローンチできそうなアイデアを選びましょう。
ローンチまで1年間かかるベストのアイデアよりも、1ヶ月、10日間でローンチできるベターなアイデアを選ぶようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
起業アイデアの発想にはマンダラートやマインドマップが適しています。
これらの手法で発想したアイデアを、ここで挙げた8つのポイントに沿ってスクリーニングしてみましょう。
往々にして自分が考えたアイデアに惚れ込みすぎてしまい、そのアイデアを客観的に見れなくなってしまうものです。
起業を成功させたいのであれば、客観的な視点でアイデアを俯瞰することが大切です。
あなたのアイデアで世の中に無い革新的なサービスやプロダクトを生み出し、ビジネスの大海に漕ぎ出してみましょう!
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