イチローの名言に学ぶ!クリエイターのためのマインドセット30

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こんにちは、アイデア総研の大澤です。

この記事を書いている2016年6月、イチロー選手がピート・ローズの持つ最多安打記録を超える日米通算安打を4257本目のヒットを放ち、世界中の野球ファンから称賛の声をあびました。

イチロー選手は日本で7年連続首位打者に輝いたあとアメリカに渡り、メジャーリーグで前人未到の10年連続200安打を記録しました。

アメリカで2度目の首位打者となった2004年には262安打を放ち、シーズン最多安打のメジャーリーグ記録も更新しています。

前人未到の大記録を達成したイチロー選手は、プロ野球の歴史の中で永遠に語り継がれるべき名選手といえるでしょう。

イチロー選手はメジャーリーグの現役選手や球界関係者、そして多くのファンから大いなるリスペクトを受けていますが、それはなにも彼のずばぬけた成績のためだけではありません。

彼の野球に対するひたむきさ、真摯さ、謙虚さ、自分への厳しさ、信念など、”真のプロフェッショナル”としての姿勢こそが、誰からも尊敬される最大の理由です。

私たちはプロ野球選手ではありませんが、彼の仕事に対する姿勢は大いに見習うべき点があるのではないでしょうか。

今回は、イチロー選手の名言をもとに、企画に携わる人間が持つべきマインドセットについて学んでいきたいと思います。

イチロー選手の珠玉の名言30選

だれよりも自分が(自分の活躍に)期待しています。自信がなければこの場にいません。プレッシャーがかかる選手であることが誇りです。

プランナーにとってプレゼンの場は、野球選手にとっての打席でありマウンドです。

大きなプレゼンの場では当然緊張もしますが、あえてプレッシャーを感じている自分を客観的にみてみましょう。

そして、プレゼン後の称賛の言葉をイメージしてみてください。

余韻に浸ったりするとロクなことがない。

プレゼンが成功した後は、だれでもその余韻に浸りたくなることでしょう。

しかし、そこがプロジェクトの真のスタート地点であり、また新たなチャレンジの始まりなのです。

 「準備」というのは、言い訳の材料となり得るものを排除していくこと。

プレゼンの準備は万全でしょうか?

もし”準備期間が足りなかった””人手が足りなかった””予算が足りなかった”などの言い訳の言葉が出てくるようでしたら、準備が足りないのかもしれません。

キライなことを やれと言われてやれる能力は、 後でかならず生きてきます。

仕事では必ずしも好きなことばかりをやれるわけではありません。

ですが、どんな仕事も本気で取り組めば必ず後から生きてくることでしょう。

驚かれているなら、まだまだ。驚かれないようになりたい。

すごい企画、すごいプレゼンをしてもあたりまえと思われるようになりたいものです。

考える労力を惜しむと、 前に進むことを止めてしまうことになります。

どうすればもっとよいアイデアが、もっとよい企画が思いつくか、常に考え続けることが大切ですね。

小さいことを積み重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道。

毎日ひとつずつでもアイデアをノートに書き溜めていきましょう。

小さなアイデア積み重ねが、10年後のあなたの財産になることでしょう。

「楽しんでやれ」とよく言われますが、僕には、その意味がわかりません。

プランナーの仕事も、情報収集や資料作成など地味で面倒な部分が大半を占めます。

ですが、目標を達成したときの充実感はなにものにか変えがたいものがありますよね。

僕がピッチャーなら、バッターのイチローは絶対に抑えられない。

あなたがプレゼンを決裁する側でしたら、あなたの企画を採用せざるを得ないといえるでしょうか?

特別なことをするためには、普段の自分でいられることが大事です。

普段の自分のままプレゼン望むことができれば、最高の結果が得られるはずです。

なりふり構わない自分でいたい。ナイスガイなんかにはなりたくない。

努力すること=かっこ悪いと思われるご時勢ですが、かっこ悪く泥臭く仕事をしていきたいですね。

プレッシャーに潰れるようだったら、その選手はそこまで。

大きな仕事を任されてプレッシャーにつぶれてしまうようでは、それ以上の仕事は二度と回ってこないでしょう。

しっかりと準備もしていないのに、目標を語る資格はない。

準備不足のプレゼンでは、ビジョンを語る資格はありませんね。

パワーは要らないと思います。それより大事なのは、自分の「形」を持っているかどうかです。

スティーブ・ジョブズのプレゼンをマネするより、あなた自身のオリジナルの「形」を持つことが重要です。

 一番になりたい。「オンリーワンがいい」なんて言っている甘いやつが大嫌い。

常にベストを目指す姿勢こそプロとしてあるべき姿です。

さらにそれを公言するとこで、自分自身をより高めることができます。

刺激なんて自分の中から出てくる。

プランナーは常に刺激を求めています。

外からではなく内側からの刺激によってアイデアが生み出せれば最高ですね。

毎日、全力を振り絞っているし、余力なんてまったくない。それがあったら問題。

企画はどこまで考えれば完成、というものがありません。

毎日余力が残らなくなるまで良いアイデアを追求し続ける姿勢を持ちたいところです。

大人になると自分の思いだけで先に進まないことがたくさんあります。

我慢することの重要性を説く言葉です。

たとえ思い通りに行かなくても、強い心を持って前に進むことが重要です。

4000の安打を打つには、8000回以上悔しい思いをしてきた。

どんなに実績のあるプランナーでも、成功の裏で何倍もの失敗を積み重ねているはずです。

華々しい活躍の裏には多くの挫折があり、それを乗り越えてこそ大きな成果をあげられるのではないでしょうか。

努力をすれば報われると本人が思っているとしたら残念。第三者が見ていると努力に見えるが本人にとってはまったくそうではない、という状態になくてはならない。

クリエイティブな仕事をするうえでも、努力をするのは当たり前のことですね。

ギリギリまで努力したラインをスタート地点として、そこからどこまで進めるかチャレンジしてみましょう。

 20年毎日プレーし続けてわかったことは、打撃の最終的な完成形がないということ。残酷なことに。

企画やプレゼンにも、最終的な完成形がないのかもしれません。

それを追求し続けることこそが重要なのではないでしょうか。

精神力が強いと周りから言われるけど、自分の弱さしか感じてない。ただし、向き合おうとする自分がいるのは確か。それを強さというなら、そうかもしれない。

自分の弱さを認めるところから、真の強さが生まれるのかもしれません。

タフであるために、弱い自分自身と向かい合っていきましょう。

結局はどれくらい野球が好きか。僕大好きだから。そういうものに対して半端な気持ちで向かえない。ありったけの自分で向かいたい。

あなたが企画の仕事、プランナーの仕事を目指したきっかけはなんだったでしょうか。

初めのころのひたむきで一途な気持ちを、いつまでも忘れずに持ち続けたいですね。

打てない時期にこそ、勇気を持ってなるべくバットから離れるべきです。
勇気を持ってバットから離れないと、もっと怖くなるときがあります。
そういう時期にどうやって気分転換をするかは、すごく大事なことです。

やってもやっても結果が出ないときは、一度仕事から距離を置いてみましょう。

気分転換の方法を知ることもプロとして大切なことです。

自分を支えているのは良い結果ではない。屈辱が自分を支えている。

プレゼンでの成功の経験より、失敗の屈辱こそがあなたを成長させる栄養となるでしょう。

やってみて「ダメだ」と分かったことと、はじめから「ダメだ」と言われたことは違います。

どんなアイデアも、まずはやってみるところからはじまります。

たとえ周りから無謀といわれても、あなたが正しいと思ったらチャレンジしてみましょう。

夢は近づくと目標に変わる。

あなたにも仕事を通して実現したい夢があると思います。

十年前、三年前、一年前と比べて夢に近づいていますでしょうか?

どんなに難しいプレーも、当然にやってのける。これがプロであり、僕はそれにともなう努力を人に見せるつもりはありません。

企画のプロである以上、どんな難しい案件でもあたりまえのように結果を出したいですね。

妥協は沢山してきた。自分に負けたこともいっぱいあります。ただ、野球に関してはそれがない。

企画に関して妥協することは簡単です。

しかし妥協したかどうかは、他の人にはわからなくて自分自身には必ずばれてしまいます。

僕は天才ではありません。なぜかというと自分が、どうしてヒットを打てるかを説明できるからです。

私が最も感銘をうけた名言です。

イチロー選手は自分自身を客観的に見つめて、プロセスを形式知にすることの重要性に関してたびたび述べています。

企画の天才になるよりも、イチロー選手のように成功のためのプロセスを理解し、いつでも再現できるようになりたいものです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

イチロー選手の発言は、野球に関する名言というよりは人生の哲学といえるものが多いことに驚きます。

また、自分の考えを明確に言語化できる能力にも素晴らしいものがあるのがわかります。

みなさんもぜひこれらの名言をヒントにして、自分自身のプロフェッショナルとしての仕事観やビジョンの確立に生かしていただければと思います。

 

大澤
この記事が参考になりましたら、発明王エジソンに学ぶ!アイデア発想の極意とは?もあわせて読んでみてください。

 

image by Wikipedia

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