マインドマップは手書き?デジタル?用途に応じたメリットを活かそう

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こんにちは、アイデア総研の大澤です。

アイデアを出したり発想するのにマインドマップを使いこなしていくと、必ず社内でも注目されるようになります。

私も会議の際に社長から「そのノートはすごいね。君のひらめきはそのノートのおかげだね」と声をかけられたことがあります。

あなたがマインドマップを使いこなしていることが明らかになるにつれ、マインドマップを教えて欲しいという人がやってくることが多くなることでしょう。

そうすると、よく聞かれるのが「マインドマップを作るなら手書きがいいですか?それともデジタルツールを使うといいですか?」という質問です。

今回の記事は、これからマインドマップを覚えてみたいと考えている初心者向けに作成したものです。

手書きにもデジタルにもそれぞれメリット、デメリットがあり、互いに補いあうことができます。

双方の良さを知ったうえで、どちらも使いこなすための知恵を考えてみましょう。

それぞれのメリットを考えよう

手書きのマインドマップの最大のメリットは、なんといっても「スピード」です。

思いついた瞬間に近くにある紙に書き殴ってアイデアを書き留めたり、発展させたりする点で手書きに勝るものはありません。

スピードの面で、デジタルとは雲泥の差があります。

PCを起動させたり、スマホのソフトを開いたりしている瞬間に、アイデアというのは消え去ってしまうものですよね。

即座に書き出すマインドマップのメリットを活かすなら、だんぜん手書きマインドマップがおすすめです。

一方、デジタルマインドマップのメリットは「保存や編集が容易」なことです。

ひとつのマインドマップを何度も推敲しながら長期間かけて完成させていくなら、デジタルの強みがいきてきます。

また、完成したマインドマップも視覚的に見やすいものになります。

どちらのマインドマップにもメリットがありますので、それぞれのメリットを活かすことが大切です。

マインドマップの「用途」を考えよう

手書きもデジタルもどちらもメリットがあるので、どんな用途で使うと、それぞれのマインドマップのメリットが際立つかを考えてみました。

1・アイデア出し

  • 手書き ○
  • デジタル ×

ひとりでブレインストーミングをおこなってどんどんアイデアを出していく際には、手書きのマインドマップのほうが優れています。

漠然としたアイデアというものは、文章にも単語にもならないことがあります。

アイデアをイメージや図で表現しないと、形にすらならないのです。

このような時には、デジタルでは湧き上がってきたイメージをつかみとることができません。

手書きで殴り書きしたマインドマップに軍配が上がります。

私は100円ショップで購入したA4のプロジェクトペーパーをデスクに常備して、アイデアが浮かぶたびにマインドマップでメモをとります。

最初は漠然としたアイデアも、何度もマインドマップに手書きしていくにつれて形になってきます。

書きたいことがはっきりしていない時は、デジタルより手書きが便利ですね。

2・プレゼン・資料

  • 手書き ×
  • デジタル ◎

プレゼンの資料のなかでマインドマップを使い視覚的な効果を生み出したいと思うなら、デジタルマインドマップが最強です。

手書きのマインドマップは書き手の本人としては記憶に残り、わかりやすいのですが、他の人に見せると理解しにくいことが多いようです。

図解としてマインドマップを使うなら、イラストや色を駆使して、見て楽しくきれいなマインドマップをデジタルで作りましょう。

多くの人は資料のなかのグラフや表には慣れてしまって、しっかり目を通さないこともあります。

しかし、マインドマップはその形状からも目をひき新鮮な気持ちで図に目を通してもらうことができます。

多くのデジタルマインドマップのツールにはプレゼン機能もあり、動画の形でマインドマップを見せることもできますので、ぜひ、動的なプレゼンを行って聞き手の注意を惹きつけてください!

3・文章作成の下書き

  • 手書き △
  • デジタル ○

レポートやプレゼンの準備などの原稿作り、ブログライティングの下書きなどの場合は「デジタル」の強みが活かされます。

すでに伝えたい要旨があり内容が決まっており、それをどのような順番で提供していくか内容の「組み替え」をする時には、デジタルマインドマップが便利です。

手書きですと何枚も書き直す手間が発生しますが、デジタルなら2つのマップを一つにしたり、枝(ブランチ)を何度も組み直しながら、最適な構成になるように考えることができます。

手を動かしながら考えると頭はフル回転するのです。

私は手書きとデジタルを併用しつつ文章作成をすることが多いです。

手書きでざっとアイデアを出し、伝えたいことを書き出したあとに、それを大見出し・副見出し・小見出しとカテゴリごとにどのように分類できるかをパズルのように並べ替えていきます。

そうしているうちに、徐々に論理だった構成ができてきます。

構成ができあがれば、あとはざっと文章を作ればよいというわけです。

一度慣れるとデジタルマインドマップなしで文章作りが大変になるほど便利な方法ですから、ぜひ活用してみましょう!

4・会議(ホワイトボード)

  • 手書き ○
  • デジタル ×

ホワイトボードを使いながら会議中の議題をマインドマップでまとめるなら手書きがおすすめです。

チームで話し合いながら出されたアイデアをマップにまとめていくと、アイデアがどのようにつながってひとつの形になっていくのかというイメージを共有することができます。

これはマインドマップの作り方や書き方をメンバーに教える良い方法でもあります。

実際にマインドマップを上手に書くことができ、思考が開けていくのを感じると、それを体感した人の脳は自然と「マインドマップ思考」になります。

一度メンバーでマインドマップ作りに成功すると、それぞれがマインドマップを自由に書けるようになります。

まわりの方へのマインドマップの啓蒙のためにも、ぜひ取り組んで欲しい方法です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

マインドマップ初心者は必ず、「手書き?デジタル?どっちが良いの?」という疑問を抱きます。

誰もが最初は形から入るものですが、経験値を積むにつれマインドマップは道具(ツール)にすぎないことが分かるようになります。

用途に応じて手書き・デジタル双方のマインドマップを使いこなし、仕事の質を上げていきましょう。

やがて「君はマインドマップを使っているから、新しい企画に携わってくれないか」と声がかかるようになるかもしれません!

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