【実例つき】マインドマップを活用したノートのとり方を大公開!

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こんにちは。アイデア総研の大澤です。

みなさんは誰かのプレゼンや講演を聞くときに、頭のスイッチがオフになってしまうことがよくありませんか?

ついついぼんやりしてしまい、気がつくと別のことを考えてしまったり・・。

ひとの話を聞くときには、シンプルなノートやメモをとるのがよいと言われますが、なかなか集中して書きとれないという悩みを持つかたも多いのではないでしょうか。

そこで、今日は、私が10年以上続けているマインドマップを活用したノートのとり方を公開したいと思います。

ぜひ、みなさまが議事録やメモをとる際の参考にしてください。

マインドマップでノートを取るメリット

マインドマップでノートをとっていると、横の人から「え?何やっているの?」とのぞき込まれたり話しかけられたりすることがよくあります。

マインドマップでのノートのとり方を説明すると「やってみよう!」と思う人は多いようですが、実際にはなかなか続かないかたが多いようです。

そこで、まずはマインドマップでノートを取るメリットを整理してみましょう。

みなさまもきっと、一度やってみたい!という気持ちになると思います。

大澤
マインドマップの簡単な書き方については『【初心者向け】簡易版マインドマップ”イメージマップ”の書き方』をご覧ください。

ノートをとるスピードが上がる

マインドマップでは聞こえてくる文章全体ではなくキーワード(単語)を書きとるため、ノートをとるスピードが格段に上がります

マインドマップでは不要な言葉や説明は書かず、自分だけが思い出せるようなキーワードをメモするだけでよいのです。

他の人から見ると何を書いているか全然分からなくても、自分としては「濃い」内容がしっかり書きとれたノートとなります。

話の全体像をつかめる

マインドマップは話の構造をつかみとるのに役立ちます。

5分程度の話でも30分~1時間を越える長い話でも、話のなかには必ず筋があり、それに基づいてシナリオが構成されています。

マインドマップでノートを書くと、話がどのように発展していくのかが一目瞭然となります。

シナリオの中で脱線した部分と本論の部分を分けて書き取ることも可能です。

中には話し手が順不同で思いつくままに話すこともありますが、それらを聞きながら整理することさえできるようになります。

私の場合は、A4のノート1枚で最大3時間前後の話やプレゼンを書き取ることができます。

ノートの中身は文字は細かくなりますし、自分だけしか読めない記号やキーワードが羅列されますが、自分が理解できればそれで十分です。

能動的に話を聞けるようになる

マインドマップでノートをとるようになると、話を受け身ではなく能動的に聞けるようになります

マインドマップでノートをとっているときは、文章の中からキーワードを抜き出したり、どの枝(ブランチ)の下位にそのキーワードを追加するかを考えたりします。

これは手を動かしながらも頭がフル回転している状態です。

よく考えながら集中して聞いている話は、後から忘れづらくなります。

また、話を聞きながら脳が活性化し、アイデアがどんどん出てくるようになります。

私は話を聞く際にひらめいたことは、同じノートに色分けしながら記入するようにしています。

では実際に、プレゼンや話を聞きながらマインドマップでノートをとっているところを実践編として見ていただきましょう。

マインドマップを活用したノートのとり方(実践編)

ここでは当サイトをごらんの方に役立つ動画をサンプルに、マインドマップを活用したノートのとり方を説明したいと思います。

TEDの中に日本語で話されている興味深いタイトルの話がありました。

タイトルは『 新しいアイデアのつくり方』 で、おもちゃの開発者の高橋晋平氏が、しりとりを活用した新しいアイデア発想法を教えてくれるプレゼン動画です。

この動画は6分弱ですので、実際に話を聞き取りながらマインドマップを書いてみたいと思います。

大澤
動画内で紹介されている「アイデアしりとり」のやり方については『アイデア出しが苦手な人におススメしたい「アイデアしりとり」のやり方』で詳しくご紹介しております。

私はだれかの話を聞くときは手書きマインドマップを作ることが多いので、今日は手書きのマインドマップの作成過程を見ていただきましょう。

 

まずは、A4のプロジェクトペーパーと3色ボールペンを用意します。

真ん中にタイトルを書きます。あとで思い出しやすいように簡単なイメージを追加しておくとよいでしょう。

今回は、TEDのサムネイル画像をイラストにしておきました。

そして、実際に5分間聞きながら書いたマインドマップがこちらです。

 

もともとがよく整理された話だったので、聞き取ってマインドマップを書くのはそれほど難しくありません。

TED動画を実際に見ていただくとわかるように、話し手のすべての言葉や考えを書きとっているわけではありません。

しかし、自分にとって必要なキーワードや考えは逃さないようにしている点にご注目ください。

私はこのあと5分~10分を使い、3色ボールペンで大切だったところにマークをつけたり、自分の感想を書き込んだりしていきます。

こうすることで、さらに重要な部分が頭の中に刻み込まれます。

 

このようにしてマインドマップで作成したノートは、自分だけの宝物となります。

あとでノートを見るだけで、そのときの感情やアイデアを容易に思い出すことができます。

話やプレゼンなどのインプットを大切にしていくと、アイデアは必ずつながりを持ちはじめ、アウトプットの質が上がっていくのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

みなさまも一度はマインドマップでノートをとってみたくなったのではないでしょうか。

マインドマップはアイデアを出すための手法だけではなく、情報のインプットのための優れたツールなのです。

アイデアを出すうえで、情報の収集はもっとも大切なステップといえます。

だれかの話やプレゼンを聞くときにマインドマップでノートをとれば、どんな人でも必ずアイデアが湧き出てくるようになります

さっそく、次の講演会や勉強会、プレゼンなどを聞くときに、マインドマップでノートをとることをおすすめします。

一度やってみれば、あなたにとって一生手放せないノート術となることでしょう。

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