こんにちは、アイデア総研の大澤です。
新卒で就職して10年近くがむしゃらに働き、ようやく周囲を冷静に見渡す余裕ができる30代。
そんな時にふと「このままでいいのだろうか」と考える方もは多いのではないでしょうか。
そんな方の中には、昔からやってみたかったクリエイティブな仕事への転職を考える方もいらっしゃることでしょう。
30代から転職では年齢がハードルになる場合もありますが、まだまだあきらめるような年齢ではありません。
社会人として伸びしろの大きい20代と異なり、30代からの転職では戦略が不可欠です。
転職市場では、30代には30代の戦い方があるのです。
これから紹介する7つのコツを参考にして、30代からの企画職への転職を成功させましょう!
マインドマップを作ってみる
まずはじめにやってもらいたいのはマインドマップの作成です。
マインドマップは自分の考えや想いを整理するために役に立つメソッドです。
まずはじめにマインドマップを作成することで、あなた自身がなぜ転職をしたいのか、転職することで何を実現したいのかを整理しましょう。
マインドマップの作り方に関しては”5分で書ける!お手軽・かんたんマインドマップ入門講座”で詳しく説明しているので参考にしてください。
まずはテーマを「なぜ企画職に転職したいのか」に設定し、考えられる理由を書き出していきましょう。
あなた自身がやりたいことが明確でしたら、すらすらと筆が進むことでしょう。
なかなか作成が進まないようであれば、まだ転職には時期尚早かもしれません。
あなた自身がやりたいこと・実現したいことがマインドマップで整理できてから、本格的に転職の準備を進めるようにしましょう。
能力(スキル)をたな卸しする
30代ともなると、1つや2つはスキルとしてアピールできるものが身についていることと思います。
それは資格や技術であるかもしれませんし、対人スキルのようなものかもしれません。
自分が前の会社で”何をしていたのか”ではなく、あなた自分が”何をできるのか”をたな卸ししてみましょう。
会社にいると自分自身を所属する組織の孝部としてみてしまいがちですが、一人のビジネスパーソンとしてみたときに、あなたはどんなスキルを持っていますでしょうか。
自分が面接官になったつもりで、客観的に自分自身を見つめてみましょう。
自分自身を客観的に見ることが難しい場合には、転職のことは伏せつつ同僚や後輩、上司にそれとなく聞いてみるものもよいでしょう。
また、「自分のスキル」を中心としたマンダラートを作成してみるのも有効です。
マンダラートのやり方については”9つのマスから無限のアイデアを生み出すマンダラート発想法”で詳しく説明しているので参考にしてみてください。
なお、ここでのスキルは必ずしも仕事の中で身につけたものだけに限定する必要はありません。
一見して企画職に関係ないようなものであっても忘れずに書き留めておきましょう。
それらからあなた自身が本当にやりたいことが見えてくるかもしれません。
実績の振り返りをする
30代からの転職をする場合、20代のころと比べて企業から求められるものが変わってくることを知っておきましょう。
企業が30代に求めるものは、スキルや実績などあなたがすでに身につけているものです。
30代までに何のスキルも身につけていなかったり目立った実績もあげていないようでしたら、企画職に限らず転職は難しいでしょう。
スキルのたな卸しと平行して、実績の振り返りを忘れずに行っておきましょう。
実績の説明の際には、自分の参画したプロジェクトの内容だけではなく、具体的にどの部分でどのように貢献したかの説明が求められます。
それらの実績をもとに、あなたが転職先の企業でどのように貢献ができるかのを語りましょう。
また、もし業界紙やWebなどであなたの名前入りの記事が出ているようでしたら忘れずにスクラップしておきましょう。
将来的に転職を考えている方は、忘れないうちにこまめに仕事上の実績の記録をとっておくとよいでしょう。
新しいことを積極的に学ぶ
30代から企画職への転職を目指すにあたっては、新たに学ばなければならないことが山のようにあります。
アイデア総研でも紹介しているアイデアの出し方や企画書の書き方をはじめ、希望する業界ごとに学ぶべき専門知識がたくさんあります。
社会人として10年近く働くと、良くも悪くも自分なりのスタイルが身についてきます。
そうすると、ついついそのやり方に固執してしまい、新たなやり方や知識を学ぶことに消極的になってきてしまいます。
企業は30代の転職者にもさらなる成長を期待していますので、たとえどれほど優秀であっても新しいことを学ぶのに消極的な人材は好まれません。
面接に望む際には、ここ最近で身につけた知識やスキル、最近はじめたことを積極的にアピールしましょう。
このときのポイントは、企画職としての将来像をしっかりとイメージすることです。
将来のビジョンを語ったうえで、そのための勉強していることを関連付けて説明しましょう。
そうすることであなた自身の将来的な伸びしろを期待させることができます。
他の候補者との差別化をはかる
企画職は人気職種ですので、中途の募集がある場合には多くの人材が集中します。
その中からあなたが選ばれるためには、あなただけが持っているものをアピールし、積極的に差別化をはかる必要があります。
30代の転職者がある程度のスキルや実績があることは当たり前で、それだけではスタート地点に立てたにすぎません。
そこからあなたならではの部分で差別化をはかり、頭ひとつ抜け出す必要があります。
企画職への転職を目指すうえでは、プロパーの社員の持っていない異業種の知識やスキルなどが強力な武器になります。
転職者は現在いる社員からは出てこないような新しい視点やアイデアを期待されるため、なるべく独自性のあるニッチなもののほうがベターです。
自分のスキルや実績にプラスして自分だけが持っている専門知識をアピールすることで、その他大勢に埋もれないオンリーワンの人材になることができるのです。
待遇にこだわり過ぎない
クリエイティブな職種は、実力や実績によって年収の振れ幅が大きくなる傾向があります。
たとえ実力を見込まれて企画職への就職に成功したとしても、転職後の実績がゼロの時点ではベースが低めに設定されることを覚悟しておきましょう。
新しい職場で実績をあげることができれば徐々に待遇が良くなるはずですので、転職直後の待遇にこだわりすぎるのは良くありません。
新卒で就職しそのまま10年近く勤めている場合はそれなりの年収やポジションを得ている方も多いと思いますが、転職をする以上はゼロからやり直すつもりで望みましょう。
特に30代後半の場合は、年収やポジションのダウンを覚悟しておきましょう。
どうしてもそれらを受け入れられない場合は、転職すること自体を見直すことも必要かもしれません。
あきらめずにチャレンジを続ける
30代からの企画職への転職は簡単ではない以上、長期戦になることを覚悟する必要があるでしょう。
転職活動が一度や二度うまくいかなかったとしても、落ち込んでるひまはありません。
また、今の会社の待遇や人間関係に不満があり、孝刻も早く逃げたしたいというような後ろ向きな理由で転職活動を行ってもなかなかうまくいかないでしょう。
今の会社も悪くはないけど他の会社も見てみたい、などという軽い気持ちでの転職の場合も同様です。
転職したからといって、その先の人生がうまくいくとは限りません。
むしろ30代から新たに周囲との信頼関係を構築することは簡単ではないでしょう。
それらを十分に理解したうえで、しっかりと腰をすえてチャレンジを続けなくては転職に成功することはできません。
むしろ、30代からの新しいチャレンジ自体をワクワクした気持ちで望める人こそ、クリエイターとしての資質があるといえるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
30代は結婚や出産などのタイミングとも重なることが多く、人生の中で最も変化の多い時期といえるでしょう。
40代になると変化すること事態に多くのエネルギーが必要になってきますので、新しい職種や業種への転職を行うには30代がギリギリのタイミングといえるでしょう。
30代になったときには「もう俺も歳だな」と思ったかもしれませんが、まだまだ落ち着くには早いタイミングです。
将来後悔をしないためにも、いまのうちに思い切って転職市場へと飛び込んでみるのもよいでしょう。
まだまだ人生取り返しがつくタイミングですし、ここで挙げた7つのコツをヒントに憧れのクリエイターへの第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
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