大澤 孝

いつかは独立!ゼロから考える起業アイデアの8つのポイント

こんにちは、アイデア総研の大澤です。

皆様の中にはいつかは起業したいという夢を持っている方もいらっしゃると思います。

アイデア総研で紹介しているさまざまな発想法は、ビジネスのアイデアの発想にも大いに役立ちます。

起業には少なからずリスクが伴いますので、独立することが必ずしも最善の選択とは限りません。

ですが、いつかは必ず孝国孝城の主になりたい!という強い意思を持っている方は、今のうちからどんどんビジネスのアイデアを書き溜めておくと良いでしょう。

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新年から始める創造性を高めるための7つの習慣

こんにちは、アイデア総研の大澤です。

新しい年のはじめに“今年こそ何か新しいことにチャレンジしよう”という抱負をたてる方は多いと思います。

それは語学の勉強であったり、毎朝のジョギングであったり、禁煙や禁酒の誓いであったりするでしょう。

ですが、そんな誓いの多くは三日坊主、良くて数ヶ月でいつのまにかすっかり忘れている・・・というケースが多くみられるようです。

つらく苦しい、自分を追い込んでしまう習慣は長くは続かないものです。

そんな方は、創造性を高めるための習慣を始めてみてはいかがでしょうか。

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ギフトに最適!子どもの創造性を高めるおもちゃ10選

こんにちは、アイデア総研の大澤です。

世の中の全ての親御さんは、お子様の創造性を伸ばしたいと考えていることでしょう。

子どもたちは遊びの中から創造性を学びます。

おもちゃは遊びを拡張・拡大し、より創造性を高めることができるツールです。

つまり親御さんがお子様に与えるおもちゃ次第で、創造性をさらに伸ばすきっかけを作ることができるのです。

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現状から課題を抽出するために覚えておきたい7つのポイント

こんにちは、アイデア総研の大澤です。

企画書を作成するプロセスのなかで、企画書で解決すべき課題(Problem)の抽出は全体の方向性を決める重要なステップです。

課題の抽出は事前に収集した現状についての情報をもとに行いますが、多くの情報の中から適切な課題を導き出せるかどうかはプランナーの力量次第といえます。

ですが、現状の情報の中からその本質を見つけ出して、解決すべき課題を抽出するにはいくつかのコツが存在することをご存知でしょうか。

それらのコツ(ポイント)を知っておくことで、より効率的に課題の抽出を行うことが可能になります。

今回は現状から課題(Problem)を抽出するための7つのポイントについてご紹介したいと思います。

ぜひあなたの企画書作成の参考にしてみてください。

1. マクロとミクロを使い分ける

マクロとミクロの視点で情報を分析するイメージ同じ対象を観察する場合でも、顕微鏡で拡大してみる場合と遠方から俯瞰する場合では全く異なったものが見えてきます。

情報に関しても同様のことがいえます。

例えばある商品の今年度の売上げのデータがあったとしたら、そのデータだけに注目するのではなく過去数年のデータと比較をしてみましょう。

または5年後・10年後にどのような推移をたどるのかを予測してみましょう。

次に、月ごと、曜日、時間ごとのデータに注目してみましょう。地域や店舗ごとに細かく分類してみるのもよいでしょう。それぞれ異なった示唆が得られることと思います。

ニュースに関しても同様です。1つのニュースだけでは見えてこないことも、国内や海外の社会情勢とあわせてみることで大きな社会的変化が見えてくることも少なくありません。

またミクロの視点で現象のごく一部に焦点を当ててみるのもよいでしょう。顕微鏡や望遠鏡のレンズを入れ替えるように、拡大や縮小を行いさまざまな視点からものごとを眺める癖をつけましょう。

実践的なポイントとしては、以下のような観点でデータを見ることが有効です。

  • 時間軸の変化:過去・現在・未来のトレンドを並べて比較する
  • 地理的な分布:地域・国・グローバル規模での差異を確認する
  • 属性別の分解:年齢・性別・職業・購買行動などでセグメントする
  • 因果のレイヤー:表面の現象の背後にある構造的要因を掘り下げる

このようにマクロとミクロを行き来することで、単一の視点では見えてこなかった課題の本質が浮かび上がってきます。

2. 立場を変えて考えてみる

異なる立場からものごとを見るイメージ同じ現象であっても、見るものの立場を変えると全く違った景色が見えてきます。

“雨が降った”という現象は会社員にとっては鬱陶しいものですが、農家の方にとっては恵みの雨である場合もあるでしょう。

同じ企業の中であっても、事業部と営業部、経営者と従業員では異なったものの見かたをします。社内の大ヒット商品であっても、お客様相談室から見れば頭の痛いクレームの種であったりします。

立場を変えてものごとを見るためには、まず一度自分の立場を忘れてみましょう。営業の立場であったら、流通の立場であったら、お客様の立場であったらどのように見えるでしょうか。

“お客様目線”という言葉はよく使われますが、お客様の年齢や性別、家族構成や社会的立場によって、その目線は大きく変わってくるはずです。そもそも漠然と”お客様”という名前で顧客をひとくくりにしてしまってはいませんでしょうか。

本当の意味で立場を変えて考えるためには、相手のことをよく知らなくてはならないのです。そのためにも、ペルソナ設定やユーザーインタビューなどの手法を積極的に活用することをおすすめします。

具体的には次のようなステークホルダーの視点を意識するとよいでしょう。

  • エンドユーザー:実際に商品・サービスを使う人の不満・期待・習慣
  • 流通・販売担当者:売り場での課題、在庫・物流の問題
  • 競合他社:競合がどこを強みとし、どこに弱みを持つか
  • 社会・行政:法規制、補助金、社会的要請の変化

3. 感情に注目してみる

人の感情と行動の関係を表すイメージ情報から分析を行ううえで論理的な観点は不可欠ですが、それだけでは十分とはいえません。

人の行動には必ず感情的な動機が伴います。人のプラスの感情マイナスの感情の両方に注目してみましょう。

特に怒りや悲しみ、恐れといったマイナスの感情は、人の行動に大きな影響を与えます。ニュースやデータなどの情報を見るときには、なぜこの人(人々)はこのような行動をとったのか、その原動力となった感情を推測してみましょう。

それらは推測にすぎないかもしれませんが、感情の動きを考えることは情報の本質をつかむ上で欠かすことのできないトレーニングといえるでしょう。

感情に注目する際には、以下のフレームが参考になります。

  • 不満(Frustration):現状に対する怒りや苛立ち → 解決すべき課題の直接的なヒントになる
  • 不安(Anxiety):将来への恐れや懸念 → 予防型・保険型のソリューションが有効
  • 憧れ(Aspiration):理想の状態への強い欲求 → プレミアム訴求・自己実現に結びつく
  • 共感(Empathy):他者への思いやり → コミュニティ型、社会貢献型の企画に発展しやすい

データや数字だけでなく、生活者の声や口コミ、SNSの反応なども感情を読み取る重要な情報源です。

4. 図解してみる

図解・ビジュアライゼーションで課題を整理するイメージものごとの因果関係をとらえるには、言葉や文章だけで考えるよりも紙やホワイトボードを使って図解してみることが有効です。

図解をすることで抽象的な課題を目に見える形にわかりやすく落とし込むことができます。また、図解することでものごとをMECE(ミッシー:モレなく重複なく)に整理することが可能になります。これは論理的な思考を行ううえで非常に重要なポイントです。

また因果関係を図解する能力は、企画書の作成の際にも大いに役にたちます。企画書の要点をわかりやすく図で示すことで、聞き手にわかりやすく伝えることが可能になります。

図解化の能力は社内会議での要点の整理の際にも重宝されます。議論の要点をリアルタイムに図解するビジュアル・ファシリテーションのスキルがあると、会議の効率が飛躍的に高まります。

図解する際に活用したいフレームワークとしては、以下のものが挙げられます。

  • ロジックツリー:問題を原因・要素に分解して階層構造で整理する
  • フィッシュボーン(特性要因図):問題の原因を多角的に洗い出す
  • 2×2マトリクス:2軸で情報を分類し、優先度や関係性を可視化する
  • フロー図:プロセスや因果の流れを順序立てて示す

プランナーに必携のスキルとして、図解化の能力を鍛えていきましょう。

5. 制約を取り払ってみる

制約を外してゼロベースで考えるイメージ真っ白なキャンバスに絵を描くように、あらゆる制約を取り払ってものごとを捉えてみましょう。

世の中のあらゆるものには制約がかけられています。そのなかで、あなた自身の思考も知らず知らずのうちに制約をかけられてはいませんでしょうか。

ものごとの制約になっているものが何かを考えてみましょう。制約は法律やモラルであったり、予算や人員などのリソースである場合もあるでしょう。もしそれらを取り払ってみたら、情報にどのような変化が現れるかを考えてみましょう。

制約には取り払うことのできないものと、回避可能なものの2種類があります。まずは、それらの制約はあらゆる方法を用いて取り払うことのできないかを考えてみましょう。それにより、企画によって乗り越えるべき本当の課題が明らかになってくるのです。

制約の種類を整理すると、以下のように分けられます。

  • 絶対的制約:法律・倫理・物理的限界など、変更不可能なもの
  • 暫定的制約:現在の予算・人員・技術力など、将来変わる可能性があるもの
  • 思い込みの制約:“こうあるべき”という固定観念から来るもの(最も注意が必要)

思い込みの制約を外すことで、これまで見えていなかった本質的な課題が浮かび上がることが多くあります。「なぜそのやり方でなければならないのか」と問い続けることが重要です。

6. 直感にしたがってみる

直感と閃きのイメージ情報を分析するうえでは、時には直感に従ってみることも大切です。

“なんとなく気になる”の“なんとなく”の部分に大きな意味があることもあります。それらは必ずしも論理的に説明できるものとは限りませんが、後から振り返ると結果的に正しかったということもたびたびあります。

際立った成果をあげるリーダーにも、直感に従って行動して成功をつかんだというタイプが多く見られます。彼らにとっての直感はサイコロを転がすような偶然に頼ったものではなく、無意識の中で経験をもとに暗黙知(言葉で表すことのできない知識)として構築されたものなのです。

直感の最大のメリットはスピーディーであることです。時には直感にしたがい、課題の設定を行ってみましょう。

直感を磨くためには、日頃から次のような習慣を持つことが効果的です。

  • 多様なインプット:自分の専門外の分野の本・映画・芸術に触れる機会を増やす
  • 振り返りの習慣:「なぜあの判断は正しかったのか」を言語化して記録する
  • 静かな時間を持つ:情報過多の状態を一度リセットし、潜在意識に問いかける時間を作る
  • 小さな実験:直感に従ったことの結果を記録し、精度を確かめる

直感は訓練によって精度が上がります。論理と直感の両方を武器にすることで、より確度の高い課題抽出が可能になります。

7. 一言にまとめてみる

情報をラベル化してまとめるイメージ説明は長くなるほどその本質が何であるかが曖昧になってしまいます。要するにどういうことなのか、一言でまとめてみましょう。

これはKJ法で情報をラベル化する作業に似ています。情報を一言にラベル化することで、その本質が明確になり、整理や構造化を行うことが容易になります。

うまくラベル化できない場合には、内容の把握が十分でないことが原因であることがほとんどです。情報の中から重要でない部分を削り落とし、芯となる部分をあらわにしていきましょう。

ラベル化のスキルは経験の中で徐々に身に付きます。例えばインターネット上で情報を見つけたときに、そのページをブックマークしておくだけではラベル化の能力は向上しません。情報を見つけたら、メモ帳などに“要はどういうことか”を一言でまとめておきましょう。

そうすることで後から情報をソートしやすくなると同時に、要点をまとめる能力も身につきます。また、この能力を磨くことで簡潔な説明が求められるプレゼン能力の向上にもつながることでしょう。

一言でまとめる練習として、以下の方法が有効です。

  • ニュース要約:毎日1本のニュース記事を読んで15字以内でまとめる
  • 会議メモ:会議終了後に「今日の結論を一文で言うと?」を書き留める
  • 読書メモ:本を読み終えたら「この本を一言で言えば?」を記録する
  • アイデアメモ:アイデアを思いついたら、キャッチコピー形式でラベルをつける

まとめ

いかがでしたか。

現状についての情報を集めるところまではスムーズに進んだものの、課題の抽出のステップで悩んでいるプランナーの方も多いのではないでしょうか。

今回ご紹介した7つのポイントを改めて整理すると、次のとおりです。

  • 1. マクロとミクロを使い分ける:視点の拡大・縮小で異なる示唆を得る
  • 2. 立場を変えて考えてみる:ステークホルダーそれぞれの視点で見る
  • 3. 感情に注目してみる:行動の原動力となる感情を読み取る
  • 4. 図解してみる:因果関係を可視化してMECEに整理する
  • 5. 制約を取り払ってみる:思い込みを外して本質的な課題を見つける
  • 6. 直感にしたがってみる:経験に裏打ちされた暗黙知を活用する
  • 7. 一言にまとめてみる:ラベル化で情報の本質を明確にする

そんなときは、ここであげた7つのポイントを参考にしながら、実際に現状からの課題抽出を行ってみてください。

これらのポイントを身につけることができれば、周りの人と同じ情報を入手したときに、より示唆に富んだ発言や行動ができるようになることでしょう。

企画書作成における課題の設定について詳しく学びたい場合は“企画書で解決すべき「課題(Problem)」を設定しよう”をご覧ください。

企画書で解決すべき”課題(Problem)”を設定しよう

こんにちは、アイデア総研の大澤です。

“企画書の基本的な「型」である”FPSE”を覚えよう!”で説明したように、事実(Fact)・課題(Problem)・解決策(Solution)・効果(Effect)の頭文字をとった“FPSE”が企画書の基本的な「型」になります。

この「型」に沿った企画書の作成では、最初のステップで事実(Fact)を集めた後は、それら中から課題(Problem)を設定するステップに進みます。

企画書における課題(Problem)とは解決すべき内容そのものであり、企画書のメインテーマといえます。

課題(Problem)の設定の仕方によって、最終的な提案内容となる解決策(Solution)が180度変わってくることもありえます。

そういう意味で、課題(Problem)の設定は全体の方向性を定める極めて重要なステップといえるでしょう。

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あなたの子供の創造力を育むための7つの方法

こんにちは、アイデア総研の大澤です。

何もないところから何かを生み出せる“創造力”は、これからの時代を生き抜くために欠かせない力です。

西暦2045年にはコンピューターの能力が人類を超えるという「シンギュラリティ」の予測もあり、今後10〜20年の間に現在ある仕事の約半分が無くなるともいわれています。AIの進化が加速するいま、「言われたことをこなすだけ」の仕事はどんどん自動化されていきます。会社員の方なら、じわじわとその波を感じている方も多いのではないでしょうか。

そのような時代だからこそ、創造力の高さがこれまで以上に問われるようになることはほぼ確実です。

お子様をお持ちの親御さんなら、子どもの創造力をできる限り伸ばしてあげたいと思っていることでしょう。週末に子どもと過ごしながら「この子が大人になる頃、どんな仕事をしているんだろう」と漠然と不安を感じたことがある方も多いのではないでしょうか。

ですが、現在の日本の学校教育が必ずしも子どもの創造力を伸ばすカリキュラムになっているとはいいがたい状況です。授業は依然として「正解を覚える」スタイルが中心で、自由に発想する時間は非常に少ないのが現実です。

だからこそ、親であるあなたがすすんでお子様の創造力を育む環境づくりをしてあげる必要があります。

今回は海外記事“7 Ways to Foster Creativity in Your Kids”より、子どもの創造力を育むための7つの方法をご紹介します。忙しいサラリーマン親御さんでも今日から実践できる内容ばかりですので、ぜひ最後までお読みください。

あなたの子供の創造力を育むための7つの方法

多くの人は、“創造性”は生まれながらにして平等に持っている先天的な才能だと考えています。

しかし実際には、全ての子どもが等しく創造的なわけではありません。

なぜなら創造性は先天的な才能ではなく、親が子どもの発育を助けることができる後天的な能力だからです。これは非常に希望の持てる話ですよね。「才能がないから諦める」のではなく、環境と関わり方次第でいくらでも伸ばしてあげられるということです。

創造性は健康で幸福な人生を送るための重要な要素であり、親が子どもと一緒にトレーニングできる中核的な能力です。

創造性は芸術的・音楽的な表現に限らず、科学や数学、さらには社会的・感情的知性にとっても不可欠です。算数の文章題でも、解き方を一つしか知らない子どもより、複数のアプローチを思いつける子どもの方が応用力が高いのはご想像の通りです。

創造的な人は問題をより柔軟に解決し、技術的な進歩に適応し、目の前のチャンスを手にする力があります。ビジネスの現場で「あの人は頭が柔らかい」と言われる人が重宝されますよね。まさにその「頭の柔らかさ」こそが創造性の本質です。

おもちゃ会社やエンターテイメント企業は子どもの創造力を補うためのさまざまなものを提供しています。子どもが「棒きれを剣に見立てる」必要はなく、本物そっくりなライトセイバーを持ってスターウォーズごっこができる時代です。

一方で、そのことで子どもの創造力を伸ばすチャンスを失ってしまっているかもしれません。「完成品」を与えることで、子ども自身が「想像する」「作り上げる」というプロセスが丸ごと省略されてしまうのです。

それでは、子どもの創造力を養うための7つの方法を見ていきましょう。

創造のために必要な”資源”を与える

一つ目の重要な資源は“時間”です。

子どもが創造力豊かに過ごすためには、「何もしない時間」がたっぷり必要です。スケジュールをびっしり習い事で埋めてしまうと、子どもが自由に発想をふくらませる余白がなくなります。そして、そのためにおもちゃやゲームのような商業的なものは必要ありません。何もない時間こそが、創造性の土台です。

二つ目の資源は“スペース(空間)”です。

子どもには自由に創造性を発揮できる場所が必要です。屋根裏部屋やガレージ、部屋の一角などを子どもに自由に開放しましょう。「ここは自分の基地だ」という感覚が、子どもの想像力をぐんと刺激します。多少散らかっても大目に見てあげてください(片付けは後で一緒にやればOKです)。

三つ目の資源は画材、安価なカメラ、布切れや空き箱などの“ガラクタ”です。

それらを子どもの扱いやすい入れ物に入れて、自由に遊ばせましょう。高価なおもちゃより、100円ショップで買ってきた雑多な素材の方が、子どもの創造性を刺激することが多いものです。「これで何か作ってみて」と一言添えるだけで、驚くようなものができあがることもあります。

この「時間・空間・素材」の3つを意識して整えるだけで、子どもの創造的な活動がぐっと増えていきます。

創造のための”培養ケース”を作る

創造のためのスペースを作ったら、次に創造的な雰囲気を育てる必要があります。

子どもが思いついたアイデアに対してすぐに評価しようとする衝動に抵抗しましょう。これが意外と難しい。「それは無理だよ」「現実的じゃない」とつい口が動いてしまうことはありませんか?

たとえば、今週の週末に何をしたいか、これまでやったことのないことを思い浮かべるよう促したとします。そのとき、どのアイデアが実現可能か、どれが最善かを親が決めるのはNGです。創造的な活動の焦点は、評価ではなく新しいアイデアを生み出すことであるべきです。

たくさん失敗することを奨励しましょう。失敗を恐れる子どもは、自分自身の創造性を抑制してしまいます。「失敗してもいいよ」という言葉は、子どもの背中を押す魔法の一言です。あなた自身が最近してしまった失敗をシェアするのも効果的です。完璧な親を演じるより、失敗を笑い話にできる親の方が、子どもの創造性を育てます。

あなたの好きなアーティストやミュージシャン、科学者について子どもにいろいろと教えてあげてください。親が何かに夢中になっている姿は、それ自体が子どもへの最高の教育です。新しいテクノロジーや文化に一緒に触れて、「知らないことに出会うのは楽しい」という感覚を共有しましょう。

自由と自律性を与える

外部からの制約は、子どもの思考の柔軟性を低下させる可能性があります。

ある実験では、正しいやり方を子どもに教えることで、作業を達成するための創造的な発想が減少しました。「こうしなさい」という指示が増えるほど、子どもは自分で考えることをやめてしまうのです。

「良い大学に入らなければならない」という恐怖心を植えつけるのはやめましょう。むしろ「自分で考え、自分で選ぶ力」を持った子どもの方が、これからの時代をたくましく生き抜けます。

とはいえ、完全な放任が正解なわけでもありません。大切なのは「やってみる選択肢を子どもに持たせること」です。「今日の夕飯、何が食べたい?」「週末どこに行きたい?」といった小さな選択を子どもに委ねるだけでも、自律性のトレーニングになります。親は結果に口を出さず、プロセスを見守る姿勢が、子どもの自律心と創造性を同時に育てます。

読書や芸術への参加を奨励する

子どもの好きな作家の本をシリーズで全部読ませましょう。好きなキャラクターの世界観に深く浸ることで、子どもは自然と豊かなイメージの引き出しを増やしていきます。

落書きや工作、ごっこ遊びなど、創造的な活動をどんどんさせましょう。落書きは「無駄なこと」ではありません。紙の上に自由にアイデアを広げる行為は、将来のアイデア発想力に直結します。

そのための時間を確保するために、テレビやゲームの時間には適度な制限を設けましょう。デジタルコンテンツは「受け取るもの」ですが、絵を描いたり物を作ったりするのは「生み出すもの」です。このバランスを意識するだけで、子どもの過ごし方が大きく変わります。

美術館や音楽コンサート、演劇などに連れて行くのも大変効果的です。「本物の芸術」に触れることで、子どもの感性は想像以上の刺激を受けます。難しい解説は不要です。「どう思った?」と一言聞くだけで十分です。

発散的思考を促す

問題に対する解決方法として、複数のアプローチを考えることを習慣づけましょう。

もし子どもが問題をうまく解決したら、次も同じ方法を勧めるのではなく「他にどんなやり方があるかな?」と問いかけてみてください。この一言が子どもの思考をぐんと広げます。

もっと別の、新しい解決方法を見つけるよう促しましょう。「正解は一つではない」と知っている子どもは、行き詰まったときに別の道を探すことができます。これは社会に出てからも非常に大切な力です。

「発散的思考」とは、一つの問いに対して多くの答えを出そうとする思考スタイルです。学校のテストはほとんど「一つの正解」を求めるものですが、クリエイティブな仕事では発散的思考の方がはるかに重要です。「それ、他にどんな使い方があると思う?」「もし逆だったらどうなるかな?」といった問いかけをゲーム感覚で楽しんでみてください。

創造性を発揮するための報酬を与えない

報酬を与えることは、思考の柔軟性を低下させ、創造的なプロセスを妨害します。心理学の研究でも繰り返し実証されており、「外発的動機づけ」が「内発的動機づけ」を損なうという現象として知られています。

子どもを報酬やインセンティブで動機づけようとするのではなく、創造的な活動そのものの楽しさにモチベーションを持てるよう育てましょう。

たとえばピアノを練習する子どもに「100点を取ったらゲームを買ってあげる」と言う代わりに、子どもがもっと楽しめる何かをする時間を許可してあげてください。もしかしたら机に向かって図鑑を読み始めるかもしれません。それも素晴らしい創造性の発露です。

「ご褒美がないとやらない子」になってしまうと、自ら新しいことに挑戦する力が育ちにくくなります。「やること自体が楽しい」という感覚を大切にしてあげることが、創造性の芽を守ることにつながります。

達成のための手助けをしない

子どもが何かをするためのプロセスを大切にしましょう。

「うまくいくか心配だから」と先回りして手を貸してしまうのは、子どもの成長の機会を奪っていることになります。転ばぬ先の杖は、創造力を育てる観点からは逆効果です。

あなたがするべき唯一のことは、子どもが取ったプロセスについて問いかけることだけです。「楽しかった?」「やり遂げられた?」「それをすることで何を学んだ?」この3つを習慣にしてみましょう。結果ではなくプロセスに目を向けることで、子どもは「挑戦すること自体に価値がある」と気づいていきます。

失敗しても、遠回りしても、それ自体が子どもにとっての財産です。親が正解を教えてあげるより、子どもが自分で答えにたどり着く経験の方が、はるかに大きな創造力を育てます。

まとめ

いかがでしたか。

今回ご紹介した7つの方法は、どれも特別な道具もお金も必要なく、親の心がけ次第で今日から始められるものばかりです。

  • 創造のための「時間・空間・素材」という3つの資源を与える
  • アイデアをすぐに評価せず、失敗を奨励する雰囲気を作る
  • 外部からの制約を押しつけず、自由と自律性を尊重する
  • 読書や芸術活動に積極的に参加させる
  • 一つの問いに複数の答えを出す発散的思考を促す
  • 報酬ではなく活動そのものの楽しさでモチベートする
  • 結果ではなくプロセスを評価し、手を出しすぎない

創造力は学校教育だけでは十分に伸ばすことができません。日々の家庭環境と親の関わり方こそが、子どもの創造性を大きく左右します。

AIや自動化が進む時代に、「考える力」「生み出す力」を持った子どもは、どんな環境でも必ず活躍できます。お子様の創造力を伸ばすのは、親であるあなたの大切な役割です。

難しく考えすぎず、まずは「今週末、子どもに自由な時間を1時間作ってあげる」ことから始めてみてはいかがでしょうか。21世紀を生きる子どもたちへの最高のプレゼントは、創造性という力です。ぜひ今日から一歩踏み出してみてください。

source:GreaterGood

企画書に説得力を持たせるための事実(Fact)の集め方

こんにちは、アイデア総研の大澤です。

企画書を作るとき、「なんとなくこうしたら売れそう」「自分はこれが正しいと思う」という主観だけで話を進めてしまい、上司や取引先に全然刺さらなかった——という経験はありませんか?企画書に説得力を持たせるための第一歩は、しっかりとした「事実(Fact)」を集めることにあります。今回は、企画書の基本「FPSE」フレームワークの最初のステップである、事実(Fact)の集め方について詳しく解説します。

企画書作りに必要な事実(Fact)とは?

企画書作りの基本的な流れは、次の7つのステップで進めるのが王道です。

  1. 目的の確認
  2. 事実(Fact)の収集
  3. 課題(Problem)の抽出
  4. 解決策(Solution)の検討
  5. 効果(Effect)の測定
  6. 説得ストーリーの構成
  7. 企画書の作成

まず企画書作成の「目的」を確認したあとは、「事実(Fact)の収集」のステップに進みます。「目的の確認」については企画書作成の前に確認すべき12の項目を参考にしてください。

「fact」とは文字通り「事実」のことです。事実とは自分の考えや仮説ではなく、実際に起こった事柄や存在する事象を指します。企画書に採用する事実(Fact)は、主観ではなく客観的なものでなければなりません。

主観だけでは説得できない

「企画」そのものはきわめて主観的なものですが、主観性だけでは相手を説得することはできません。聞き手を納得させるためには、疑問の余地がはさまれないような客観的なデータをベースに説明する必要があります。

たとえば「俺は世界中の料理を食べつくしたが、一番うまいのは日本食だ」という意見があったとします。賛同する人もいるでしょうが、「イタリアンこそ最高だ」という人も、「中華料理こそ世界一だ」という人もいるでしょう。食べ物の好みのように人によって評価が異なるものは、主観的な意見だけで多くの人の同意を得ることは難しいです。

客観性の重要さ

では、次のような説明ではいかがでしょうか。

「私は日本食が世界一おいしいと思います。なぜなら・・・」

  • 「第5の味覚」といわれる「うまみ」成分を含んでおり、味が複雑
  • ユネスコ世界無形文化遺産に登録されているほど権威がある
  • 日本の四季や自然に根ざした「旬の食材」が用いられている
  • 動物性油脂の少ない、健康的な栄養バランスを持っている
  • 調度品や器などにもこだわり、季節の移ろいを表現している
  • 外国人の好きな外国料理の1位が「日本料理」である※日本貿易振興機構調査(2014年3月)

これらのような「事実」をもとにした主張を客観的な説明といいます。ただ単に主観的な意見だけを述べるよりも、客観的な説明をもとにしたほうが格段に説得力が増しますよね。「事実」そのものは否定することができないからです。「事実」と「解釈」は別のものですので、解釈には疑問を挟む余地がありますが、少なくとも事実そのものは動かしようがありません。

このように「事実」をもとにした客観性のある説明を行うことで、企画書の説得力を高めることができます。

事実(Fact)の種類

事実(Fact)は「定量的なもの」「定性的なもの」に大きく分類できます。それぞれの違いを理解したうえで正しく活用していきましょう。

定量的なデータとは

「定量的」とは、数値で表現することが可能な情報を指します。次のようなものが定量的データの例です。

  • 日本の人口の推移
  • トヨタ自動車の売上高
  • 中国の経済成長率
  • 世界の都市の年平均気温
  • 太陽系の各惑星の平均半径

定量的なデータには、誰にでも同じように伝えることができるという利点があります。「重さが1キログラム」といえば、世界中のあらゆる人に対して同じ重さを指し示すことができます。

定性的なデータとは

これに対して「定性的」とは、数値で表せないものごとの性質や特性を表現するものです。美しい、おいしい、面白い、こわいなどの表現は数値であらわしにくい定性的な表現です。「今日は暖かいですね」など、通常の会話の中での表現の大半は定性的なものといえます。

ビジネスでは定量的に説明しよう

ビジネスの場においては、定性的な説明よりも定量的な説明が求められます。「暖かい気候」と聞いて30℃をイメージする人もいれば20℃をイメージする人もいるように、定性的な表現は聞き手によって解釈が異なってしまうためです。

そのため、定性的な表現は定量的に置き換える必要が生じます。たとえば「Aという商品がすごく売れている」という表現は定性的ですが、「昨年対比で○%売り上げがアップしている」「売り上げが○○円で市場のシェアが○○%である」といったように具体的な数値を入れることで、定量的な説明が可能になります。

企画書内で「おいしさ」を表現するのであれば、消費者にアンケートをとってパーセンテージで数値化するなど、定性的なものを定量的に置き換えるための工夫が大切です。マーケティングのフレームワークである3C分析SWOT分析STP分析なども、定性的なものを定量的に説明するために用いられます。

事実(Fact)を収集しよう

事実(Fact)はアイデアの発想のステップでも求められます。日常的な情報収集のコツについては驚くほど多くのアイデアを出せる!情報収集方法10のルールで詳しく解説しています。ここでは特定の目的のもとに、必要なデータを収集する方法を説明します。

おすすめの定量的データの入手先

定量的データの入手にあたっては、インターネットを活用するのがお手軽です。ここではプランナーがチェックしておくべきWebサイトを5つご紹介します。ぜひブックマークしておいてください!

総務省統計局

soumushouまずは統計データを集めるうえで外すことのできない総務省統計局のWebサイトです。国勢調査・人口推計・家計調査・労働力調査・消費者実態調査などの調査データが閲覧可能です。行政が取得した信頼性の高いデータが無料で見られますので、必ずブックマークしておきましょう。すぐに企画書で引用する予定がなくても、定期的にチェックしておくとプランナーとしての基礎力が上がります。

マクロミル

macromillマクロミルはインターネットを使ったリサーチ会社です。「トレンド公開調査データ」や「市場調査レポート」など最新の情報が定期的に更新されています。特に消費者のトレンドや流行りを知りたい場合に有用です。会員登録(無料)をすれば多くのデータが閲覧できますので、ぜひ登録しておきましょう。

公益財団法人日本生産性本部

seisanseihonbuあまり聞き覚えのない名前かもしれませんが、生産性本部が発行しているレジャー白書には聞き覚えがある方も多いのではないでしょうか。経済や社会の課題・生産性についての調査を行っており、概要や調査結果の一部が無料で公開されています。レジャー・余暇に関する企画を立てる際には特に重宝するデータが揃っています。

経済レポート情報

keizaireport経済レポート情報では、行政やシンクタンクなどで公表されたデータやレポートがまとめられています。ビジネスで使える信頼度の高い情報が毎日100件以上更新されており、累計26万本以上のレポートが登録されています。業界・テーマを絞って検索できるため、企画テーマが決まったら真っ先に覗いてみる価値があります。

生活定点

seikatshuteiten生活定点は博報堂が主催しているWebサイトです。一般的な生活に関わる情報を約1,500の項目にわたって1992年から定点調査しています。ただデータを並べるだけでなく、データの分析・回答者のコメント・似ているグラフなども表示され、眺めているだけでも楽しいサイトです。生活者の意識変化を捉えたい企画には非常に役立ちます。

どのくらい集めればいいの?

これらのWebサイトをはじめとして、書籍や社内資料なども活用すれば、比較的簡単に多くのデータを集めることができます。しかし、どれだけ多くのデータを集めても企画内容に関して100%理論武装することは不可能です。どこかの段階で収集をやめる決断が必要になります。

企画書は学術論文ではありませんので、データにヌケやモレがないかについて必要以上にナーバスになる必要はありません。むしろ、たくさんある情報の中から本当に重要なデータを厳選することが大事です。

まずは最低10程度の事実(Fact)が集まったら、いったん机の上に並べて俯瞰してみましょう。そのなかでどれが大切か、またどこが足りないかを検討し、足りないと感じる部分があればその部分を中心に再度収集を行うようにしましょう。

事実(Fact)を整理しよう

収集した事実(Fact)は、それ自体ではただの「素材」でしかありません。企画書を作るためには、その「素材」を「料理」する必要があります。事実(Fact)を整理して、バラバラな情報の中から何らかの関連性を見つけましょう。

系列や対象ごとに比較をしてみたり、性別や年齢といった属性ごとに分類してみるのも有効です。その作業の中から得られる「気付き」が、FPSEの次のステップである課題(Problem)の発見につながります。企画書の骨格は、この「気付き」から生まれるといっても過言ではありません。

まとめ

いかがでしたか。企画書に説得力を持たせるためには、事実(Fact)の収集が不可欠です。この作業は地味で面白味にかけるかもしれませんが、できるプランナーほどこの作業をおろそかにしていません。

繰り返し事実(Fact)の収集を行うことで、効率のよい集め方が身についてきます。まずはこの記事の内容を参考に作業を進めてみてください。ただし、あまり熱中しすぎて「データおたく」になってしまっては本末転倒です。肝心な企画内容を説得力を持って伝えるために、しっかりと事実(Fact)の収集を行いましょう。企画書の作り方をさらに深めたい方は企画書で解決すべき「課題(Problem)」を設定しようも続けてご覧ください。

あなたの適正をチェック!企画の仕事に向いている資質10

こんにちは、アイデア総研の大澤です。

あなたがもし就職や転職で企画の仕事を目指しているのであれば、まずはあなた自身が企画の仕事に向いているか、適性のチェックをしてみましょう。

私が講師として何百人の学生を見てきた中で、企画の仕事に向いている人に共通する資質がいくつかあることに気づきました。それらを10個の項目にまとめてみましたので、あなた自身がそれぞれの項目にあてはまるかどうかをチェックしてみてください。

今回は企画の仕事に向いている資質を10個まとめてご紹介いたします。

なお、ここでいう「企画の仕事」とは、新商品の開発や広告キャンペーンの立案、ゲームやコンテンツの企画など、ゼロからアイデアを生み出して形にする仕事全般を指しています。業界や職種を問わず、プランナー・企画職を目指すすべての方に当てはまる内容です。ぜひ正直に自分に当てはめながら読んでみてください。

すぐに結果を求めない

たとえばあなたがダイエットの目的でジョギングをはじめたとします。2~3日ほどやってみて、あなたはすぐに体重の増減が気になりますでしょうか。また、すぐに結果が出なかったときにはモチベーションが低下してしまうでしょうか。

企画の仕事はすぐに成果が出ないことがほとんどです。何百・何千のアイデアを考えたところで、プレゼンまで持っていけるものはごくわずかですし、そこから採択されるものはさらに少なくなります。商品企画であれば、その中からヒットに結びつくものは一部でしかありません。まさに砂漠でダイヤモンドを探すような、終わりが見えない作業の繰り返しといえます。しかし、そういった長く孤独な作業の中からしかよいものは生まれません。ひたすら結果の見えない作業を繰り返せる人は、企画の仕事の資質があるといえるでしょう。

話がわかりやすい

あなたは言葉や文章で、自分の考えを的確に相手に伝えることができますでしょうか。相手にわかりやすい説明を行うためには、頭で考えた内容をかみくだいて再構成し、アウトプットする必要があります。できる人が当たり前のようにやっているこの作業は、実は非常に難易度の高い能力といえます。

この能力の取得には経験が大きく影響しますので、普段からSNSやブログなどで長い文章を書きなれていたり、人前で話す機会が多い方は優れているようです。相手にわかりやすく説明することが得意な人は、プランナーとして企画書を作成する際に大いに力を発揮することができるでしょう。

自分だけのこだわりを持っている

たとえ他人には理解できなくても、自分だけの強いこだわりを持っている人は企画の仕事に向いています。ファッションであれグルメであれ趣味であれ、まわりの意見に左右されずに自分だけ独自の基準で物事を判断できるということは大切です。

企画の仕事では、”あなただけしか出せないアイデア”をどれだけ出せるかが求められます。その際に、あなた自身の独自の価値基準を持っているということが強い武器になるのです。あなたは”これだけは絶対に譲れない!”と言えるものをいくつ持っていますでしょうか?

コミュニケーションが得意

営業職などと異なり個人ワークのイメージが強い企画職でも、コミュニケーション能力は必須といえます。アートの世界では自分の作品があなた自身を饒舌に語ってくれますが、企画の仕事では自らの企画をプレゼンテーションする必要があります。

どうすれば相手に自分の思いを正しく伝えられるかを考えることは、きわめて濃厚なコミュニケーションといえるでしょう。プレゼンの場では一方的に相手に伝えるだけでなく、相手の表情や動きから感情を読み取り、臨機応変に内容を変えるという高度なスキルが求められることもあります。人に興味を持てる人こそが、企画の場でも輝けるのです。

新しいもの好きである

他人より先に情報を得ることに喜びを感じる人は、企画の仕事に向いています。常に新しいアイデアを求めるためには、つね日ごろからの情報収集が不可欠です。情報には”鮮度”がありますので、プランナーは常に新しい情報を得るための努力を怠りません。

流行のものはとりあえず試してみたり、できたばかりのスポットに足を運んでみたりなど、一見するとミーハーなタイプほど鮮度の高い情報を持っています。また、自分自身の過去の成功パターンをなぞらずに、あえて新しいパターンをさがしてしまうような”繰り返しを嫌うタイプ”も企画の仕事に向いているといえるでしょう。

やってみてから考える

ビジネスでは石橋を叩いて渡ることが必要な場面もありますが、企画の仕事ではやるまえに考えこんでしまうタイプは向いているとはいえません。何事もやってみないと結果はわかりませんし、とりあえずやってみることで次に何をすべきかを見極めることができます。

アイデアに関しても、ラフな段階でまずは誰かに話してみて反応を見るほうが早く正解にたどり着くことができます。企画の仕事に失敗はつきものです。むしろやってみて失敗するよりも、やらないでいるままのほうがリスクが大きいケースもあります。企画の仕事では、まずは走り出して、走りながら方向を決めていくという姿勢が求められるのです。

ディテールにこだわる

物事に対して細かいところまでこだわりを持てるかも、企画の仕事をするうえで重要な資質です。自分の仕事はもちろん、他人の仕事であっても不完全な部分やバランスの悪い部分が気になって仕方が無い、という方は企画の仕事に向いています。

ディテールにこだわるのは”より良くしよう”と思う気持ちの表れであり、その思いの積み重ねが常に最善をつくす姿勢へとつながります。企画には”これがベストである”という状態がないため、最後の最後まで妥協せずに細部にこだわり抜く姿勢が要求されるのです。

物事をおおざっぱにとらえられる

ディテールにこだわるのと同時に、企画の仕事では物事の本質をつかむ力も要求されます。日々のニュースや事件から、その裏にある世の中の流れや本質を直感的につかむことができる人は、一流のプランナーになれる資質があります。

細部だけに目が行ってしまうと、物事の本質を見逃してしまいます。時にはミクロで、時にはマクロで物事を捉えられるような、柔軟な視点こそがプランナーに求められる資質なのです。大局を見る力と細部へのこだわりを両立できる人材は、企画の現場で重宝されます。

知らないことをそのままにしない

会話や会議の場で知らない単語や情報が出てきたときに、それを知らないままでいるか、恥を忍んで確認するかでその人の持つ情報量は大きく変わります。その場で聞くタイミングが無ければ、落ち着いてから別の場で確認するのもよいでしょう。

新聞や雑誌、テレビなどのメディアで知らない情報に遭遇した場合でも同様です。スマートフォンがあればどんな情報でも瞬時に調べられますので、その手間を惜しんでわからないままにしてしまうタイプはプランナーには向いていません。知らないことをそのままにしておくことが気持ち悪い、と思うタイプは企画の仕事に向いているといえるでしょう。

負けず嫌いである

人と競い合い、勝つことに喜びを見出すタイプも企画の仕事に向いています。何かをするときには、まずあなた自身の”仮想のライバル”を見つけて、その相手に負けないことを目標にしてみましょう。

仮想のライバルは身の回りの誰かでも良いですし、あなた自身が目標とする業界の有名人でもかまいません。企画の仕事では、アイデアのユニークさや企画書の作成技術、プレゼンの巧みさなど、ライバルから学べることがたくさんあります。仮想のライバルを作って競うことで、相手の良いところを吸収しつつ自身の成長につなげることができるのです。

企画の仕事に向いている人の特徴を深堀り

ここまで10個の資質をご紹介しましたが、これらに共通するテーマは「変化を楽しめるかどうか」です。企画の仕事は常に新しいものを生み出す作業であり、昨日と同じことを繰り返すルーティンワークとは正反対の性質を持っています。

また、10個の資質の中には一見矛盾するものも含まれています。「ディテールにこだわる」と「おおざっぱにとらえる」はその典型例です。これらは矛盾しているのではなく、状況に応じて視点を切り替えられる柔軟性こそが求められているということを示しています。

さらに「コミュニケーションが得意」と「自分だけのこだわりを持っている」という資質も一見すると相反するように見えます。しかし自分の個性を持ちながら他者との関係を築ける人こそ、チームの中で際立ったプランナーになれるのです。

10個の資質をただのチェックリストとして使うのではなく、自分の強みと弱みを把握したうえで「どのように伸ばすか」を考えるきっかけとして活用してみてください。

たとえば「新しいもの好きだが継続力が弱い」と気づいたなら、アイデアを出す前段階の情報収集フェーズで強みを発揮しつつ、継続が必要な実行フェーズでは仲間の力を借りるというチームの組み方を工夫することもできます。自分一人で10個の資質をすべて補う必要はなく、チームとして補い合う発想も企画の仕事では重要です。

企画の仕事への転職を考えているなら

以上の10項目に複数当てはまったあなたは、企画・プランナー職に向いているかもしれません。もし本格的に企画の仕事への転職を考えているなら、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • ポートフォリオを作る:自分のアイデアや企画書をまとめた作品集を用意しましょう。ブログ・SNS・同人誌・社内提案書など形式は問いません。
  • 業界を絞り込む:企画職は広告・ゲーム・食品・IT・出版など多くの業界に存在します。あなたの興味やこだわりが活かせる業界を選ぶことが大切です。
  • 転職エージェントを活用する:企画・クリエイティブ職の求人は非公開のものも多いため、転職エージェントへの登録が有効です。専任のキャリアアドバイザーがあなたに合った求人を紹介してくれます。

また、企画職への転職を成功させるためには、面接で「どんなアイデアを持っているか」「どのように課題を解決してきたか」を具体的なエピソードで語れる準備が必要です。過去の経験を企画の仕事に結びつけながら話せるよう、事前にしっかり準備しておきましょう。転職前に副業や社内提案の形で小さな実績を積んでおくことも、選考を有利に進めるうえで効果的です。

まとめ

いかがでしたか。

10個の資質をまとめると以下の通りです。

  1. すぐに結果を求めない
  2. 話がわかりやすい
  3. 自分だけのこだわりを持っている
  4. コミュニケーションが得意
  5. 新しいもの好きである
  6. やってみてから考える
  7. ディテールにこだわる
  8. 物事をおおざっぱにとらえられる
  9. 知らないことをそのままにしない
  10. 負けず嫌いである

これら10のチェックリストのうち、7つ以上の項目に該当する方は企画の仕事の資質があるといえるでしょう。たとえ今日までクリエイティブとは無縁の生活をしていたとしても、あなたには隠された企画の才能があるかもしれません。

企画の仕事に求められる資質は、一朝一夕で身につくものばかりではありません。しかし日々の生活の中で意識的に「なぜだろう?」「もっと良くできないか?」「この問題を面白く解決できないか?」と考える習慣を持つことで、少しずつプランナーとしての思考回路が育っていきます。

10個の資質すべてを今すぐ持っている必要はありません。大切なのは「自分に足りないものを自覚し、意識的に伸ばそうとする姿勢」です。その姿勢こそが、長期的に企画職で成長し続けるための最大の原動力になります。

企画の仕事は、数字や成果がすぐには見えにくい地道な積み重ねの連続であり、それに耐えられる忍耐力がある人ほど長く活躍できます。しかしその先に、自分のアイデアが形になり、多くの人に届く瞬間の喜びは格別のものがあります。少しでも興味を感じたなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。この記事を読んで企画の仕事に興味を持たれたようであれば、ぜひアイデア総研の他の記事にも目を通してみてください。アイデアの出し方やクリエイティブな働き方について、さらに深く知ることができます。もしかしたら、あなたの新しい世界が開けるかもしれません。

企画書の書き方|初心者でも通る7つのステップと構成テンプレート

こんにちは、アイデア総研の大澤です。

突然ですが、「企画書を作って」と上司に言われて、真っ白なPowerPointを前にフリーズしてしまった経験はありませんか? 会議まであと3日しかないのに、カーソルだけがチカチカと点滅する……あの焦りと絶望感、よくわかります。でも安心してください。企画書には「型」があります。この型さえ身につければ、誰でもわかりやすい企画書が作れるようになります。

企画書の「型」は、企画書の基本的な「型」である”FPSE”を覚えよう!で説明したように

  • Fact(事実)
  • Problem(課題)
  • Solution(解決策)
  • Effect(効果)

4つの要素で構成されます。

まず「事実」を集め、そこから「課題」を抽出し、それに対する「解決策」「効果」を説明するという流れが、最も相手に伝わりやすい企画書の構成です。この流れは、ビジネスの現場で何百枚もの企画書をレビューしてきた経験から導き出された、いわば”企画書の黄金律”とも言えます。

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企画書の書き方の基本である”FPSE”を覚えよう!

こんにちは、アイデア総研の大澤です。

ビジネスの場で使われる企画書には、さまざまな種類のものがあります。

社内向け企画書や社外向け企画書、事業企画書に商品企画書、WEBサイトのコンテンツ企画書など、同じ企画書でも目的によって内容が異なります。

また同じ目的の企画書であっても、作り手の好みやセンスによってデザインや構成は千差万別です。

そのため新米プランナーにとっては、いざ企画書を作るときに何から手をつけてよいかわからなくなってしまいがちです。

ですが、実はさまざまな種類があるように見える企画書も、書き方の基本となる「型」は共通であることをご存知でしょうか。

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